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フェブラリーステークス(GⅠ) レース考察と期待の穴馬

1.JRAのダート戦線締めくくり

今週末はGⅠフェブラリーステークス!
JRAの番組体系的に、ダートGⅠが12月のチャンピオンズカップとこのフェブラリーステークスのためちょっとした一区切り
最近はサウジカップが同じ週に重なっているため、超一流どころが出走しないのが聊か残念なところはあるけど、今年の出走馬はこの後の交流重賞を含めたダート戦線の中心になりそうなお馬さんが揃っていて、レース自体は面白そう。

そして、フェブラリーステークスもリピーターが多く、
直近はカフェファラオの連覇、以前ならコパノリッキーの連覇、ゴールドドリームの1着を含む3年連続好走にノンコノユメ、ベストウォーリアと5頭が名を連ねており、去年の1,2着馬ペプチドナイルとガイアフォースはどこまでやれるか。

今のところ、コース実績と崩れない戦績からエンペラーワケアとコスタノヴァ、勢いのある明け4歳勢のミッキーファイトとサンライズジパングが人気を集めそうだけど、攻略は一筋縄ではいかなさそうにゃ!

2.フェブラリーステークス レース考察と期待の穴馬3頭

まずは展開を考えていくと、
ミトノオー、アンモシエラ、サンデーファンデーが前走逃げているのに加え、ウィリアムバローズやスプリント戦で先行しているヘリオスもいて、逃げる可能性がある馬が4,5頭もおり、コース特性的にも速い流れが起きやすいところ、逃げ争いも生じそうでかなり速い流れになりそうにゃ。
その後ろの好位勢にミッキーファイト、エンペラーワケア、ペプチドナイル、メイショウハリオあたりの有力先行各馬が追走、中団にサンライズジパング、ガイアフォース、サンライズホーク、後方にタガノビューティー、アーテルアストレアあたりの隊列か。

先週の東京ダートのレースを振り返ってみると、逃げ・先行と差し追込が均衡しているような感じ。となると、流れが速くなりそうなここは差し追込勢の台頭を考える必要がありそう。

これを踏まえてどのお馬さんを穴候補にしてこうかにゃ。
想定オッズはネットケイバさんのものを参考にしているにゃ。

(1)ガイアフォース(想定オッズ9番人気 25.1倍)
1頭目はガイアフォース!
昨年、初のダート挑戦にも拘わらず2着に飛び込み三連単153万馬券の片棒を担いだお馬さん。今回はチャンピオンズC15着以来の出走でかなり人気を落としそう。
その前走は中京では不利極まりない大外16番枠から出遅れ。その上、終始外目を回る形になり、早めに押し上げた結果、早くも4コーナーの時点で下げ始め、直線に入る時点でガス欠に。
考えられる限りの中京ではアカン立ち回りの結果だけに度外視して良いと思うにゃ!
2走前の安田記念で4着と左回りワンターンの適性は高く力落ちがないと考えるなら、去年よりもオッズが着きそうな今回は穴馬として狙う妙味がありそうにゃ!

(2)タガノビューティー(想定オッズ15番人気 45.1倍)
2頭目はタガノビューティー!
昨年のJBCスプリントで念願の重賞制覇!しかも交流重賞とは言え初のタイトルがGⅠと長年の苦労が報われて猫も嬉しい気持ちになったにゃ!
ところがGⅠ馬として迎えた前走根岸Sはスタート直後に落馬、、、
その後、軽くなった背中で元気いっぱいに駆けて直線半ばでは先頭に出てきてしまい、競馬知ってるなーと感心してしまったのは余談。
というわけで競争中止直後の一戦ということで、想定オッズが15番人気45.1倍とかなり人気落ちしているけど、去年の4着時と比べて能力の衰えは見られず、今回、先行馬が多い展開を踏まえると、タガノビューティーが馬券内に飛び込む可能性は十分にあると思うにゃ。

(3)サンライズジパング(想定オッズ6番人気 17.4倍)
3頭目はサンライズジパング!
フォーエバーヤングを頂点にハイレベルと言われている3歳世代の中でも上位に位置付けられる一頭。ホープフルS3着の後しばらくはクラシック戦線で戦ったものの、皐月賞とダービーでは結果は残せず、夏休み明けからダートに復帰!
その後は5戦してチャンピオンズC以外は全て馬券内に好走!ジャパンダートクラシックでは上位2頭に離されたものの3着。
中1ヶ月で古馬に挑んだ、みやこSを派手な大外一気で制するも、そういう大味な競馬が合わない中京2戦では6着と2着で不完全燃焼。
ただ、逆に言えばコース特性と真逆の競馬をしてるのに惜しい結果とも言えるわけで、今回の出走馬からみた展開的に後方から差し込むサンライズジパングには合いそう。2歳時とは言えフォーエバーヤングに0.3秒差で食い下がった実績や直近の古馬との対戦見ても十分通用しているので、揉まれにくい外目の枠を引いたら面白そうにゃ!

3.まとめと予告

今のところエンペラーワケアとコスタノヴァが1.2番人気になりそう
だけど、ねこ的にはこの2頭は疑っているところ。昨年のフェブラリーSも似てるのだけど、どちらも重賞勝ちは1つしかないのに人気を背負い過ぎてるイメージ。
どちらも乗り替わり。そして両馬とも馬柱見れば感じる通り殆ど崩れとないだけに人気になりそうなのは分かるけど、去年の1番人気オメガギネスも同じような戦績で人気を裏切っているので、過信は禁物と感じるにゃ。

その一方で、昨年の勝ち馬ペプチドナイルやJDCでフォーエバーヤングに迫ったミッキーファイトの方が実績的には上位で力落ちも見られない中、1番人気にならないなら妙味がありそう。
何れにせよ、冷静に勝ち馬を見切れるように取り組まないとにゃ!

さて、考察はこれくらいにしておくにゃ。
当日にはいつものとおり予想指数を午前中にアップするので参考にしてください。
この記事見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。

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