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親子オンラインスクールcocowithを運営する上で大切にしていること②「依存先ではなく、居場所とする」

どうも、親子オンラインスクールcocowithの共同代表をしているジーコです。

今回から、親子オンラインスクールcocowithを運営する上で私が大切にしていることについてシリーズで書いていきたいと思います。
cocowithは一言で説明するのがめちゃくちゃ難しいので、こうやって言語化することによって自分自身も含めcocowith参加者及び、入会を考えている人の理解が深まればと思います。
(※ちなみにこの記事は完全に個人的見解です。「ジーコの考え=cocowithそのもの」とは限らないので、その辺はご理解下さい。)


前回はコチラ⇩


大切にしていること②「依存先ではなく、居場所とする」


親子オンラインスクールcocowithを運営する上で私が大切にしていることの2つ目はcocowithを「依存先ではなく、居場所とする」ということです。


「cocowithのスクール期間はどうして3か月間だけなのですか?」とよく聞かれるのですが、その1番の理由がまさに「依存先ではなく、居場所とする」ためなのです。

もちろん、cocowithでは3か月間のスクール期間が終わったら、「さよなら」というわけではなく、cocowithコミュニティに残ることもできますし、アウトプットや対話をメインとした卒業生コースもあります。
しかしながら、スクールという形で授業をするというのは3か月間だけとなっています。

これは前回の大切にしていること①「任せる」でも書いたことですが、cocowithでは「『与えられる』が当たり前という考えからの脱却」を目指しており、親子の自立を目的としています。

そのためにはcocowithを「依存先ではなく、居場所とする」必要があると考えたわけです。

どうしてそのような考えに至ったかというと、私はcocowithを立ち上げる前はフリースクールで働いていたのですが、子どもが学校に行けなくなって、やっとの思いで見つけたフリースクールに来るようになった子も、ひょうんなことがきっかけでフリースクールにも行けなくなってしまうということがあったのです。
そして、また親子が共に苦しんでしまういうことになってしまう…ということが。

そのような経験から、一般的なフリースクールのシステムでは、「依存先が学校からフリースクールに移るだけで、本質的な構造は変わらない」と思ったのです。

この依存構造を変えなければ、例え、今はフリースクールに通えていたとしても「またいつフリースクールにも行けなくなってしまうだろうか…」という親子の不安はずっと拭えないままとなってしまいます。

そこでcocowithでは、唯一の依存先ではなく、いつ来てもいい居場所の1つでありたいと考えたのです。

一般的なフリースクールは一度入会すると小学・中学を卒業するまで続くところ、cocowithでは3か月間で一旦区切りとしています。
そして、その後はcocowithに残っても良いし、辞めてもいい。
残った場合であっても、cocowith以外のコミュニティにどんどん参加して、たくさんの自分の居場所を持ってもらいたいと思っています。

実際に、cocowithには、フリースクールに通いながらや、家庭教師や英会話の習い事をしながらや、その他のコミュニティに参加しながら、cocowithに参加している子たちが多いです。

むしろ、cocowithをきっかけにやりたいことが見つかって、やりたいことができるコミュニティに飛び込めるようになってくれること願っています。

そして、疲れたときや嬉しかったとき、悲しかったとき、褒めてほしいとき、目標を聞いてもらいたいとき、とにかく誰かと話したいときに、cocowithコミュニティのみんなと話すといった心の潤滑油として居場所を使ってほしいと思っています。


そんなわけで、一見、「3ヶ月間って短いな」と思うかもしれませんが、それは「cocowithを唯一の依存先ではなく、いつ来てもいい居場所の1つ」とするためという理由があったわけです。


「居場所か」「依存先か」って、これっと結構大きな違いだと思いませんか??

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