ロングセラーでイノベーションを起こすには？『おーいお茶 濃い茶 プレミアムストロング』ヒットの秘密

「伊藤園 おーいお茶 濃い茶 プレミアムストロング」が新発売以降、「食欲が減る」とSNSでバズってます。

コレ怖い…なんでか知らんが飲むと食欲抑えられる pic.twitter.com/uQll1Usu7K

— 雲丹肉ちゃん (@oniku117) September 29, 2024

これカフェイン濃すぎるのか飲んでたら食欲無くなる怖い pic.twitter.com/jptTENAj9x

— アンジェラ･ビーマイベイベー (@kusobbadance) September 16, 2024

本製品は体脂肪を減らしお茶なのに、食欲を減らすという本来と異なる用途でユーザーに広まってます。
元々、おじさんをターゲットにした商品なのに、なぜか若い女性に受けています。

そのおかげで「濃茶シリーズ」は販売数量を過去最高を更新。
その要因は若年層の取り込みです。
なんと、「プレミアムストロング」は通常の濃茶と比べて、10〜20代の飲用率が3倍と高いのです。

伊藤園・決算資料より引用

▫️お～いお茶 濃い茶 PREMIUM STRONG
「お～いお茶 濃い茶」の濃さをさらに追求し、”もっと濃い”味わいに仕上げた緑茶飲料。
ガレート型カテキンの働きで、体脂肪（内臓脂肪と皮下脂肪）を減らす機能性表示食品です。

公式サイトから引用

今回のケーススタディはロングセラー商品でのイノベーションを起こす方法として、非常に面白い事例です。