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【躁うつと生きる】子どもを抱きしめているようで、抱きしめられていること

今朝は末っ子がなかなか朝ごはんを食べ始めなくて、そんな些細なことでイライラしていました。
敏感な末っ子は、私がイライラしていることにすぐ気が付きます。
保育園に送って行った時も、あまり笑顔をかけてあげられず、いつもより元気がないまま見送ることになりました。

私のイライラの原因は、きっと眠れなかったこと。
うとうとしたのがせいぜい30分くらいだったか、全く眠れませんでした。まどろみもせず、とはこのことかと思うほどです。
寝ないといけないと思えば思うほど寝られず、朝起きられなかったらダメだと思うと睡眠導入剤も飲めなくて、結果夜は眠れなかったのです。
どこかで、日中寝て取り返せばいいと思う甘えがあったのです。
でもやっぱりそれは良くなかった。
生活リズムを整えることは、躁うつ寛解のために必要なことなのに。

お迎えに行った時、この自分の甘えを、激しく後悔することになりました。
末っ子は先生に抱っこされていました。
友達とトラブルがあったのです。
けんかをして、手がでてしまったと、先生は話してくださいました。
その瞬間、私のせいだと本能的に感じ、私は泣き出してしまったのです。パニック発作です。周りにいた園児たちがびっくりして集まってくるくらい、私はパニックを起こしてしまいました。先生もびっくりして、「大丈夫ですか!?」と心配してくださいました。
「大丈夫です」と、なんとか無理やり笑顔を作って、逃げるように帰ってきました。

玄関に着くと、私は末っ子をぎゅーっと抱きしめました。
末っ子は自分が友達に手をあげたせいで私が泣いたと思って、「ママごめんね、ごめんね」と謝ります。違うのです。謝らなくてはいけないのは私。
乱したリズムを良しとして、幼い子どもに八つ当たり、みだりに傷つけてしまったのは、私です。
子どもを抱きしめているつもりで、本当は私が抱きしめられているのです。
朝も、そうすればよかったのです。
ぎゅっと抱きしめてあげていたら、イライラなんて、きっとしなかった。そしたら末っ子だって友だちを叩くことも、きっとなかったー。

明日は土曜日。
保育園もお休みだから、朝から外へ出るという、今の不安定な私にとってリスキーなタスクが減ります。
少し朝寝坊して、たくさんたくさん、ぎゅーっとしようと思います。
ママを、たくさん抱きしめてもらおうと思います。
甘えん坊のママを、不安定な私を、今一番充電してくれるのは、この子なのです。
こんな私を必要としてくれる、かけがえのない、大切な私の、大事な子なのです。

タイトル画像の折り紙は、末っ子ちゃん作。
寿亀っていうんですね、知らなかったー。

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坂縞理子
毎日思ったことを書き連ね、心の整理をしています。読んでくださるだけで、励みなっています✨感謝の気持ちを込めて🌹ありがとうございます✨

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