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1月21日の週:米国企業決算6社への心構え(+1)


 トランプ大統領就任日の翌日1月21日から始まる週に決算を迎える注目企業について、IBD(Investor's Business Daily)のYoutubeビデオから、チャートやファンダメンタルズを参考にした決算の事前準備のためのIBDのアレクシス・ガルシア(Alexis Garcia)氏とエド・カーソン(Ed Carson)氏の2名による会話を紹介します。なにか投資アイデアの気づきが得られるかもしれませんのでご参考下さい。






01. Netflix(NFLX)


Q4決算 予定日
 米国現地 01月21日()
 
Q4決算 市場予想
 EPS :4.21ドル(+100% YOY)
 売上 :101.2億ドル(+15% YOY)

注目ポイント
・会員数は非公開であること
・売上高と営業利益率


[アレクシス・ガルシア]
 ではまずNetflixから始めましょう。Netflixは1月21日(火)に決算を発表する予定です。収益は約100%増加し、EPSが4ドル21セントに達すると予測されています。また、売上高は15%増の11億2,000万ドルと見られています。さらに、加入者数は970万人増加する見込みです。Netflixに注目する理由として、今後加入者数の公開を行わない方針を発表したため、売上や営業利益率に焦点が当たることが挙げられます。
 昨年のNetflixは順調な成長を見せていました。グローバルで有料会員数が増加し、1会員あたりの平均売上も上昇しました。アナリストたちは、Netflixが加入者基盤をさらに拡大し、それを維持できるかどうか、また広告事業の成長も期待しているようです。それでは、Netflixについて注目している点を教えてください。


[エド・カーソン]
 Netflixが必需品となったのは本当に印象的です。多くの人がNetflixを好み、価格を引き上げても利用を続けています。また、低価格帯の広告付きプランも導入されているので、広告収益が収益構造に含まれるのも大きなポイントです。そのことによって、加入者数ではなく、売上や営業利益率に注目する方針にシフトしたのだと思います。
 さらに、パスワード共有の制限を強化することで、1つのアカウントに複数のユーザーを取り込む施策も行っています。そして、売上に占めるコンテンツ費用の割合が減少しているので、売上成長が堅調であることがわかります。一方で、売上がコストよりもはるかに速いスピードで上昇しているため、利益の伸びが驚異的であることが分かります。これが大きな違いを生み出し、Netflixが間違いなくストリーミング業界のゴールドスタンダードと呼ばれる理由だと思います。


[アレクシス・ガルシア]
 では、チャートについて詳しく見ていきましょう。先ほどおっしゃった通り、ここ数四半期の売上数値は非常に堅調な動きを見せています。ただ、このチャートを見ると、1月10日に50日線を下回る悪いブレイクがありましたね。その後は再び50日線を上回ろうと試みているようですが、決算を控えた今、どのようなセットアップが望まれますか?


[エド・カーソン]
 50日移動平均線付近やそれ以上に戻ればいいですよね。ただ、正直言って、決算発表前に大きく上昇しないことも悪くないと思います。Netflixは決算発表の際に大きく動くことがよくありますが、それがプラスであれマイナスであれ、今が買い時だと急に感じて買った直後、翌日に10%下落するような状況は避けたいです。むしろ、買いのタイミングを冷静に待つ方が良いでしょう。
 21日や50日の移動平均線が注目ポイントですが、特にあの大きな下落前までは良い動きをしていました。市場全体が苦戦していた中で、株価がしっかり安定していて、50日線までの緩やかで上品な調整が見られました。RSラインも終盤までほとんど下がらなかったので、そこは少し残念でしたが、それが回復できないわけではありません。市場全体が上がったり下がったりしている状況なので、しっかり監視しておく価値はあります。理想的には、株価が良い形で整い、決算発表をきっかけに上昇すれば、そのタイミングで買うのが賢明だと思います。


[アレクシス・ガルシア]
 穏やかな調整が行われている間、取引量が少ないことが確認できます。週足チャートに切り替えてみましょう。何か気になる点はありますか?週足チャートを見ると、$417.75の買いポイントを持つフラットベースが見えますが、10週線を再び上回る動きが見られると理想的です。


[エド・カーソン]
 そうですね。それに、この動きがいかにタイトだったかが分かります。今回のベースは深さがわずか13%で、そのほとんどの下落が約1週間半の売りで起こりました。少し回復すれば十分な状況です。まだ大きな上昇をしていないため、さらに伸びる可能性があります。また、2025年には堅実な成長が見込まれています。来週発表される指標には注目していきたいと思います。




02. Interactive Brokers(IBKR)


Q4決算 予定日
 米国現地 01月21日()
 
Q4決算 市場予想
 EPS :1.84ドル(+22% YOY)
 売上 :13.55億ドル(+19% YOY)

注目ポイント
・顧客成長および利息収入の数値


[アレクシス・ガルシア]
 次にリストの次の銘柄、Interactive Brokersを見てみましょう。この会社は1月21日(火)Q4決算の発表を予定しています。EPSは$1.84で22%の増加、売上高は19%増の13億5500万ドルと予想されています。Interactive Brokersを注目している理由としては、顧客数の増加と金利収入の数字が注目点として挙げられます。
 Q3ではInteractive Brokersの利益が堅調に伸びましたが、コスト増や一時的な費用負担の影響で一部の利益予想をやや下回りました。ただし、DART(Daily Average Revenue Trades:1日当たりの平均売上取引)の売上指標で確かな成長を見せているようです。決算を控えた今、Interactive Brokersについて何に注目していますか?


[エド・カーソン]
 取引量の成長と純金利収入も注目したいですね。この会社はマージンを課していて、それが大きな要因となっています。イールドカーブがプラスであることは、銀行だけでなく短期で借りて長期で貸す金融全般にとって好材料です。これは、この企業にとってもプラスの要素です。さらに、この会社は優れたツールを多く持っており、成長も長い間堅実です。この分野でのリーダー的存在であることは間違いありません。シュワブやその他の企業が苦戦する中、Interactive Brokersは過去1年間、株式として非常に良いパフォーマンスを見せています。


[アレクシス・ガルシア]
 チャートを詳しく見てみましょう。カップ・ウィズ・ハンドルのベースを形成しており、買いのポイントは193.41ドルとなっています。このテクニカルな動きについてはいかがですか?


[エド・カーソン]
 2週間ほど前、50日線から反発したタイミングでエントリーのチャンスがありましたが、その後に調整が入りました。完全に崩れることはありませんでしたが、エントリーした場合、得られていたささやかな利益が消えた可能性があります。それでもサポートを見つけて、ハンドルを形成しました。上昇時にはボリュームがあり、下降時には少なめだったため、多少の調整が入りつつも安定を保った形です。RSラインも高値近くにあり、50日線付近で大きな崩れを見せることなくサポートを確認できました。市場環境が厳しい中でも、期待したいポイントでしっかりサポートを見せている点は評価できます。たとえこれまでの動きで振り落とされたとしても、再びエントリーの機会が訪れる可能性はあると考えられます。


[アレクシス・ガルシア]
 先ほどの話に関連して、ファンダメンタルズにも触れてみましょう。特に注目すべき点は、前四半期の利益成長率が前年同期と比べて減速していることです。この点について、週足チャートからは何か見えますか?今週は10週移動平均線を上抜けて力強い動きを見せています。


[エド・カーソン]
 比較が難しくなってきており、来年もその傾向が続きそうです。たとえば、13%といった成長率が44%になった後では、このような高い伸び率をさらに積み重ねるのが難しくなっています。ただ、この分野にはまだ多くの成長余地があり、過去のような強い成長が続いてきた分、今後は複利的な成長率がやや緩やかになる可能性もあります。もし利益成長が鈍化すれば、この銘柄の成長ペースも少し落ち着くかもしれません。ただし、昨年のような急激な上昇が見られないとしても、今後も堅実で安定したパフォーマンスを期待できる可能性はあるでしょう。




03. GE Vernova(GEV)

 

Q4決算 予定日
 米国現地 01月21日()
 
Q4決算 市場予想
 EPS :2.30ドル(+35% YOY)
 売上 :106.87億ドル(+6% YOY) 

注目ポイント
・ガスタービン/データセンターの予測
・天然ガスに関するコメント


[アレクシス・ガルシア]
 さて、次に進みましょう。1月22日(水)に決算発表を控えるGE Vernovaについてです。このエネルギー機器メーカーは、GEからスピンオフした企業で、Q4のEPSは前年比35%増の2ドル30セントになると予想されています。また、売上高は5%増の106億8700万ドルになる見通しです。GE Vernovaの注目ポイントは、データセンター向けのガスタービンの需要についての情報や予測、また天然ガス需要についてのコメント、そして洋上風力損失の改善に希望が見えるかどうかです。GE Vernovaは、1月14日にバンク・オブ・アメリカのアナリストが決算前に目標株価を引き上げたことを受けて株価が上昇しました。アナリストたちは、ガスタービンの可能性や蒸気タービンの成長機会にも期待を寄せているようです。決算前のGE Vernovaにどのような点で注目されていますか?


[エド・カーソン]
 最近、電力を生み出す、あるいは電力に関連する技術や企業が注目を集めています。GE Vernovaもその一つで、独立した企業として公開されてからまだ1年も経っていませんが、すでに大きな成果を挙げています。ただ、これまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。特に、収益が時期によってばらつきがあることは知っておくべきポイントであり、そのため、短期的な変動だけでなく、基盤となる成長のトレンドや市場の評価に注目する必要があります。
 現在のところ、少なくとも来年にかけて強力な成長が期待されており、投資家としては、この成長がどこまで続くのかを見極めたいところでしょう。一方で、課題もあります。たとえば、洋上風力発電はこれまで難題となってきましたが、今後どの程度影響が抑えられるか注視される部分です。また、需要に関しては、まるで底が見えないほど高まっている印象があります。
 もちろん、GE Vernovaのような企業だけでなく、この分野の多くの企業に対しても期待値は非常に高いです。この会社は、単なるユーティリティ企業ではなく、発電に必要なタービンを提供する重要な役割を担っています。そのため、GE Vernovaだけでなく、電力関連業界全体にとって今後の動向が非常に重要になると言えるでしょう。


[アレクシス・ガルシア]
 この会社は、炭鉱のカナリア、つまりこの業界がどのようにパフォーマンスを見せるかの指標となるかもしれませんね。では、チャートを見てみましょう。1月3日の直近のブレイクアウトから少し伸びすぎているようにも見えます。相対強度も高く、RSラインが上昇傾向にありますがGE Vernovaについての意見を聞かせてください。


[エド・カーソン]
 今年の初頭に購入するチャンスがあったかもしれません。そして、早い段階で追加投資を検討していれば、もう少し積極的に動けた可能性もありましたね。特に、ベースの上限を少し抜けたあたりの短期的なエリアをクリアした時期が、そのタイミングだったと思います。ただ、今はおっしゃる通り少し割高感があり、ここからさらに買い増しをするには慎重になるべき局面かもしれません。仮に調整が入るとしても、急激な下落ではなく、時間をかけて新しいパターンが形成されるのを待つ方が良いでしょう。50日移動平均線が追いついてくるか、新たなベースが作られる可能性もあります。
 短期的にはチャンスを逃したように見えるかもしれませんが、この銘柄はこれまでも上昇トレンドを繰り返してきた実績があります。同様に、将来的にも複数回の上昇を期待できる可能性があります。そのため、最初や2回目のベース形成時に必ずしも乗り遅れを心配する必要はなく、長期的にしっかり利益を狙えるタイミングを見極めることが重要です。


[アレクシス・ガルシア]
 さらに、前回の2024年7月のブレイクアウトからの力強い上昇を見て取れます。それでは、週足チャートを切り替えて再度確認します。今週も大きく伸びていますが、明らかに延びすぎているように見えます。この点について、どのようにお考えですか?


[エド・カーソン]
 以前のベースで、大きな調整のあった週がありました。そのとき、オフショア・タービンに関する懸念が少し出ていました。株価は一時的に売り込まれましたが、その後すぐに持ち直しました。この動きは少し不安定な印象もありましたが、一旦勢いに乗ると本当に力強い動きに変わりました。まるで少し調子が悪かったエンジンが再び動き出したような感じです。これが、この銘柄にとって初めての本格的なベースだったと言えると思います。


[アレクシス・ガルシア]
 「全速前進」といったところでしょうか。


[エド・カーソン]
 ええ、全速前進です。
 その時点で本当に勢いがつきましたが、少し混乱がありましたよね。IPOのような状況だったので、多少のゴタゴタがありました。しかし、それ以降はその力強さをしっかりと示してきました。




04. General Aerospace(GE)


Q4決算 予定日
 米国現地 01月21日(火)
 
Q4決算 市場予想
 EPS :1.04ドル(+1.07% YOY)
 売上 :94.9億ドル(▲51.16% YOY)


[アレクシス・ガルシア]
 引き続き注目しているいくつかの銘柄について見ていきます。まずはGEエアロスペースからです。この会社は、GE Vernovaの姉妹会社になります。日足チャートに戻してみます。この銘柄ですが、調整の右肩を作っているように見えます。ただ、14日に50日線を超えました。このGEエアロスペースについて、どのように見ていますか?


[エド・カーソン]
 航空宇宙関連の銘柄には強さが見られるものもあります。以前、この銘柄はリーダーの1社でしたが、今はその地位を取り戻そうとしています。今回の状況でアクションを起こす可能性もありましたが、現在はすでにある程度動いており、さらに来週には決算発表を控えています。また、ここ数日間でトレンドラインを突破しただけでなく、以前の買いポイントであった177を上回っています。ただし、この水準は現時点ではアクション可能というわけではありませんが、過去に購入された可能性のある水準を超えたのは良い兆候です。このようなエリアを超えることは、取引の上で安心材料となることが多いです。
 さらに、この銘柄はボーイングからの恩恵を受けた部分もあります。特に、古い機体のメンテナンスが需要を生んだことが背景にあります。この銘柄は以前、大きな上昇を遂げた後、昨年の春以降、長期の調整期間を経ています。かつてGEの一部だった頃から注目されていましたが、GEとしての上昇の多くはGEエアロスペースへの期待感によるものでした。一方、GE Vernovaはそれほど注目されていませんでした。
 この長い調整期間を経て、再び上昇する準備が整ったのかもしれません。2025年に向けた堅実な収益予想も示されていますので、来週以降の動向に注目する必要があります。この銘柄が次のアクションの候補となる可能性は十分にあります。




05. United Airline(UAL)


https://www.united.com/ja/jp

Q4決算 予定日
 米国現地 01月21日(火)
 
Q4決算 市場予想
 EPS :3.03ドル(+51.26% YOY)
 売上 :143.4億ドル(+5.24% YOY) 

[アレクシス・ガルシア]
 次にユナイテッド航空について見ていきましょう。この会社も来週決算を発表します。この銘柄ですが、今週再び新高値をつけたように見えます。どのようなセットアップを期待できますか?


[エド・カーソン]
 ちょっと判断が難しいところです。この銘柄は現在、ベースの上限付近に位置しているようで、もしかすると、先週あたりに短期的な高値を突破した可能性があります。それが下降トレンドラインを超えた動きなのか、数日前の短期的な高値だったのかはわかりませんが、いずれにせよ興味深い状況です。すでにデルタ航空の発表があったので、大きなサプライズにはならないかもしれませんが、この銘柄の今後の動きには注目したいです。
 この銘柄は航空業界の中でもリーダー的な存在で、本当に好調といえます。ただ、現在の段階では決算の数字が十分に良いとは言えませんがそれでも来年は業績が回復して増益に転じると期待されています。そのため、この先の展開次第では、期待通りの動きが見られるかもしれません。
 もし適度な調整が入れば、新たなエントリーポイントが見える可能性があります。一方で、さらに急上昇すれば、手を出しにくい水準まで伸びてしまうかもしれません。現時点では、明確なエントリーポイントがあるとは言えませんが、旅行関連銘柄の中でも特に注目すべきリーダーであることは間違いありません。


[アレクシス・ガルシア]
 週足を見てみましょう。昨年の夏から非常に力強い上昇を見せていますが、その後一部利益確定の動きが見られるようです。この銘柄については引き続き注目していきます。


 


06. United Rentals(URI)

  

https://www.unitedrentals.com/

Q4決算 予定日
 米国現地 01月29日(水)
 
Q4決算 市場予想
 EPS :11.67ドル(+3.64% YOY)
 売上 :39.4億ドル(+5.70% YOY)


[アレクシス・ガルシア]
 次に、ユナイテッドレンタルズに移ります。このチャートについての見解を聞かせてください。


[エド・カーソン]
 この銘柄ですが、今週リバウンドしています。同業の企業を買収するということで、その動きが好意的に受け止められているようです。それで株価も大きく動いています。これまでも好調だったのですが、かなり大きな売りが入って、最近かなり下落していた状態でした。現在のポイントとしては、50日移動平均線を上回ることが重要だと思います。理想的には、このラインを上回って一旦小休止するのが良いのではないでしょうか。というのも、来週決算発表を控えている中で、もし50日移動平均線を一気に突破して上昇し続けると、その後の調整が必要になりそうだからです。
 もちろん、必ずしも調整が起きるとは限りませんが、連続的に上昇するよりは、50日移動平均線を超えた後に少し落ち着いて、そこから再度上昇を目指すような動き、例えば、「取っ手」のような形成があった方が、より堅実に見えます。いずれにしても、どうなるか見守る必要があります。この銘柄はこれまで安定した実績を示してきましたが、昨年の大半は少し休んでいるような状況でしたね。




07. American Express(AXP)

 

Q4決算 予定日
 米国現地 01月24日(金)
 
Q4決算 市場予想
 EPS :3.05ドル(+16.43% YOY)
 売上 :171.8億ドル(+8.73% YOY)


[アレクシス・ガルシア]
 最後にアメリカン・エキスプレスを見ていきます。この銘柄は1月15日に新たにブレイクアウトしており、現在も買いゾーンに入っています。このチャートについてはいかがですか? くわえて、今のような不安定な市場環境で、投資家が買いを入れる際にどのように対応すべきかについてもお話しいただけますか?


[エド・カーソン]
 この銘柄は非常に強い動きを見せていますね。特に市場が不安定な中では、ブレイクアウト時よりも早めのエントリーを狙うことが重要だと思います。というのも、市場が数日間上昇した後に反転するような場面では、ブレイクアウトで買うと、その時点ですでに数日上昇している場合が多く、調整が入りやすいからです。
 この銘柄は、RSラインが「ブルードット」にあり、これはブレイクアウト時やベース形成中に新高値を記録していることを意味します。また、50日移動平均線からまだそれほど離れていません。今回のベース形成は非常にタイトなもので、これまでのように大きく延び切った状態ではないのがポイントです。
 業績面では、成長率は少し鈍化する見込みですが、それでも堅調です。また、イールドカーブがポジティブで、経済状況も概ね良好なようです。そのため、消費者の支出は引き続き期待できそうですし、イールドカーブの状況は利益率の改善にも寄与する可能性があります。
 この銘柄は、状況によってはアクションを起こす価値があると思います。ただし、決算発表後の動きを見極める必要がありますね。現在の市場環境では、慎重なアプローチが重要です。できるだけ買いポイントに近い位置でエントリーすることを心がけ、不調な場合は速やかに撤退する準備をしておくことが大切だと思います。



[アレクシス・ガルシア]

以上、今回の「Earnings Cheat Sheet」はこれで終了です。
 




<オリジナル・コンテンツ>

 オリジナル・コンテンツは、以下リンクからご覧になれます。
尚、本投稿の内容は、参考訳です。また、意訳や省略、情報を補足したコンテンツを含んでいます。

IBD
(Original Published Data : 2025/01/17 EST)



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だうじょん


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 本執筆内容は、執筆者個人の備忘録を情報提供のみを目的として公開するものであり、いかなる金融商品や個別株への投資勧誘や投資手法を推奨するものではありません。また、本執筆によって提供される情報は、個々の読者の方々にとって適切であるとは限らず、またその真実性、完全性、正確性、いかなる特定の目的への適時性について保証されるものではありません。 投資を行う際は、株式への投資は大きなリスクを伴うものであることをご認識の上、読者の皆様ご自身の判断と責任で投資なされるようお願い申し上げます。


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