IVSに参加した経営メンバーが口々に「悔しい」と言いながら帰ってきたので、その理由を聞いてみた〜IVS2023参加レポ〜
2023年6月に開催されたIVSにLAPRASの経営メンバーが初参加してきました。楽しんで帰ってきたかなと思いきや、「悔しい…」と言いながら帰ってきた経営メンバーに、IVSで何があったのかの裏側を聞いてみました!
なお、今回の参加や登壇にあたり、ONE CAREERさんには大変お世話になりましたので、この場を借りてお礼をお伝えさせてくだい。本当にありがとうございました。
朝から晩までIVSに捧げた3日間
CEO 染谷:ずっとIVSというイベントは知っていたのですが、自分が参加するというイメージはなぜか持っていませんでした。今回、PRの大西さんに、リアルで人と会って話す場に行ってはどうか?という提案を受けて、自分とCTOの興梠さんと大西さん3人で行ってきました。
1日目の昼に集合して、3人でランチをして、お揃いのTシャツで会場入りしました。会場についてからはそれぞれバラバラに行動し、たまに集まって情報を共有して、またそれぞれに動く感じでした。夜もそれぞれバラバラに飲み会に参加しましたね。
CTO 興梠:染谷さんはセッションを聞いてまわって、大西さんは投資家さんと一緒に回って、自分は会場内を一周色々と見て回る、と分担して動いていました。翌日の登壇の資料をたまに集まって作ったりもしましたが、基本は各自でそれぞれ目的を持って動いている感じでした。
染谷:2日目は朝活で、7時半から即成院さんにお参りしてきました。即成院さんはIPOを目指すベンチャーでは有名なお寺なのですが、本来は紹介がないと行けないところIVSの朝活であれば行けると聞いて、張り切って参加したら、朝早くて9人予約していたはずが2人しかいなくて笑
でもしっかりとお参りして、お札と数珠をいただいてきたのでバッチリです!
その後お昼頃に会場に集合して、14時からHR横丁に登壇させていただき、交流会等に参加させてもらいました。
その後は1日目と同じで、たまに集まって情報交換しながら、基本は自由行動していました。夜もそれぞれ別の飲み会に参加していました。
興梠:自分は2日目の飲み会後は、3日目の3分ピッチの準備とリハーサルを深夜までやっていました。3分に収まらなくて…
染谷:3日目は11時にHR横丁があって、14時半からPRのピッチがあったので、早めに入って準備をしつつ、間の時間はまた各自回ると言う感じでした。無事に全ての登壇を終えられて良かったです。振り返ってみると、結構タフな3日間でしたね。
久々のオフラインの交流で掴んだもの
染谷:オンラインでの交流だと、なかなかその場から離れたことを話すとかは難しいと思うのですが、オフラインだと「偶然性」が高いものが起きて。たまたま夜の飲み会で話したことがきっかけで面白い話ができたり、偶然な出会いから話が膨らんでいくのが良かったです。特に夜の飲み会では色々な人と繋がって、深い話をしたり、事業の相談をしたり、かなり有意義な時間を過ごせました。1対1でじっくり話をするのはリアルな場の方が良いですね。
興梠:違った視点で言うと、久々の有人での登壇はすごく楽しかったですね。人のリアクションが見れるので、登壇してても安心しますし、終わった後に各個人と話すことができるのもオフライン交流の良いところかと思います。リアルは良いなぁと思いました。
IVSは華やかな場所ですが、今回は参加する人のスタンスで見えるものが全然違うというか、ブース出展を回ってエンタメとして楽しむこともできれば、ビジネスの目的で人と繋がったり営業したりする人もいるという、いろんな目的を持った人が集まっている場所というのが、オフラインならではで面白かったとも思います。
「IVSどうでした?」「悔しい」の真意
興梠:IVSに参加して、自分たちより先を行っていたり上手くいっている人たちの「熱」や「勢い」をリアルに感じて、もっと自分たちも頑張らないといけないというのが強烈にインプットされました。社内の経営体制や、追いかけている数字や、それに対する熱量が、もっとレベルを上げていかないといけないと分かったのが、IVSの収穫だったと思います。
他社の話を聞くと、もっと必死さというか恐れずに必要なものを取りに行く姿勢があると思っていて、それが今後のLAPRASにも必要だと思いました。賢くスマートに行くだけじゃなくて、もっと行動を起こして泥臭く、「ギラギラ」していかないと、自分たちが目指す場所には届かないなと。
染谷:上場しているスタートアップや、上手くいっているスタートアップと自分たちの差をまざまざと見せつけられたというか。同じHR系のスタートアップでも、他社の熱を感じることで、自分たちのこれからに対しての危機感を感じることができました。上手く言語化できない部分でもあるのですが、行った人にしか分からない「(自社にはない他社の)熱量を肌で感じる」部分があって、自社が表に出る熱量で負けていると感じるのが、本当に悔しいと思いました。
興梠:特にセッションに登壇している方々は、自分たちよりも先に行っている訳で、やはり色々なことをタフにやってきている訳です。それでも、まだ上場の一歩手前だったりする。そうすると、上場を目指している自分たちは、今この人達ほど突き詰めてタフにできていない状態なのに、それ以上の成果を出して超えていかないと行けない。そういう意味で、視座をもっと上げてやり切らないと行けないと感じたのが、経営メンバーの「悔しい」「自分たちはもっとやれるはずだ」という感情に繋がっていると思いますね。
染谷:一方で、これまでLAPRASが築き上げてきたものを再確認することもできました。スタートアップ界隈でサービスを知ってもらえていたり、サービス内容やエンジニアの方の登録者数に対してポジティブなリアクションをいただいたり、サービスのコンセプト自体を面白いと言っていただいたり。LAPRASが作ってきたサービスが、価値があるものだったと確認できたことは、良かったと思います。
その上でも、まだ「やり切れて」ない部分がたくさんあるのが分かったし、差を見せつけられたと言うか、もう全然自分たちはまだまだというか。自分も会社もまだまだだと思いました。
次回のIVSまでの宿題はありますか?
興梠:基本的にイベント会場で「初めまして」と声をかけて話し始めるハードルが結構高いと思っているので、次回は登壇したり出展したりして、声を「かけてもらう」側に回れるようになりたいと思いました。後は、他社と繋がるということを、もっとエンジニアも頑張れるといいのかなと。勢いのある会社は、どんなポジションの人でも自社について熱く語れるという共通点があったので、エンジニアもまだまだ開発以外にもやるべきことがあるなと。LAPRASがもっとベンチャーの界隈で繋がりを作っていく必要があると感じたので、そこはエンジニアみんなで頑張っていこうと言いたいです。
染谷:次は出展や飲み会の主催ができるようになっていたいですね。自分たちで人と繋がって、集められるハブになりたいと今回思いました。そのためにも、もっと社外との繋がりを会社全体で作っていったり、突き詰められるところをしっかりと突き詰めていきたいです。あと次回は、もっと大勢で行きたいと思います。本当に今回参加してみて、危機感を肌で感じる部分があったので、その感覚をもっと多くのメンバーと共有して、より良いサービスにするためにみんなで頑張りたいという思いが強くなりました。
LAPRAS、もっともっと頑張ります!!
今回は、IVSに参加したメンバーに、振り返りも兼ねてIVSで感じたことを聞いてみました。
IVSから帰ってきた後に経営メンバーが全然ニコニコしていない(むしろ追い詰められたような顔をしている)ことが気になっていたのですが、裏側を知って、その危機感や焦りをみんなで共有して頑張りたいと思えました。
また次回、別のLAPRASの「裏側」をお届けできればと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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