高そうに見えたジムの壁、案外いけた話
ジムに行こう!
そう思い立ち、9月からジムに通い始めた。
この夏はとても暑過ぎて、散歩というものを全くしなかった。歩くのはソファとトイレの往復のみ、なんて日もあった。
そうしているうちに、お腹の周りが気になり出した。体力もどんどん落ちている気がする。このままではいけないと危機感を覚え、ジム通いを決心した。
しかし、私とジムの間には、割と高めの壁があった。
なんだかジムって、意識高い系の人が行くのかなぁ…。やだなぁ…。お互いの筋肉を見せつけ合いながら鍛えてるのかなぁ…。プロテインはこれがいい!とか話してるのかなぁ…。私の中でのジム像が勝手に出来上がっていたが、思い切ってジムの壁に挑むことにした。
まず最初にフィットネス選び。私は、エニタイムフィットネスに決めた。理由は、家から通いやすいところにあるということと、入会すれば全世界のエニタイムを利用できるなんてかっこいいじゃん!という単純なものである。
店舗に予約のメールを送り、次の日、見学とマシンの体験を行った。
担当の人に一通りマシンの使い方を教えてもらう。私が一番心配していたのは、マシンを自分一人で使えるか、ということだったが、スタッフがいる時間であれば、マシンの使い方がわからなくなっても聞きにいけるとのことだった。心配が解消された。
そして次の日から、本格的にジムデビュー。私は体力をつけることが目的なので、自分のペースでトレーニングをこなしていく。私が勝手に思い描いていたジム像などはなく、みんなが黙々とトレーニングしている。
ジムに通い始めて、よく眠れるようになったし、普段から姿勢を意識するようになった。
高そうに感じていたジムの壁、ポンと飛び越えたようだ。
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