7年経っても

次男が学校を休んだ。
湿度が高くて調子が出ないらしい。
久しぶりの不調だ。
昨日も休んで、今日も休んだ。
いつも通り学校にメールで欠席連絡をした。
そしたら、教頭先生から、できれば電話で連絡してほしいとお返事がきた。
想像してみた。
電話で欠席連絡すること。
身体が固まった。全身が凍りつくような感覚になった。

やめよう。
無理するのはやめよう。
すぐに正直に自分の気持ちを教頭先生に伝えた。
わかってもらえた。

長男が学校を嫌がるようになったのは、7年前。
続いて次男も、「みんなと同じ」ではなくなった。

7年の間に、成長したつもりだ。
子ども達のおかげで、価値観も変わり、
自信を持って不登校と付き合えるようになった。
子ども達も、完全不登校ではなくなり、自分達のペースで学校に通えている。
学校には感謝しかない。
理解してもらえてると思っている。

でもまだ、電話で欠席連絡はできない。

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