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大統領返り咲き:前回任期の4年と裏舞台4年の8年間という大統領経験を持つディールメーカー


 プライベート・エクイティ・ファームであるカーライル・グループの創設者、デヴィッド・ルーベンスタイン(David Rubenstein)氏を招いてロンドンで行われたBloombergのインタビューを紹介します。

 トランプ新政権の見通しと世界経済への影響、そして、プライベート・エクイティ市場の現状と展望などをテーマにインタビューが進みます。特にトランプ新政権に対する見立てとしては、過去の大統領経験に裏付けられた十分な準備期間を背景に、強力な支持基盤と求心力による迅速な実行力、そして、ディールメーカーとしての国内外の政治手腕についての期待が高いとの見解を示しています。

 尚、後半には、2024年8月に就任したMLB「ボルチモア・オリオールズ」のオーナーとしてのデヴィッド・ルーベンスタインへのインタビューが含まれ、欧州他、米国以外へのスポーツ文化としてのベースボール普及についての思いなどが語られています。





1. インタビュー(政治・経済)


[フランシーヌ・ラクア](Bloomberg)
 彼はかなりの多数票を獲得しましたが、彼はそれを何のために使うのでしょうか?アメリカを再び偉大にすることやアメリカ第一主義は、世界にとって何を意味するのでしょうか?

[デヴィッド・ルーベンスタイン](カーライル・グループ)
 明らかに彼は、近年の大統領にはほとんど見られないほど強力な支持を得ていると言えます。彼は大統領選で決定的な勝利を収めただけでなく、上院を共和党に導く手助けもしました。さらに、上院と下院も共和党が多数を占める見込みですので、彼には自分の政策を進めるための強い支持基盤を持つことになります。
 これまでに強い支持基盤を得た大統領がしてきたように、彼も早い段階でさまざまなことに着手するでしょう。例えば、FDR(注)が1932年や1933年に行ったように、初期に多くの政策を推し進める可能性が高いです。これは、時間が経つにつれて権力が徐々に弱まる傾向があるためです。人々が政策に飽きたり、反対勢力が力をつけてきたりすると、抵抗も増えてきます。しかし、政権の初期段階ではまだそうした反対勢力が整っていないため、彼は積極的に動けることができます。」
 そのため、彼はまずは議会の承認が不要な大統領令で多くの政策を実行すると思われます。また、上院の承認が必要な人事についても早急に進めようとしています。通常なら数ヶ月かかるところですが、彼は就任当初から全員が揃うように進めて行くでしょう。

(※訳注)1932年にアメリカ合衆国第32代大統領に選出されたフランクリン・D・ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt)


[フランシーヌ・ラクア]
 市場は歓迎しているようですが、何か見落としている点はないのでしょうか?もし彼が忠誠心の高い人を閣僚に起用すれば、インフレ上昇を招いたり、企業が板挟みに遭うようなリスクが高まるのではないでしょうか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 確実には言えませんが、インフレ率は下がってきているようです。現在、年率でおおよそ3%程度に収まっていると思われ、これはまずまずの水準です。しかし、FRBはこれを2%、もしくは2%近くまで下げたいと考えているようです。インフレは確実に下がってきていると思いますし、FRBは今年中にもう一度利下げを行う可能性があります。
 ただ、6ヶ月前に予想されていたほど多くの利下げは実施されないと思われます。経済が少し加熱気味の状態にあると認識され始めており、今はむしろ利下げが効果的とはいえない状況になってきています。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 イギリス、フランス、イタリアから米国経済を見ると、今のところ世界で最も好調な経済に見えます。すべてのエンジンが全開で動いているようですが、今後はどうなるのでしょうか?トランプ政権下でのM&Aも話題になっていますし、すでに動き始めていますよね。
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 米国経済は現在かなり良い状態にありますが、トランプ大統領はさらに成長させ、より高い成長率を目指せると考えているようです。米国が抱える赤字や債務問題を解決するには、今後長期間にわたって3%以上の成長を維持することで、これが、債務と赤字に対処する唯一の現実的な方法だと言えます。また、トランプ大統領は恐らく、前政権での合併や買収に対する規制を減らしたいと考えているのではないでしょうか。前政権下での規制の是非は別として、トランプ大統領は前任者よりも自由市場を重視する姿勢をとる可能性が高いと思われます。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 しかし、米国経済には強いグローバル経済が必要ではないのでしょうか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 もちろん、強いグローバル経済は常に米国にとってプラスになります。そして、現在の世界経済を牽引しているのがまさに米国です。その影響がすべて現れているわけではないと思いますが、ヨーロッパも追いつこうと様々な取り組みをしていると思います。コロナ以降、米国は他の国々を経済的に大きく引き離しましたし、その成果について他国も注視しています。そして今、中国も同様に米国に追いつこうとしており、つい最近、大規模な景気刺激策を発表しました。このことは、米国に近い経済成長を目指しているからだと思われます。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 あなたはドナルド・トランプ氏をご存じですか? 彼はどんな犠牲を払ってもディールをまとめたいと思っているのですか?NATOや中国とのディールも対象なのでしょうか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 優れたディール・メーカーとは、ディールを成立させたいと思う一方で、双方にとって何か得るものがあることを重視します。ですので、彼がどんな犠牲を払ってでもディールを望むわけではないと思います。忘れてはいけないのは、彼には大統領としての4年間の経験があるという点です。その経験が今回活かされるでしょう。通常、2期目に入った大統領は、1期目を振り返っても、改善すべき点を見直す余裕が通常ないものです。しかし、彼には過去4年間で何をどう改善できるかを考える時間があったのです。彼自身、以前より経験豊富な人材を集められると言っていますし、以前よりも適切に人を選べるようになったとも述べています。ですので、今度の内閣には、非常に経験豊かで彼に対して強い忠誠心を持つ人材がそろう可能性が高く、このことは彼にとって非常に重要なことになります。また、彼はヨーロッパや中国に対しても先入観なしで取り組もうとするでしょう。もちろん彼の考えを代弁するわけではありませんが、私の見解ではそのような姿勢で臨むのではないかと思います。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 彼は執念を持って行動しているのでしょうか? そして我々は、今後の4年間で、「ドナルド・トランプレガシー」を見ることになるのでしょうか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 大統領は任期の終わりが近づくと、誰もが自身の功績について考え始めますし、彼もきっとそうだと思います。しかし、今はやるべきことを成し遂げることに集中しているでしょう。彼は選挙中に米国民に対して多くの約束をしましたので、それを果たしたいと考えていると思いますし、実際にその約束を真剣に果たそうとしているように見えます。たとえば関税のように、彼が具体的に実現したいと述べたことも多く、その実行に向けて動いていくと思います。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 プライベート・エクイティは今後どうなるのでしょうか?米国においてはどのような影響がありますか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 ここ数年、プライベート・エクイティ市場はやや停滞していたと言えると思います。取引件数も少なく、IPOもあまり行われませんでした。しかし、最近では金利が低下してきていることもあり、状況が好転してきているように思います。また、規制環境もプライベート・エクイティにとって改善されていくでしょう。プライベート・クレジットがすでに投資家の関心を集めているように、今後はプライベート・エクイティもかなりの関心を集め始めるであろうと考えています。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 ヨーロッパのプライベート・エクイティ市場は非常に低調なままです。この傾向は続くのでしょうか?その原因は評価額の問題なのでしょうか、それとも資金調達の問題なのでしょうか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 問題は、金利が高いことと、景気後退への懸念があったことです。買い手側は、高金利で購入してその後に景気後退に入ってしまうと損をするのではないかと不安に思っていました。また、売り手側も以前期待していた価格と現在の市場価格が違うため、もう少し待って高値で売れることを期待しています。こうして買い手と売り手の間で価格差が10〜15%、時には20%も生じている状況です。しかし、今後景気後退の可能性が低くなり、金利も下がると、この差も少しずつ縮まっていくと思います。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 そうですね。ただし、ヨーロッパの状況は難しい状況です。ウクライナ情勢やガスプロムの動向、トランプ氏と関税に関する行方もまだ見通しが立っていない状況にあります。
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 まだ誰も確信しているわけではありませんが、ビジネス界には何か良い方向に向かう兆しがあると感じられています。今後、より力強い経済環境が生まれてくるだろう、という期待が高まっているように思います。多くのヨーロッパのリーダーたちも、「アメリカで何が起こったのかをしっかり確認して、同じような取り組みをしなければならない」と考え始めています。もちろん、米国経済のすべてが完璧というわけではなく、いくつかのミスも発生するでしょう。しかし、全体的には人々の経済に対する楽観的な見方が強まっていて、そのことは株式市場にも反映されています。特にプライベート・エクイティ分野の人々がこれほど目が回るような状態になっているのをここ数年見たことはありません。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 おっしゃる通りです。
 関税からは逃れたいが、トランプ氏のビジョンに完全に賛同できないが欧州のリーダーにとって、どのような対応が適切なのでしょうか? 暗号資産についても同様に言えますが、強い意志を持っている彼とどう向き合えばよいのでしょうか?

2024年選挙:トランプの関税の脅威
・中国からの輸入に60%の関税
・その他からの輸入に20%の関税
・米国に最も近いメキシコとカナダが最も大きな打撃を受ける可能性


[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 彼と1対1で話し合うことは、基本的に良いことだと思います。彼が抱えている政治的な制約、つまり、彼が果たすべきと考えている公約があるということを理解することが重要です。ただ、彼を軽んじたり、知性が劣っているかのように扱ったりしないことも大切です。というのも、過去に欧州のリーダーたちが彼のことを十分に真剣に捉えずに、彼の発言を軽視していたことがあったと思うのです。彼が何かを発言するとき、それは本当に意味のあることなのです。今回は、以前とは違って敬意を払って彼に接するようになるのではないかと思います。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 彼の新たな閣僚人事についてですが、忠誠心の高いビジネス界の人材が中心になるのでしょうか?前回と比べて、どのように違いが出るとお考えですか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 前回、トランプ大統領は、そのころ人事経験が少なかったため、自分が好む忠実な人を選ぶことができなかったと話していました。ですので今回は、より忠実で、彼が長く知る人たちを起用するとしています。前回の当選時には政府経験がなく、どの人が政府の役職にふさわしいのかよく分からなかった部分もあったようです。しかし、今では8年の期間の経験を通じて、信頼できる実力者をそろえ、より米国大統領としての準備が整っていると感じているのではないでしょうか。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 但し、忠誠心の高い人たちばかりでは、もし方針が間違っていた場合に「大統領、それは違います」と言う人がいなくなる危険もあるのではないですか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 大統領に「あなたは間違っています」と伝えるのはバランスが必要で、その伝え方が重要になることもあります。彼の首席補佐官は長い間彼と良好な関係を築いてきており、時には「それは正しくない」と伝えることもありますが、そこにはやり方が求められます。
 「あなたは何も分かっていない」「その判断は大きな間違いです」と伝えるのは、おそらく適切なアプローチではないでしょう。やはり慎重さが必要です。ただ、大統領も賢明な人物ですし、新しいアドバイザーとうまくやっていくでしょう。ヨーロッパやアジアの各国の指導者たちも、以前より大統領に対してかなりの敬意を払っていると思います。初当選時には、彼の勝利を「偶然の産物」と考える人もいたかもしれませんが、今回の再選で彼が一過性ではなく、ひとつのトレンドを象徴していることが認識されていると思います。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 もし今、中国の習主席だったら、彼に電話をして彼を軍事パレードに招待するべきでしょうか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 できるだけ早く彼と会えるかどうか、まず試みるでしょう。もちろん、中国に招くのも一つの方法ですが、中国から米国に出向いて会うという選択肢もあります。もちろん、中間地点で会うことも可能ですが、できる限り早く会談を実現することが良いと思います。


 


2. インタビュー(ベースボール)


[フランシーヌ・ラクア]
 ジャーナリズムについてですが、あなたの番組では素晴らしい質問をされていますよね。そして新しいエピソード、野球についての回も公開されるとか。
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 はい、その通りです。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 楽しそうですね。
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 そうですね、野球はアメリカの伝統的な娯楽です。今ではフットボールやバスケットボールに人気を取られていると言われますが、私は野球チームのオーナーもしていまして、このことを話すべきだと思いました。
 また、史上最長の連続試合出場記録を持つカル・リプケン氏にインタビューする機会がありました。彼は17年間、一度も欠場せず、2,632試合連続出場を果たしたんですよ。素晴らしい記録です。

2024年8月にMLB「ボルチモア・オリオールズ」のオーナーに就任した
デヴィッド・ルーベンスタイン


 [フランシーヌ・ラクア]
 デイビッド、リプケン氏との対談、さぞかし楽しかったのではないでしょうか?伝説的な存在ですからね。
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 多くの方が知らないかもしれませんが、ルー・ゲーリッグという非常に有名な野球選手がALS(筋萎縮性側索硬化症)を患ったため、2,130試合連続出場の記録を最後にプレーを断念しました。この記録はその後30年もの間、誰も近づくことすらできませんでした。しかし、カル・リプケンは17年間にわたって1試合も休むことなくプレーを続け、ほとんどのイニングも出場し続けたのです。私たちも普段の仕事で病気にかかることがありますが、彼は17年間、アスリートとして毎日グラウンドに立ち続けました。それに加えて、彼は非常に優秀な選手で、MVPを2回獲得し、オリオールズをワールドシリーズ優勝にも導いた実績があります。本当に素晴らしい選手です。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 本当に素晴らしいですよね。どうやってそんな記録を達成できたのでしょうか?多くの人が、「自分も会社を経営しているが、続けていくのはなかなか難しい」と感じるはずです。
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 基本的に、彼は「気合で乗り越えた」と言えます。彼も他の人と同じように病気や体調不良はあったのですが、それでもプレーをし続けました。仕事に行きたくない日もありますが、彼はアスリートですから、それを乗り越えていきました。特に父親が監督を務めていたときは、調子が悪くても「今日は具合が悪い」とは言わず、そのまま出場し続けていたんです。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 デイビッド、カル・リプケン氏は現在、あなたと一緒にボルチモア・オリオールズの共同オーナーの一人ですね。今後、ヨーロッパにも野球を広めるご計画はありますか?野球の将来はどうなるのでしょうか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 野球は、フットボールやバスケットボールと異なり、まだグローバルなスポーツとは言い難いですが、より国際的に拡げる取り組みを進めています。実際に、日本や台湾、韓国、そして中南米では野球が非常に人気です。しかし、ヨーロッパではまだ浸透していません。そこで、野球をヨーロッパにも広め、より多くの人に親しまれることを目指しています。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 その際、最初の開催地としてはイギリスが有力でしょうか?アメリカンフットボールがイギリスで始まったように。
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 そうですね、イギリスは良いスタート地点になると思います。すでに何度か試合が開催されていますし、今後さらに増えていくでしょう。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 チームへの期待はどのようなものですか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 
誰もがワールドシリーズでの優勝を目指しています。ワールドシリーズと呼んでいますが、実際にはアメリカのシリーズですが、それでも、やはり誰もがワールドシリーズで勝ちたいと思っています。ボルチモアでの優勝は1983年が最後で、本当に長い間勝てていません。ですから、オーナーとしてチームを優勝に導く一助になれたらと願っています。ただ、実際の重要な決定を下すのは、オーナーではなく監督やゼネラルマネージャーです。私としては応援しつつ、少し手助けをするくらいですね。
 オーナーという立場はなかなか難しいものです。自分でフィールドに出て選手に指示を出すわけにはいきませんし、専門的な知識も持っていません。プライベート・エクイティの案件のように、具体的な指示ができるわけではないんです。でも、楽しいですし、多くの時間を費やしています。


[フランシーヌ・ラクア]
 最も難しい部分はどこでしょうか?必ずしも、最高の選手を集めるのではなく、一緒にうまくプレーできる選手たちを揃えることですよね?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 そうですね、野球はチームスポーツですから、どんなに優れた選手がいても、その一人だけでワールドシリーズを勝ち取ることはできません。ただ、優れた選手が1~2人と、安定した選手が数名いれば、ワールドシリーズで優勝する可能性は高くなるでしょう。今年のワールドシリーズではロサンゼルス・ドジャースがチャンピオンになりました。彼らには大谷選手という素晴らしい選手がいて、彼は日本から来て、投打の両方で活躍できる非常にユニークな選手です。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 フィールドに出ることはできませんが、選手にアドバイスを求められたら何と言いますか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 オーナーの言うことを聞きなさい、と伝えます。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 2つ目のアドバイスは?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 全力でプレーすることです。チームワークと勝利以外には目を向けないように伝えます。野球は個人競技の要素もありますが、根本的にはチームスポーツです。チームメイトと協力して物事を成し遂げることが不可欠です。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 イギリスではサッカーにプライベート・エクイティが参入することについて多くの意見があります。資金の投入は良いことでしょうか?スポーツの発展につながる一方、どれだけ資金を投入すべきか慎重になるべきでしょうか?
 

[デヴィッド・ルーベンスタイン]
 お金には限界があるので、いくら莫大な金額を投じても、すぐに優勝できるわけではありません。ただ、アメリカでもサッカー、フットボールは非常に人気がありますが、ヨーロッパほどは熱狂的ではありませんね。アメリカから多くの資金がこちらに流れてきてチームを買収し、他の地域からの資金も加わっています。この流れは今後も続くと思います。
 

[フランシーヌ・ラクア]
 本日はありがとうございました。ロンドンのスタジオでお会いできて楽しかったです。
 カーライル・グループ共同創業者で「The David Rubenstein Show」のホスト、デヴィッド・ルーベンスタインさんでした。



3. オリジナル・コンテンツ

 オリジナル・コンテンツは、以下リンクからご覧になれます。
尚、本投稿の内容は、参考訳です。また、意訳や省略、情報を補足したコンテンツを含んでいます。

Bloomberg Pulse / The David Rubenstein Showより
(Original Published date : 2024/11/11 EST)

[出演]
  The Carlyle Group
    デヴィッド・ルーベンスタイン(David Rubenstein)
    Co-founder

  Bloomberg
    フランシーヌ・ラクア(Francine Lacqua)



<御礼>

 最後までお読み頂きまして誠に有難うございます。
役に立ちましたら、スキ、フォロー頂けると大変喜び、モチベーションにもつながりますので、是非よろしくお願いいたします。 


だうじょん


<免責事項>

 本執筆内容は、執筆者個人の備忘録を情報提供のみを目的として公開するものであり、いかなる金融商品や個別株への投資勧誘や投資手法を推奨するものではありません。また、本執筆によって提供される情報は、個々の読者の方々にとって適切であるとは限らず、またその真実性、完全性、正確性、いかなる特定の目的への適時性について保証されるものではありません。 投資を行う際は、株式への投資は大きなリスクを伴うものであることをご認識の上、読者の皆様ご自身の判断と責任で投資なされるようお願い申し上げます。

 

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