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②【失敗から学ぶ】売れないお店から200万円売上を上げられたこと【リーダーシップ編】

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①【失敗から学ぶ】売れないお店から200万円売上を上げられたこと

今回は「リーダーとして知っておきたい知識」として【262の法則】について書いていきたいと思います。
リーダー論は、本が山ほどあるように、人によって考え方もたくさんあるし、リーダーの人間性やフォロワーと呼ばれるリーダーの下の人たちのタイプによっても変わりますが、まずは基本的な初級編です。誰もが理解すべき知識です。
こんな簡単なこと書くまででもないだろ。
と思うかもしれませんが、あなたはそこらへんのリーダーではありません。
本当に自分の組織が最高の組織になっていますか?
自分が理解するだけでなくパートナーとなりうるメンバーの教育にもなるのです。


自店舗の現状を理解する

2、6、2の法則
大学の授業とかでよくやっているみたいですし、僕は上司に教わった知識です。知っている人は当たり前の知識なんですが、知らない人もいます。
実際に、身近にいるリーダーも知りませんでした。
教わるタイミングがなければ知らないのも当然ですね。
優秀な学校の先生はこの法則をうまく利用しクラスをまとめているのです。

組織は基本的に2割、6割、2割に分けられるという事です。
A:2割
B:6割
C:2割


僕は学生の頃、クラスメイトをABCの3つに分けていました。もちろん誰かに言ったりしませんし、そもそも法則なんて知りません。
単純に目立ちたくないのでAにはならなくていいけど、変な目で見られるのが嫌だったのでCだと思う人とはなるべく関わらない。よってBを維持する事を気にしていました。

体育のバスケで例えるなら
A:積極的にボールをもらって頑張る生徒
B:ディフェンスだけでも頑張る。なんだかんだで楽しんでる生徒
C:すべてに無関心。やりたくない感が前面に出ている生徒

今思うと人によって見方を変える最低な人間です。笑

Aを味方につける

知らなかった人は理解してもらえましたでしょうか?
「分析」の次は「活用」すること!これが非常に重要なんです。
トップダウンの独裁政権で好調を維持できるほどのリーダーシップがある人はいいかもしれませんが、優秀なリーダーほど右腕も優秀です。
ドラクエでもポケモンでも同じですね。まずは仲間を作りましょう。

本題に戻りまして、262の法則、飲食店の時はとてもこの知識を活用し戦略を立てていました。
そしてマネージャーに提案したり相談するときにも非常に伝わりやすいです。
飲食店やアパレルなどサービス業は外的要因より内的要因に問題があり、それに気づかなかったり、改善できずにお店を締めざるを得ない時がありますが、飲食店はQ,S,Cで店舗状況を計れますので非常にシンプル。
これらに当てはめてけばいいのです。そしてF,L,E,R,で売り上げを分析することによって当たりか外れかが分かります。外れたら組み合わせを変えるんです。これがリーダー(店長)の面白いところです。

特に離職の多い職場はリーダーや職場の中心を担う人たちが、
Aの面倒見はいいけど、Cの面倒見は悪いというのがよくあります。
まあ人間ですから、仕事をしてくれたり可愛げのある人の方を好むのは当たり前です。僕もそうでした。
しかし、Cを囲みこみ、BやAに成長させることこそが、この法則を活用するということなのです。

まずはアルバイトさんやパートさんをABCに分けます。これはひとりでやってはいけません。
社員MTGであまり知らないマネージャーを呼んだりすると偏見が生まれにくく、バランスよくなります。

基準としては「オペレーション能力」と「帰属意識」ですかね。
そうするとだいたい262に分かれるはずです。
もちろん厳密にはなりませんし、新店の時はCがいっぱいいました。笑
そして、次に分析するのが「周りへの影響力」です。
A、B、Cをさらに優劣を付けます。

そうすると個々の能力値が可視化(見える化)し、全員が同じ認識になります。
ここで一番重要なことは、一緒に話している社員やマネージャーが自分の味方になっているかが重要です。これを俯瞰して冷静に分析します。
あくまであなたの役割は、この人たちが当事者意識を持ち、現状を理解し、この問題を真剣に考えるように仕向ける事なんです。

Cの行方を決める

ここからがリーダーの腕の見せ所です。
多くのの職場ではCを毛嫌い、追放しようとしますが、Cがいなくなったところで新たなCが生まれます。これが262の法則なんです。
これを理解していない職場は教育や定着率が悪い上に、人手不足だと文句を言っているのが典型的なパターンです。

この法則を理解すると、辞めさせずどう会社に利益を生み出す人材にするのかが見えてきます。

その為には教育ということや売上UPの手法というのも同時に理解しないといけません。

バカを演じて仲間にさせる

最後に、最高のリーダーというのはこういった自分では当然である知識を、後輩や同僚、部下、時には自分の子供に伝えるのは当然ですが、伝えることによってその人たちがどう変化するかというのをあらかじめ把握し、それに導いてあげるのがリーダーの役割だと思います。
同じミーティングの場にいて、同じ視座の話し合いをしていても、A、B、Cそれぞれをどこへ導くかが重要な役割だと思います。

ありがとうございました。

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