新卒をスムーズに戦力化するには?
柔らかな春の日差しが強さを増してきました。
4月20日は穀雨。「春雨(はるさめ)降りて、百穀を生化(しょうか)すればなり」(暦便覧)にあるように、すべての穀物(百穀)を潤す春の雨が降り、生長を促す頃。
田植えが始まる時期でもあり、ますます色鮮やかな花々や新芽が目を楽しませてくれますね。
こんにちは、大野です。
新年度が始まり、新入社員を迎えられた企業も多いと思います。
業種によっては、そろそろOJTに移行し始める頃ですが、新卒社員は現場にスピーディに馴染めていますでしょうか?
実は、新卒の早期戦力化には重要なポイントがあります。
新卒研修の成果に今ひとつピント来ていない方、ぜひ遠慮なくお問合せください。
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新卒をスムーズに戦力化するには?
「私があと2人いたら、年商を倍にできるのに」
少なからぬ経営者がそのようなことを思ったことがあるのではないでしょうか?
それぐらい、やる気と実力のある人材を育てる難しさに頭を悩ませていらっしゃるのだと思います。
しかしながら、人材育成に関して、経営者を始めとする多くのビジネスパーソンが、ことの重要性を認識していない問題があります。
それは、
「部下に主体性を発揮させる方法がわかっていない」
ことです。
組織活動において、「手段の目的化」がよく問題になります。
これにはいくつもの要因が絡み合っているのですが、実は最たる問題は、管理職ないし人事部門の考え方にあります。
社員に主体性を発揮させることができないと、
新卒の育成において
「学生から社会人への意識転換」
に、ほぼ100%失敗します。
意外かもしれませんが、実はここでつまづく企業が多いのです。
貴社では、新卒入社の社員が順調に育っていますでしょうか?
4月1日から急に社会人と言われても、そんなにすぐには人は変われないものです。
業務の実際のところは経験してみないと分かりません。
そして、一般的な研修は、一方的に用意された内容を受けるだけなので、受け身にならざるを得ません。
これでは学生時代と何が変わるのでしょうか?
主体性を発揮することが難しい、あるいは、主体性を発揮する必要がない環境に学生をアサインしておいて、「最近の学生は主体性がない」などとは言えませんよね。
そのような考え方は、新卒の成長の芽を摘んでしまうことになりかねません。
そして、ひいては御社の将来の事業発展に影を落とすことに繋がるのです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
最も初歩的な解決策の1つは、
「なぜ?」を理解してもらってから具体的なスキルを身につけさせることです。
例えば、「マナーが大事。だからやりましょう」といった教え方は、単なる押し付けです。
それでは表面的な知識しか身につきません。
お仕着せではなく、なぜそれが大事なのかの理解を求めましょう。
人は、「なぜ?」を理解すれば、自分で判断して行動できるようになります。
逆に「なぜ?」が不明確だと、「何?」に目を向けてしまいがちで、すぐに手段の目的化に陥ってしまうものです。
つまり、社員の主体性を引き出すようなコミュニケーションを企業文化にまで高めること。
また、そのような研修をデザインをすることが、次なる事業成長の推進力の確保のために極めて重要なのです。
本日の問い
「何」を押し付けていませんか?
「なぜ」を明確に理解させることができていますか?
終わりに
主体性を発揮させるための工夫は他にも沢山あります。
新入社員だけでなく、全階層において「主体性」を取り入れた研修実施が可能です。
従業員の主体性にお悩みの方は、ぜひお問合せください。
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本日のニュースレターはここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
笑顔と感謝で溢れた毎日を!
大野加奈
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