雑記221。「人間失格」、忘れないようにと焦る。
とにかく忘れる。
昨日食べたものなんて覚えているわけがない。
さっき食べたものだって怪しいものだ。
そんな感じで、膨大な情報をものすごい勢いで忘れる。
そのうち記憶が何も無いすっからかんになってしまうのではないかと恐怖さえ感じる。
電話番号。そんなもの、携帯の登場から久しく覚えていない。
これは必要性が低いからまぁ納得なのだが。
複数桁の数字を覚えるのも苦手だし、人の名前も覚えていられない。
逆に覚えていられるものとはなんだろうか?
家の住所。忘れると帰れない。
自分の名前。流石に何度も読み書きしているので忘れない。
今日覚えた英単語は確実に忘れる。
こんなおいらに対策はあるのだろうか?
・とにかく1日中メモしている。
・覚えたいものは何度も繰り返す。
こんな単純なことだけれども、これくらいしかやれることはない。
よく寝る、寝る前に覚える、とか。
今書こうと思った事さえ忘れてしまう。
どうしようか…「人間失格」である。
とまぁ、太宰治の「人間失格」を読了したという、
そういうお話。