「独自の美しさ、美しさは生き様である」
人にはそれぞれが持つ美しさがあると思う。
顔の造作でいう美しさは、時代によって変化する。
その時代の基準みたいなものだ。
そんなことはどうでもよい。
人には持って生まれたものがある。
確かにこういう顔だったら、と憧れる顔はあるが、果たして本当にそうなりたいのか?
時代の基準がその顔が美しいと判断されるからなのではないか?
なぜこんな事をいうかというと、同じ顔が多い。
同じ化粧、同じ髪型、同じ服という意味だ。
人と同じだと安心するからか、流行りだからか。
正直言って、没個性だし、似合っていない場合が多い。
なぜなら、持ってるものが違うからだ。
骨格も顔立ちも、肌の色、髪の色、体型、すべてが違うからだ。
その人が持つ美しさがある。
生まれ持った姿や形、そこにプラスされる生き方や考え方のようなもの。
重要なのは、生き様だと思っている。
意地悪な人は意地悪な顔、優しい人は優しい顔になっていく。
歳を重ねれば重ねるほど、顔に刻まれていく。
整形して、しわやたるみをとった顔は確かに美しい。
美術品ならの話だが。
人間である。
様々なことを経験して、喜怒哀楽が刻まれていく。
その過程で得た学びや感情、思いなどがその人の生き様である。
自分の生き様に誇りを持っている。
これが、私が思う美しさだと思っている。
美しさは自分が創っていくのです。
それぞれが持つ美しさ。
基準に当てはめるのではない見方や感じ方。
そういう意味での価値観が多くの人に広まると、世界は多種多様の光の粒で満たされると思う。
そんな日がくることを願う。