真実はいつも1つか、2つか、3つくらいある!
前回、人の輪に依存しすぎて逆に体調を崩しているって日記を残した。
よって今日は自分をたっぷりと甘やかす日にした。
午前中に予定を済まして、本を読んだり映画を見たり。
相変わらず頭はボーっとするので、全部インドアで完結させた。
でも、なんだかんだ人との交流からは離れられないものと悟る。
私以上に体調を崩す友人からの相談に乗ったり、ありがたいことに私を気にかけてくれる友人からも連絡がやってくる。
しかし、私の体調を気遣ってくれたのかな、と内容を目にしたところ、ちょっと予想と違った推察がされていた。
どうも私の思っていた真実と違う角度からのメッセージだった。
私の心配というより、猫暮、君、何かしちゃった?って感じの心配だった。
ことの発端からまず説明したい。
一人の時間を作るにあたって、まず私はスマホの通知をすべてオフにした。いつも作業しているパソコンの通知も、仕事関連と個別のメッセージ以外(たとえば複数人で構成されているグループチャット)はすべて非通知にした。
もっぱらゲーマーの私はdiscordってアプリを多用しているが、特性上グループチャットの数が手に余るほど多い。これの通知もひっきりなしになっているので、気を取られないために心を鬼にしてヤマザキの春のオフ祭を決行した。
非通知!ポチッ
非通知!ポチッ
非通知!ポチッ
そうして今日の昼、大量の非通知モンスターたちを私の生活圏内から追いやって平穏を満喫する。結局個人宛の通知は切っていないからメッセージは届く。でも、こういった特別な連絡は私の人生に欠かせない大切な要素なのでしっかり応じる。
人の輪の中で躍起になることを避けて、自分の大切なものを見極めるための平穏なので、逆に1on1の交流は私に安らぎを与えてくれる。代替えの効かない存在を求めてくれているようで、私は一層うれしくなるのだ。
そうして自由気ままにふるまっているとき、あるサーバーで送別会のお報せがあったらしい。それも急に。
ちょうど通知オフにしたままだったから、その知らせを聞いたのはついさっきの出来事でまったく気づいていなかった。
キッカケは個人宛のメッセージ。
「え、Nさん辞めちゃうらしいけど、なんで猫暮さん反応してないの…? もしかして、Nさんと何かあった…?」
どうも話を伺ったところ、その人のサーバー辞めます宣言と、私が非通知で孤独の時間に浸かりはじめたタイミングがほぼ一致するらしく、きっと二人の間で何かあったんだろうとまことしやかに噂されていた。
しかもそれは井戸端会議ならぬdiscord会議でご近所さんの耳to耳へと伝染し、ものの見事に「不仲説」が浮上したのだった。
それはどうも真実らしい!
これはいち大事だ!
私「わわわ、やばいよ。私とNさん、不仲らしいよ!」
Nさん「まじかよ。それはやべえな。」
私とNさんは、しっかりばっちりと個人メッセージで連絡を取りあっていたのである。
うん、普通に仲がいい。
そして面白いことに、私とNさん以外の頭の中には「猫暮とNさんの不仲」をむすびつける確たる状況証拠がdiscordのサーバー上にきっちりそろう事となったのだ。
真実はいつも2つか3つくらいあるっぽい。
とか言いながら、今日も普通に仲良くしている。
私「どうする?不仲営業しとく?」
Nさん「よし、やるか」
エンターテイナーの血が騒いだので、みんなの信じる真実を「本物」にすることにした。このまま秘匿もできる、ってのが何とも不思議な状況だ。
実際のところ、その人にとって都合がよければ真偽ってわりとどうでもよいのかもしれない。
おもしろそうなので弁明しないまま過ごしてみようと思う。
さてさて、これからどんな真実が量産されていくことやら。
ちょっと楽しみである。(めずらしく性悪な猫暮であった🐈)
🐈️気に入りましたら、ぜひサイトマップも覗いていってくださいな🐈️
📕小説やエッセイ📕
🎉Kindle本*エッセイ集、出版しました!🎉
著・猫暮てねこ『恥の多い人生を書いてまいりました』
このページはAmazonアソシエイトの広告を含みます
ネコぐらしは『文字生生物』を目指して、毎日noteで発信しています。📒
※文字の中を生きる生物(水生生物の文字版)🐈
あなたのスキとフォローが、この生物を成長させる糧🍚
ここまで読んで頂き、ありがとうございます✨
#毎日note
#66日ライラン 絶賛参加中💨 49/66day