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【FWJ】フィジーク初出場で学んだ事

こんばんは。
現在メンズフィジークのIFBB PROを目指しながらUSCPA(米国公認会計士)の勉強を並行している会社員です。
昨日、人生初の大会であるBeef Sasaki Japan Classicに出場しましたので感想をお伝えしたいと思います。


・減量期の過ごし方

今年2月〜大会までの約5か月にわたり減量を実施しました。
減量幅は75kg→59kgで、以下の通り調整しました。

・2月〜5月末
食事のベースは増量期から変更ございませんが、炭水化物と脂質を徐々に減らしていきました。月に2〜3kg減量し、減量が停滞する毎にカロリーを下げるといった方法です。なお、カロリーの下げ方は至ってシンプルで、炭水化物は米やオートミールの量、脂質は牛乳を通常から低脂肪→無脂肪と徐々に変えたのと、アーモンドの量を徐々に減らした事です。
トレーニングは週5回実施し、有酸素は特段行いませんでした。
・6月中
食事は上記の通り調整し、追加で有酸素トレーニングを毎週土日の朝に実施しました。近所を30分ゆっくり走るというシンプルな方法ですが、有酸素実施前よりも確実に絞れた感触がありました。免疫力を落とさないようビタミンCのタブレットを意識して摂取し始めました。
・大会1週間前
大会4日前にトレーニングを納め、3〜2日前は炭水化物を控えました。体調キープのため完全には抜かず、朝はスムージーのバナナとオートミールから炭水化物を摂取しました。昼以降は基本的に摂取せず、お腹が減った時はララクラッシュを食べて凌ぎました。
大会前日は炭水化物を摂取しましたが、絞りに不安が残っていたので極端には増やさず、米150g×3食、バナナ2本、オートミール30g程度にしました。なお、脂質と水分は控え、水分は1.5ℓ程度にしました。

食事のベース
朝:スムージー(牛乳、オートミール、バナナ、冷凍ベリー、プロテイン)
昼:出社時:職場近くの海鮮系ご飯 
  在宅時:鶏胸肉、米、にんじん、ぶなしめじ、アーモンド、トマト、サニーレタス等
間食:鶏胸肉、卵、米、納豆等
夕食:鶏胸肉、米、にんじん、ぶなしめじ、アーモンド、トマト、サニーレタス等
夜食:R1ヨーグルト、卵、プロテイン等

・カラーリング

今回はタンニングを実施せず、前日にカラーリングしました。元々肌がかなり白く焼けにくい事から、無理に焼かずカラーリングで誤魔化そうという判断でした。前日17時にカラーリングしましたので、カラーリング前にシャワーを済ませました。カラーリング後はシャワーを浴びずに長袖長ズボンで就寝しました。カラー定着までに8時間程度かかるらしく、就寝時に寝汗でカラーが落ちないか不安でしたので、次回は午前中にカラーリングを実施しようと思います。

・大会当日の流れ

カラーリング剤を落とすために朝シャワーを浴び、朝食で米150gと卵3つを食べました。また、塩分を2g摂取しました。
会場に到着し、大会2時間前に羊羹とチョコレート4粒食べ、大会1時間目にウイダー青を飲み、その後はレッドブルを少しずつ飲みながら待機しました。私の出場カテゴリー(True Novice)の集合アナウンスがあるまで待機室にいましたが、どうやら先にバックヤードへ他の選手達が移動していたらしく、ギリギリになって係員から呼ばれて急ぎ向かいました。そのためアップは20分しか出来ませんでした。今回はバックステージパスを購入し、コンテスト出場歴のある友人に同席してもらい何とかなりましたが、当日の案内が割と複雑なため、一人で参加する場合は集中してアナウンスを聞かないとミスが生じると思いました。

・ステージについて

ステージ前のアップ中に右足が痙攣し、ステージ中は何とか痙攣を抑えながらポージングを行い、非常に辛かったです。ポージングの軸を変えると痙攣が治ったので、緊張ではなく単純に水分or塩分不足だったと思います。また、カラーリングが想像以上に薄く、ステージのライティングが強い事から色が飛び、かなり白く見えてしまいました。また、直前に飲んだポカリか、その前に飲んだウイダーが腹に溜まった影響か腹筋のコントロールが難しくなってしまい、ステージ上で腹筋が抜けてしまう時間が出ました。前日からのカーボアップが足りなかったからか、思っていた程パンプしませんでした。
ステージ上はBGMの音や客席からの歓声が大きく、ジャッジが読み上げる番号を聞き取るのが意外と難しかったのと、ポージングを長時間キープするのがかなり難しいという事が分かりました。

・大会結果

当日の諸々アクシデントや想定外の出来事に見舞われた影響もあり、ボトムから数えた方が早い順位になりました。但し、仮にコンディションがばっちりハマったとしても上位の選手にはバルクが及んでおりませんでしたので、準備不足&実力不足を痛感しました。

・大会初出場で得た学び

今回の出場を踏まえ、下記の通り多くの気づきを得ましたので列挙します。
・減量幅を減らす
今回の減量幅が16kgでしたので、減量に時間がかかってしまいました。次回は減量幅を8kg前後に抑えるべく、体脂肪を載せずに増量を進めようと思います。
・減量は大会一週間前に一旦完了した方が良い
大会直前まで絞りが甘かった事から、カーボアップの切り替えが遅くなった&控えめになったため、当日に思ったほどパンプ出来ませんでした。次回は少なくとも一週間前には絞り切り、最後の一週間でディプリートやカーボアップが実施出来る余地を残したいと思います。絞りに不安が残ると仕事や勉強も集中出来なくなるので支障をきたします。
・カラーリングは2回実施した方が良い
地肌が白い場合、一回のカラーリングでは到底ステージに立てるような色にならない事が分かりました。次回もタンニングは考えていないため、その代わりにカラーリングを2回実施したいと思います。
・早めに会場へ到着する
大きな大会だと入場までに長蛇の列が出来ますので、早めに到着するのが安全だと思いました。早めに到着すると選手ミーティング時に入口近くに座れる可能性がある(※会場の動線にもよる)ため、待機室にも早めに入室出来て休憩スペースを確保する事にも繋がります。スペース確保のためヨガマットやタオル等の敷物を持っていくと尚良いと思います。
・当日の水分、塩分を抜き過ぎない
ステージ前に足が痙攣したことから、次回は適度に水分、塩分を入れながら当日を過ごそうと思います。また、お腹が膨れないようにコンテスト直前には食事や水分補給を控え、その前に十分な量を摂取しようと思います。大会後にうどんを食べたところハリが出ましたので、次回は朝ごはんに卵うどんを食べてみようと思います。
・ポージング練習を徹底する
大会に出場して初めて分かりましたが、ステージ上で力を入れてポージングし続けるのは想像以上に大変です。それこそ筋肉が痙攣したりする可能性もあるので、ある程度長時間のポージング練習が必要な事に加え、当日不測の事態に備えて色々なポージングを採れるようにするのが望ましいと思いました。例えば、軸の入れ替えが出来る選手であれば、疲れている側の筋肉を上手く休めながらポージングをキープ出来ると思いました。
・準備不足でも早めに大会に出た方が良い
私の場合は昨年5月から一年強かけて準備したにも関わらず、大会直前の準備がルーズになってしまい見事にコンディションを外しました。しかしながら、準備がどの程度ルーズだったか、次に向けて何をすれば良いか対策が明確になりましたので、コンテスト出場を悩んでいる方は思い切って早めに出場する事を強くオススメします!!

今回は不甲斐ない結果に終わりましたが、この悔しさをバネにより一層トレーニングに励みたいと思います。次回は来年中に一度大会に出たいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。


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