見出し画像

2回目刺された死にますよと医者に言われたのを思い出しつつ、夜、ハチに刺された

蜂に刺された。
夜、シャワーの時。
何故お風呂場に蜂がいたんだろう?
窓も開けていないのに。でも、生徒達が玄関から頻繁に出入りするから
きっとそれで紛れ込んだのだろうと思われる。

今年はムシ達がいないな、蚊にも、ダニにも、Gにも、出逢わないなと思っていた矢先。


こっちが攻撃的ではなかったら刺さないらしいけど、
私は、足で踏んだ。仕方がない。向こうも必死だったんだろう。

さて。
15年ほど前の出来事を思い出す。
人生で初めて蜂に刺された。この時は結構大きいハチさん。
何かが肌に触れたので、キャーと振り払った。多分、この行動が悪かった。


刺された腕が、2倍くらいに腫れたあたりまでは、痛かったけど我慢できた。

でも2時間ほど経過したら、
全身が震えだして・・・・

医者、大っ嫌いの私でもちょっと怖くなって緊急病院へ。


「これはアレルギー状態なので」
「注射しましょう」


ここで、私は、迷う。


一般的には・・・・そうでしょうそうでしょう納得です。
しかし・・・・

先生は病気の専門家。意見は正しい。
しかし私は、私の身体の専門家。

これまで私は、
こういうケースで、失敗ばかり重ねてる。

注射嫌い。
でも、単なる子供の注射嫌いとは、違う。
筋金入りっていうか。


小学生の頃は、体育館で並ぶ予防注射は全部「逃げた」
よく逃げ切ったものだと思う。

その後も、
とにかく、何か異物を身体に入れるとろくなことが起きない。
ちゃんと実体験に基づいた検証なのよ。


なので、注射も点滴も、お薬も、身体に投入したことがなかった。


一方、
「身体から出てくるモノ」に対しては全くヘーキで
子供を産むときなんか、すっぽんすっぽんとまるで卵を産むように安産だった。
もちろん、
対策は練っていて、
「産気づいて、直前まで医者に行かない」
(変な点滴をされないため)

3人の子供をその対策で産んだけど、
2人目、3人目の時は、時間の逆算を失敗して、
2人目は車の中で、
3人目は病院の階段で、
出てきてしまった。
産婦人科の「あの恰好」になったのは、「産んだ後の処理」のみ。



そのくらい、実証実験重ねて言っているのです
「注射はイヤダ」


緊急病院の先生が「注射を・・・」と言ったので
「しないでください」と私は言いました。確証を持って。


その時、先生は、「チェっ」と舌を鳴らし、
帰り際、こうおっしゃいましたのよ。


「おくさん」
「二度目に刺されたら」


「死にますよ」


医者に「死にますよ」って言われると怖い。


気分的に打ちひしがれて帰宅して、
早速、あたり一面に咲き誇っていたラベンダーを伐採
(ラベンダーは蜂を呼ぶ)

伐採してたら、隣のオジチャンがいつものように畑仕事。

「オジチャン、ハチに刺されてね」
「2回目は死にますって言われたーーー」

するとオジサン、言いました。

「俺なんて、ひと夏、5回は刺されてる」
「だーーいじょうぶだよ」
「蜂の子も、毎年食べてる」
「あんたも一緒に取りに行くかい?」
「うちんがたの、裏にハチの巣がある」
「蜂の子、食べると元気になるばい」


・・・・・・


そんなこんなんで15年。

刺されてしまった。

今度のヤツは、お風呂場だったので、
相手を見ることが出来た。
この前のヤツよりかなり小さい。
子供かな?


足の指。


しばらく刺された場所が痺れた感じになって、
そのうち腫れてきた。


「2回目、死にます」の言葉が頭をめぐり、
それでも15年経ったから、身体も少しは緩慢になってるはずと信じる。


お風呂から出て、とりあえずググる。

アンモニアはダメ。
ステロイドは有効。
冷やすの有効。
アレルギー状態が出るのは2時間くらいまで。


主人に言う。
「大丈夫とは思うけど」
「死にそうになったら」
「お願いね」


強めのステロイド塗って、冷やして、
待つこと2時間。

何も起こらなかった。



良かった!



相手が子供だったからよかったのかもしれない。
もし大人だったら?
でも、これで「恐怖の2回目」は終わった。
3回目からは大丈夫なのでは?免疫ついたみたいな?


注射に関しては、
コロナワクチンの時も、
私は私なりに考えて、一度も打たなかった。
あの時点では非国民みたいなところがあったから、誰にも言わなかったけど、

「先生は何回打ちました?」と聞かれた場合、ウソ言うのは性に合わないから「打ってません」と正直に言うと、
今度は、「ワクチン反対派」とか、「ワクチン打つと宇宙人になる」だの
「人類が滅んでも生き残る」だの、そういう人たちから
「同胞だ!」と思われてメールとか来るのが、ちょっと面倒だった。

結果、
ワクチン打たず、
コロナにもかからず、
インフルのワクチンも一度も打ったことがないけど、
インフルにも一度も罹ったことが無い。

私は、そういう体質なのだと、
自分のことは自分が一番わかってる。

それにしても、
病気は寄ってこないけど、ムシ達にはよほど好かれるらしく、
同じ部屋にいても私だけ蚊に刺されたり、
私の部屋より100倍不潔な主人が刺されず、清潔な部屋にいる私がダニに刺されたり・・・・
野外での演奏の時、
電子ピアノ弾きながらアブに10か所くらい刺されたこともあった。
私が足をバタバタさせながら弾いてるので、主催者さんが
「先生、今日はノリノリだな」と思ったそうで。
もう野外ステージは絶対にイヤダ。

体温が高いせいか?
血液型がBBだから?

ムシに寄ってきてほしくないと思う、暑い夏です。ほんと。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?