言語と世界と体験。
今年も語学学習に多くの時間を割くことになると思うのだけれど、母国語である日本語も、外国語を学ぶ時と同じ姿勢で学ぶことにした。
なぜなら日本語だって、いつまで経っても完璧にはならないから。
10年前よりも今の僕の日本語コミュニケーションは上がっているし、10年後はさらに改善されているだろう。
そう思うといつまでも未熟な、英語やスペイン語に対しても勇気が湧く。母国語だって未熟な状態なのだ。外国語は尚更完璧にはならないけど。やればやるだけこれからも上手くなっていく。いつまでも成長できると思うと、こんなに前向きになれる分野が言語の他にあるだろうか。
しかも特に母国語は、日常生活に結びついているので、日々の生活からも、仕事からも、友達や家族とのコミュニケーションからも学びがあり、向上していく。アンテナさえ張っておけば全てが学びになる。そして、おそらくコミュニケーション能力・語学力は人生最後まで改善されていく。(瞬発力など、ある種の言語運用能力は衰える可能性はあるとは思うけど、全体としては向上していくと信じている。)
外国語も母国語と同じく、学習時間と日常を切り分けるのではなく、普段から日々のフィジカルな体験を、その言語に結びつける。体験と言葉。あらゆるシチュエーションから成長の種を見つけること。
そうすれば言葉は最強の生きがいになる。