いよいよ逆襲!?「ゆうちょ銀行」の残念なアプリたち【2024.3.10更新
全国津々浦々に支店があるのがメリットの「ゆうちょ銀行」。私も利用しています。
それでありながら、「ゆうちょ銀行」がリリースしている数々のアプリはなんとも「残念」なのです。
面倒な手続きの末、残高しか見られなかった「残高照会アプリ」
最初に紹介したいのは「残高紹介アプリ」です。
この「残高照会アプリ」は、ゆうちょ銀行のインターネットバンキングサービス「ゆうちょダイレクト」の若干めんどくさい手続きを済ませると、利用することができました。
さてこの「残高照会アプリ」。名前の通り「残高照会」しかできません。
「振り込み」もできなければ、「定額預金」も申し込めません。
こちらのアプリは結局、何をしたかったのかよくわからないまま、 2020年4月22日に公開終了となりました。
郵便局で使えなかった「ゆうちょPay」
各社がしのぎを削るスマホ決済アプリ。
ゆうちょ銀行も後発ながら、満を持してリリースしたのが「ゆうちょPay」です。
しかし、リリース直後は
利用還元なし
利用できるのは「一部の郵便局」のみ
という、やっぱり「何をしたいのかよくわからない」アプリでした。私の近所の郵便局(地域の拠点となる大型の局)でも、リリース当初は「ゆうちょPay」は利用不可でした。
さすがにこの状況はまずいと思ったのか、0.25%のポイント付与がされるようになりました。
しかし、PayPayやSuicaが郵便局で利用できるようになった現在、あえてゆうちょPayを使う理由が全く見当たらないのが、正直なところです。
真打登場!?「通帳アプリ」
「残高照会アプリ」を廃止して、新たにリリースされたのが「ゆうちょ通帳アプリ」です。
「ゆうちょダイレクト」の申し込みは必要なく、残高だけを簡単に確認できるのが特徴です。
2020年12月15日にアップデートされたiOS版 Ver.2.0.0にて「生体認証を受け付けない」という不具合がApp Storeに報告されるようになり、私もその影響を受けたものの、以後の修正版では順調に使えるようになりました。
またここ最近では、10万円以下の送金サービス「ことら送金」にも対応し、機能性はますます向上しています。
きっと役目を終えた「残高照会アプリ」も、ワイがやりたかったのはこういう機能なんや…、と言っていることでしょう。
ゆうちょ銀行の総資産は、3大メガバンクに並ぶレベル。 それでありながら、スマートフォンアプリのサービスは「やっと最低限レベルに達した」と言わざるを得ません。
多くの人が利用している、だからこそのサービス向上をお願いしたいところです。