英語学習につまずくなら、音読しよう。音読は語学の密教です。[連載vol.0]
こんにちは、語学の裏設定のゆうです。本日より音読の魅力から、実践法まで、徹底的に考察していく10連載を始めます。
音読とは、語学の密教です。
密教と呼ぶに恥じない証拠は山ほど挙げるができます。ここではシュリーマンという18ヶ国語を操る語学の天才の例を、不動の実例として紹介いたします。
シュリーマンはドイツの考古学者で、最初に学んだのが英語、それからフランス語やスペイン語、イタリア語からロシア語まで、身に着けましたが、根幹の学習方法は「音読」でした。
彼のとった学習法を大きく5つに部類すると、その半分以上が「声に出すこと」であることが分かります。
シュリーマンに関しての記事はまた後日書きますが、古来より多くの語学の天才を輩出した方法こそが、まさに音読なのであります。
小学校や中学校などの国語の授業を思い返してみてください。教科書の音読をしていませんでしたか?宿題で、教科書の音読は出ていませんでしたか?
このように、音読は古典的なのに現役なのです。
方法が古典的であるという場合、それは有用性があるから長く受け継がれてきているのです。音読という学習方法が昔から採用され、その本質を知る少数の者が密かに実践し、天才を輩出し、なおかつ現在進行系で続いているという以上、音読は語学の密教そのものです。そこに目を当て学ぶ価値があると思います。
この記事を書いている私自身も、音読を取り入れてから、英語が中3レベルから1年でTOEFL96点に上がりましたし、中国語はゼロから始めて1年半でHSK6級 (国際中国語検定の最上級)レベルに到達しています。
念のため、記事の信憑性のために、私のプロフィール記事を貼っておこうと思います。
偉大なる先人たちの事例、自らの成功体験と挫折体験、そしてそれらを裏付ける科学の話をふんだんに盛り込み、原理説明から実践法まで、全10記事に分けてお届けします。
もっとも、音読なら何でも良いというわけではなく、道理に沿った効果のある音読だけが、語学力の向上に貢献してくれますので、中学や高校の英語の授業にしていたゾンビみたいにダララダした音読は議論の対象外とします。
それでは、明日からの更新、お楽しみにしていただければと思います。
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[vol.4]英語リスニング・スピーキング力向上の王道。オーバーラッピングとシャドウイングとは?
[vol.5] 音読の成果が出ない原因を知るための「10個のチェックリスト」。独学で英語力を上げるには
[Vol.6] やる気はあるのに後回しにしてしまう !? 「15分学習→5分休憩を繰り返す」で解決
[Vol.7][かけた時間×教材数=英語力]。 学習時間分を英語力に還元する、音読哲学。
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