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「母性」

母性について書きたくなった。

母性というと、女性に対しての言葉でかつ母の愛を連想させる。

だが、誰かの子であったとしても、全員が母になるわけではない。

様々な理由で母になれなかった人。

自身で選択肢母にならなかった人。
私は、母にならないことを決めた人である。

母になったけど、どうしても子供を愛せないと悩む人もいる。

母性という言葉は、女性にとってどうなのだろう?と考えた。

主に、母親としての性質のように使われることがあるがそうなのだろうか?

母性=母の愛

このイメージが違和感を感じる。

そして、女性特有のイメージ。

私には子はいない。
どちらかというと子供は嫌いだ。
と人には言っている。
本当は嫌いではない。
子供を一人の人として見てしまうため、他の人が子供に接するようにできない。

子供は社会的に未熟であるが、人としては大人と同じと考えるからだ。
なので、面倒くさいので子供は嫌いと言っている。

あ、話がそれたな。

母性とは
すべての命あるものを慈しむ気持ちなのではないだろうか?

そして、性別は関係ない。
年齢も関係ない。

母性と同様に父性という言葉もある。

父と母という概念でできたのかもしれない。

今は多様だ。
同性のカップルが子供を育てる場合もある。
血の繋がりだけではない。

周りを見渡すと性別を特定する言葉は多い。

人によっては違和感や不快に感じることも、圧を感じることもあるかもしれない。

母性という言葉は、女性にとっての負担になる場合もある。
なんとなく、母性がないといけない、という圧。

人は育った環境や持っている特性は様々だ。

母性という言葉も、本来はもっと大きく深く、多様なものなのかもしれない。

だから、私は、母性とはと聞かれても、こうです、と答えることができない。

私にも母性はある。
その母性は、人間愛の世界に向かっているのかもしれない。

人それぞれの母性。
これも決めつけるものではないのかもしれない。

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