「食事感×健康×小腹満たし」がヒット方程式
オフィスワーカーの間で、手軽に食べられて腹持ちも良い食事系お菓子の需要が高まっています。
特に勤務体系の多様化に伴い、1時間しっかりと昼食を取ることが難しい人が増え、隙間時間にデスクで食べられる軽食の人気が上昇しています。
従来の「甘いお菓子」の小腹満たしに代わり、食事感があり健康志向に応える商品が次々と登場し、軽食市場を活性化しています。
本記事では、その背景や具体的な商品例を交え、食事系お菓子のトレンドを解説します。
食事感のある小腹満たし、ランチパイがヒット
食事感のある小腹満たしが、よく売れてます。
例えば、小池屋・ランチパイ。
製品コンセプトは「スナック感覚で食事」。
なぜそのようなコンセプトが受け入れられてるのかというと、ご飯の代わりにお菓子を食べる人が増えてるからです。
それは若い人が偏食というわけでなく、働き世代で増えてます。
働き方が柔軟になるにつれて勤務体系が不規則になりやすい。そうなると、1時間しっかりと休憩をとって昼ごはんを食べるのが難しい。代わりに、隙間時間におやつをデスクで食べる人が増えてるんだとか。
食事・間食の境界が曖昧になってる消費行動から生まれた、新コンセプトの商品がランチパイ。
軽食市場の新たな選択肢として売れており、市場に定着しつつあります。
食事感✖︎健康が求められる背景とは?
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