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介護職員のキャリア形成と中間管理職

介護職の給与は低いと言われ、処遇改善加算などの一定の取り組みが
続けられているが、介護職全員の給与を一律にこれ以上高めることは本当に
可能なのか?
日本社会の諸々の状況、制度上をみて現場の介護職員も気づいているはず。

混合介護、自費サービス等によって収益を高める方法もひとつあるが、
介護職員一人ひとりがその収益に生産性をあげた形で、貢献できないと、
従来の労働時間の中でサースを生んでも本人がもらえる賃金は大きく
変わらない。
また、人員基準緩和は効果としては大きいと思うが、緩和した分社会
保障費抑制に回されたり、緩和のための基準クリアに書類だ記録だと違う業務が作られる可能性もある。
とはいえ、私もこうした売り上げを作り出すことは常に考えるべきと思っている。
一方、働く本人たちは制度が変わってくれるのをじっと待つでは、
いつ処遇がよくなるかは、まさに神頼み···経験的にも自分のキャリアビジョンを
きちんと持つことは大切だと思う。しかし、ここでもっと問題だと感じて
いるのは、既にポストが上がった中間管理職の存在。
例えば、ホーム長▪事業所管理者、その他主任、係長、課長、部長等々···
多少年収が上がったポストで、もちろん日々忙しいわけだが、そこに落ち着いてしまっている人も多い気がする。さらに上のポストを狙ったり、他の
チャレンジを常に続けたり···
いつか自分のポストを部下に譲れるようにしているか?
介護職員や部下にどういった努力や学びをして、今があるかを語れているか···?
介護職に憧れられるキャリアの一人になっているか?
自分自身もできてなかったので、最近はそうしたことをよく考えている。

まぁ、自分のような経験をしたいって人、絶対いないと思うけど···(笑)

自分は、カリスマや才能ある経営者でもなく、偏差値も高くはない。
2浪した上、偏差値30代の大学をギリギリ卒業···
介護職時代は仕事が遅く、夜勤一緒にやりたくないって言われるし···
ケアマネ試験は3度も落ちたし···
書いてて泣けてくるが···(笑)
テレビやネットに登場しているような、憧れるけど、手の届かないような、
そんなスーパービジネスパーソンとは程遠い···(笑)
だか、こんなできない介護士😢でも、年収を上げる方法はある。
参考にしてもらえることもあると思っている。

年収が全てではないので、それを「私は選択しません」て人は、
それでも全く良いと思っている。

ケアマネなど業界の中で他職種を目指したい。
看護師の道にあこがれる。
介護士としてずっと現場にいたい。
介護を経験を他の業種へ繋げる。
本当に色々な選択があって良い。

ただ、これから先、ますます社会保障費は上がり続けるわけで、
介護保険報酬に頼る介護業界は、可処分所得が減りつづける可能性は高い。
稼ぐこと、キャリアを上げることもひとつの大切な選択肢だと思う。

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