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Shrinkを読んで~あなたのことを知ってくれてる人がいます~

前回の投稿から少し間が空いてしまいました。
以前の僕なら
「週1本は書くと決めたんだから」と書くことが目的になって気持ちの乗らないものをとりあえず書いた
または
惰性でそのままnote自体をフェードアウトさせていた
どちらかだったと思います。

気持ちが落ち気味だったり落ち着かない出来事があったりでしたが、その辺りが回復してきたので、久しぶりに書くことにしました。

今回は、マンガShrinkの好きな言葉シリーズ3回目です。

「私の病気を知ってくれている人がいる。
それだけでこんなに安心できるなんて思わなかった。」

この言葉を選んだ理由は2つあります。
1つは僕自身の経験。
もう1つは僕の仕事のスタンス。

朝起きたくない、食欲がない、仕事に行きたくない、デスクにいると過緊張(ベッドサイドで患者さんと話している時はリラックスしていた)、過剰な自己否定、すぐお腹を壊す、意欲低下、無表情。

こんな症状が続いて精神科を受診して以降、担当医は診察の度に、僕の話しを遮らずに否定せず聴いてくれて、この言葉を掛け続けてくれました。
「僕はローレルさんが好きです」

もちろん、愛の告白ではありません(笑)

話しを聴いてくれたこと
自分のつらさを理解してくれたこと
自己否定してきた自分自身の生き方を(好きという言葉で)肯定してくれたこと

それらがただただ安心させてくれました。

仕事のスタンスで言うと、僕の原点は「末期がんの患者さんの心のケアをしたい」なのですが、心のケアを少しひも解くと

「まずはじっくり気持ちや話しを聴く」
となります(僕の場合)。

以下に書いたエピソードは「聴く」という僕のスタンスが伝わって、安心してもらえたからこそと思っています。

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