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気になるますのすし

昨日に引き続き、鱒の寿司のこと。
鱒の寿司のことが気になって調べてみると、「自然の恵みへの感謝と祈りの儀式の中で神前に供えるお寿司」と紹介されていた。
やっぱり特別なお寿司という感覚は間違ってなかったんだと、幼い頃の自分を何故だか誇らしく感じた。
そんな歴史を知ってしまうと、手の込んだ入れ物に入っているのもピンク色の綺麗いな丸いフォルムも確かに縁起のいいものに見えてくる。

昔ばなしや伝承に登場するような神への捧げ物というと、生贄だったり破ると過酷な罰が待っているような殺伐としたものも聞いたことがあるが、「鱒の寿司」は良い。工夫と技術を凝らした美味しいものというのが、神様と地域が密着している、ある種の親しみのようなものを感じさせる。職人さんが、張り切って寿司を作っている様が目に浮かぶ。
だから、「富山県」という名前自体が縁起の良い名前なのだろうか。
新たな謎が生まれてしまったが、今日はこのへんで。


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雨音ムッツ
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