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『リセットの習慣』

 自分は、春になると睡眠リズム乱れがちになります。それから疲労がたまり、寒暖差が激しい日などはよく偏頭痛になってました。

 それが一昨年買って読んだ、『リセットの習慣』に出てくる深呼吸を意識しているうちに、あまり偏頭痛にならなくなっています。

 偏頭痛のメカニズムは個々でそれぞれあり、自分の場合も偏頭痛が深呼吸だけで緩和したのか、推定でしかないですが。自分の体感では、呼吸は身体の調子に大きく関わりがあるように思います。深呼吸をすると、血流が良くなり血管をひろげるため体温が上昇するらしく、それを測定したことはないですが、多分そのことが偏頭痛になりにくくした要因ではないかと。

 『リセットの習慣』で呼吸について著者は[寝る前に3分「呼吸の時間」をつくる]という章でこう述べています。

 やり方は「1対2の呼吸」。「4秒吸って、8秒吐く」など「吸う」と「吐く」が「1対2」になるように、深い呼吸を意識してください。
 こうして「深い呼吸」を意識的にする習慣をつけると、仕事の休み時間、ランチの後、何かイヤなことがあったときなどに、深い呼吸をするようになります。
       ―中略―
 忙しくしている人、感情のコントロールが利かない人、緊張している人、落ち込んでいる人を注意深く観察していると、まず間違いなく呼吸が浅くなっています。
 この瞬間に「ああ、呼吸が浅くなっている」「深呼吸をしよう」と思えたら、それだけで状態はリセットできるものです。

  『リセットの習慣』をすごく要約して言うと。悪い流れを変えるのは難しいので、一旦悪い流れから出る。つまりリセットが大事。という本です。

 この本を知ったのは、著者の小林弘幸さんがラジオに出演していて、本について話しているのをたまたま聞いたからでした。
 その話が自律神経についてで、交感神経と副交感神経のことを主に話していて。
 交感神経は昼間の身体を活発化させる働きをして、副交感神経は夜に身体を鎮静化させ調子を整える働きをすると云う。
 子供の間は、交感神経と副交感神経はどちらもバランスよく働くそうです。ホルモンとかと関係して。しかし、大人になるにつれて、交感神経に比べて副交感神経の働きが下がるそうです。
 確かに大人って子供と比べてリラックス感が弱いかもと思いました。
 
 それから、自律神経等に関心を持ちました。深呼吸をすること以外にも、自律神経を整える方法はたくさんあるので、うまく取り入れて悪い流れにならないように、春の毎日をすごしたいものです。


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