英会話に持久力を持たせる読書方法３選「出会い系読書」「再読」「日本文化」を紹介します。

強いて言えば「デートを重ねて単語を覚える感覚」。

こんにちは、語学の裏設定のゆうです。今日は、英語力を高める読書のしかたを３つお届けしたいと思います。

その３つとは、

【出会い系読書】
１回会った瞬間に気になる人が頭から離れない原理を応用した読書法。読書前になるべく多くの単語との出会いを済ませ、それから読書する方法。

【再読】
一度日本語で読んだ本を、英語で読む。

【日本文化】
英語初級者は日本語で、中級者以降は英語で日本文化の本を読み、会話のネタをストックする。

特に最初の「出会い系読書」は、
脳汁がかなり出て前のめりな読書体験になるため、
１度味わうとハマります。

実際にわたしも英語初心者時代はこの３つを実践していましたが、英会話の体力が付き、会話がすぐに途切れなくなりましたし、オマケに自信が付きました。

以前別の記事でも書きましたが、
英会話が続かない原因は文法や単語もしかりですが、背景知識の欠如によるところが大きいです。
話すネタが無ければ、会話が続かないためです。 (聞き専にならない限り)

聞くだけでも、勉強になるので聞き専も決して悪いことではないのですが、できるものなら会話に積極的に参加したくありませんか？

もしお金を払って英会話の機会を作っているなら尚更だと思います。

今日の記事を読み、最初に掲げた３つの方法を実践することで、次第に会話の外野から内野へとシフトしていく自分に気づくことでしょう。

それでは自信と英語力、両方つける読書法の紹介を始めます。

１．出会い系読書で、単語力をつける

英文を読む時に欠かせないのは英単語の知識です。

知らない単語が多すぎる文章を読み進めるのは苦しいですよね。
また、知らない単語を調べながら読むのも苦しい。。。

そんな悩みを解決するのがこの「出会い系読書」なのです。

具体的にどうするかと言うと、

１．単語帳１冊に目を通す
２．読書
３．「前会ったよね君！」という再会の喜びで記憶を強化する

誤解してほしくないのは、
１のステップで単語帳の丸暗記をしなくても良いという事です。

１冊かる～く目を通して、
１度目の出会いを済ましておき、
２度目の出会いを本の中でするのです。

何のことかまだピンと来ない人は、ちょっと想像してみてください。

３日前に街で見かけたイケメンや美女の印象がまだ脳裏にボンヤリ残っているとしましょう。そして、今すれ違ってくる人がまさにその人だとすると「あ、あのときの人だ！」と３日前に出会ったときの情景が頭の中に鮮明に再現されませんか？

強烈に思い出すはずです。

この強烈な２度目の出会い現象を単語学習に応用すれば、
英単語が忘れにくくなるはずです。

頭の中の声を再現してみましょう。

１度目の出会いを単語帳で済ませておいて、
読書中に２度めの出会いを体験したならば、

Hello！君また会ったね！覚えているよ！

心の中で叫んでいるはずです。

それに、ちょっぴり嬉しいでしょう？

このように、喜びが乗ると単語って覚えやすくなると思うのです。

出会いにはワクワク感が伴います。無機的な単語帳を１冊目を通すのはちょっと苦しいかもしれませんが、その後に来るワクワクのために１冊頑張ってみてください。

(そんなわけですから、以前「単語学習は友達作りと同じ」という記事を書きました。もうちょっとワクワクを追求してみたい人はぜひどうぞ！)

ちなみに、TOEICなどの試験対策にも有効です。

TOEICの単語帳にざっと目を通し、それから長文問題をやってみてください！

「君も！君も！君も！さっき会ったよね！！！」

と脳汁が止まらないはずです。

私が受験したのはTOEFLで、使ったのは単語帳ではなく自作の単語カードでしたが、２度目の出会いが嬉しすぎて勉強が前のめりだったのを覚えています。もしよかったらこちらの単語学習術の記事も合わせてお読みください。単語カードが有効なのは、わたくしが保証します。

２．再読

ここで言う再読とは、
一度日本語で読み終わった本を英語で読み直す
ことを指します。

冒頭で、背景知識がない文章を読むのは大変だと書きましたよね。

日本語で一度読んだ本は内容を理解しているはずですし、
だいたいどこに何が書いてあるかも把握しているはずです。

これら、
内容情報も位置情報も、背景知識です。

特に、
どこに何が書いてあったかを知っていると、
慣れない英文でもスムーズに読み進めることができるはずです。

知らない単語があっても単語の意味を推測できるので、ストレス無く読めるだけでなく、辞書を引く時間も節約することができるでしょう。

３．日本文化に関する本を読もう

国際交流の場は、相手の国のことを知る機会になります。

「そうなんだ！」という発見に満ちているので、英語が楽しいと思うキッカケになることも多いことでしょう。

しかし、
自分が相手の国の知識を受け取るということは
相手に自分の国の知識を伝えることの必要性があることを意味しています。

これ、意外と盲点でわたしも英語を本格的に勉強して３－４年経つまでその重要性に気づいていませんでした。

オーストラリアに居た頃、Meetupという交際交流イベントに毎週のように参加していていたのですが、日本の歴史についての知識があやふやすぎて、日本に興味を持っている現地の人に説明できないことが多々ありました。

無知を思い知らされて、とても悔しかったのを覚えています。

彼らの立場になって考えてみましょう。
日本の歴史について質問したくて、日本人に質問したけど答えられなかった場合、興ざめしてしまいますよね。

そして、きっと別の日本人に声を掛けるはずです。
もしその人が知っていた場合、先の答えられなかった日本人に今後質問しようという気は起きないと思います。

つまり、その日本人は会話の機会を失うことになると言えませんか？

だから国際交流の機会が多い人ほど、日本について知らなきゃいけないと思うのです。自分にも痛い体験があるので、身にしみて感じています。

英語初心者の方は、日本語で日本文化の本を読み知識を蓄えましょう。
英語中級者以上の方は、英語で読み、発信できるようにしておきましょう。

このような準備をしておくことで、
会話を振られる率も高まると思ういますし、ひいてはチャンスに恵まれることが英語力の伸び幅を決定するのだと、今だからこそ振り返ってそう思います。

ちなみに昨日記事にしましたが、
Noteを有効活用することで読書と英語学習が更に捗ると思います。
具体的な方法を覗いてみたい方は、是非下のリンクからどうぞ。

まとめ

【出会い系読書】
１度目の出会いを単語帳で済ませておき、２度目の出会いを本でしよう。
ビビっと来て、強く印象に残るので、記憶にも残ります。

【再読】
一度日本語で読んだ本を、英語で読む。
背景知識があるので、読書がはかどります。

【日本文化】
英語初級者は日本語で、中級者以降は英語で日本文化の本を読み、会話のネタをストックする。

再読も良いですが、出会い系読書は面白さが桁違いに高いので、圧倒的におすすめしたいです。

是非一度試してみてください。

皆さんの英語学習がはかどりますように！

PS

ちなみに今日で連続投稿５０日目です。
今後も質を意識して、語学学習をされている方にお役に立てる記事を書いていきますので、今後もよろしくおねがいします。