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「保育園のお迎えが面倒」と思うことに罪悪感を抱いていたけれど

こんにちは、らはです。

我が家は2歳児の息子を保育園に通わせており、朝の送りは夫、夕方のお迎えは私という担当制でやりくりしています。

正直なところ、仕事を終え、いざお迎えに行く時間が近づいてくると、少しずつ「面倒くさいな…」という気持ちが湧きあがってきます。

油断すると、声に出して「あーめんどくさ」と出てしまいそうなほど。

しかしお迎えに行かないという選択肢はありません。イヤホンで音楽を聴いたりして、気持ちを奮い立たせながら保育園に向かっています。

「こんなにお迎えを面倒くさがるなんて、親としてどうなんだろう…」
「息子に申し訳ないな…」

この気持ちはワーママ生活が始まったときからずっと抱いていたのですが、昨日ふと、「じゃあ、どんな用事だったら私は面倒くさくないと思うんだろう?」と考えました。

たとえば好きなものを買いに行くショッピングだったら?
好きなアーティストのライブだったら?

…たぶん私は、どんな用事であれ、「外に出る」という時点で面倒くささを感じるのだと気付きました。

用事そのものは楽しみでも、そこまで辿り着く道のりにストレスを感じてしまいます。寒い日、暑い日なんて特に。

「2歳の息子を家に連れて帰ること」特有の面倒くささもありますが(たいてい寄り道するので帰宅するのに時間がかかるとか、スーパーでゴネるとか、いつまでも道端のブロックのようなものから降りたがらないとか)、それ以前に「外に出る」という行為が面倒くさい。

保育園のお迎えだけが特別に面倒なのではなく、そもそも私は外に出る行為が面倒くさいと思う人間なんだ…!と気付いてからは、なんだか気持ちが楽になりました。保育園のお迎え特有の現象じゃないんだなって。


私は今日も、きっと面倒くさがりながらお迎えに向かいます。

いざ息子の笑顔を前にしたら、「面倒くさい」なんて気持ちは忘れちゃうんですけれどね。少なくとも、その瞬間は。

母の気持ちはコロコロ移ろいやすいものです。

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らは@ワーママエッセイスト
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