映画感想「ゴッドファーザー」シリーズ
有名なマフィア映画「ゴッドファーザー」シリーズ
ついに、観ました。
「ゴッドファーザー」は、コルレオーネ一家と呼ばれるマフィア一家を中心に、家族、権力、裏社会の闘争を描いています。
ざっくりあらすじ
物語は、1940年代後半のニューヨークが舞台。
ヴィト・コルレオーネが一家のドン(ボス)として君臨しており、彼の息子たち、ソニー、フレド、マイケルはそれぞれ異なる人生を歩んでいます。
ヴィトは家族をとても大切にしている男です。
ある日、麻薬密売人のソロッツォが、麻薬取引への協力を求めるが、ヴィトはこれを拒否します。
このことでコルレオーネ一家は標的にされ、ヴィトは暗殺未遂に遭います。
ヴィトの負傷により、三男のマイケルがファミリーを守るために行動を起こし、ソロッツォと彼を支える汚職警官を殺害します。
この事件をきっかけに、マイケルは徐々にファミリーのビジネスに巻き込まれていきます。
その後、ヴィトは回復し、一家の内紛や他のマフィアとの対立を解決しようとしますが、最終的に一家の統制をマイケルに譲ります。
マイケルは冷徹なリーダーとして、敵対する勢力を次々に排除し、
コルレオーネ一家を再び強力な組織に立て直す。
という感じです。
パート2は続編で、2つの物語が並行して展開されています。
1つはヴィト・コルレオーネの若き日の物語。
ヴィトが徐々に力をつけ、コルレオーネ一家の基盤を築いていく様が描かれています。
もう1つはヴィトの息子マイケル・コルレオーネの現在の物語。
1950年代のアメリカで、マイケル・コルレオーネは、一家のドンとしての地位を固めようとしていますが、裏切りや陰謀に直面。
特に、マイケルの信頼していた兄フレドが裏切りに関与していたことが明らかになります。
また、マイケルは政治家との関係を深め、合法的なビジネスへの移行を試みますが、依然として犯罪組織としての一面が強く残り、うまくいきません。
マイケルは敵対勢力を排除し、フレドに対しても厳しい措置を取りますが、その過程で彼は家族との絆や人間関係を次々に失っていきます。
そしてパート3は、老いたマイケル・コルレオーネが一家の正当化と平穏を求める物語。
(ざっくりすぎて、もはやあらすじですらないw)
結論、面白かったです。
3部作2日で一気見しました。(1本3時間近くあります)
けど、シリーズ通して悲しい話。
誰が敵で、誰が味方なのか。ハラハラして観ていました。
(同じようなおじさんばっかりで、見分けがつかないw)
完全に人間不信です。
マイケルに近づく人間がすべて怪しく見えてしまっていましたw
身内だとしても、裏切られ命を狙われるなんて、頭おかしくなりそう。
ファミリーを守るためと言いながら、非情な決断をしていくマイケル。
しかしその結果、実の兄弟を失い、最期には大切な実娘まで亡くし。
本末転倒では?
巨万の富を得ても、自分の命を狙われたり、大切な人を失ったり、
そんな人生、全然幸せじゃないよね。
最初こそ、のし上がっていく様がかっこよかったり、スカッとしてたけど、
パート2、3と観ていくと、どんどん辛くなっていく。
パート3に至っては、マイケルもかなりおじいちゃんなので、正直かっこいいとかもうなんもなくて、
とにかく可哀想になってきた。
犯罪ビジネスから手を引き、懸命に合法化を試みますが、
結局は暴力と陰謀の渦中に引きずり込まれてしまう。
自業自得なんですけどね。
どんなに過去の犯罪を正当化しようとしても、罪からは逃れられない。
ってことなんでしょうかね。
最終的にマイケルの人生を見守ってる気持ちで観てたけど、
悪いことはするもんじゃないよ。
やっぱ平凡な人生が1番幸せだよね。
まったく縁のない世界だけど、結構感情移入してたりして、
すべて観終わったあとは、しばらくシューンとしてましたw
余談ですが、みなさんは、海外映画を楽しむ際は字幕派ですか?
吹替派ですか?
私は声優好きなので、吹替版で楽しむことも多いです。
出演俳優が好きな場合は、両方観るw
今回マイケル(アル・パチーノ)役が森川智之さんでした。
めっっっちゃいい声。大好き。すごい良かった!(語彙力w)
それだけでも私にとっては観る価値あった。
今度は字幕でも楽しみたいです。
おわり!
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