【詩】ええんやで

どこかで料理研究家の土井善晴さんが、「ええんやで」と仰っていた。

いいなぁと思って心に残っているけれど、つかったことはない。

何かにチャレンジしてみるとき、取り組むとき、みんな100点を取ろうと、正解を見つけようとする。自分もよくそれを目指してしまう。

それが悪いわけではないけれど、間違ってもいいし、70点くらいとれていれば十分だよなとも思う。

テストで70点でも、分からなかったところは、これからの人生の中でじっくりと分かっていけばいい。
料理を失敗しても、「あちゃー、やっちゃったな」と笑って、楽しく食べてみればいい。

心がずっと元気で楽しいのが一番であり、それこそ100点だと思う。

100点を目指しても、正解を探しても、ええんやで。
でも、たまに立ち止まって、ばかみたいに笑っていても、ええんやで。