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unity1week「1ボタン」参加記録

お疲れ様です。10月に入り、一気に冷えてきましたね。自分としてはこのくらいが一番過ごしやすいので、ずっとこのままでいてほしいのですが……きっと、瞬く間に冬になってしまうんでしょうね。そう思うと少しゲンナリとなってしまう、星凪樹です。

学校でのチーム制作も終わり(それについても書くはずが、何故か下書きで止まってしまっています……)各自が各々の進みたい道に向けて試行錯誤をする時期になってきました。

自分は絵心がないため早々と3DCGの路線は諦め、unityプログラマーとして就職活動を行うべく日々参考書やudemyの講座などで勉強しているのですが、今回、そんなunityを使ったフリーゲームを投稿して遊ぶことができるサイト「unityroom」様にて、「Unity1週間ゲームジャム」(以下「unity1week」)が開催されたので、参加してみることにしました。



そもそもゲームジャムって何?

この記事を読んでくださった方の中には、ゲームジャムについてご存知ない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に「ゲームジャムとはなんぞや?」ということについてご説明いたします。

ゲームジャム(英: GameJam)とは、ゲームクリエイターが集まり短時間でゲームを制作するイベントのことである。ここで言うゲームクリエイターは一般的にプログラマ、ゲームデザイナ、ゲームアーティストで構成される。

ゲームジャムでは大抵ビデオゲームが制作されることが多いが[1]、今日においてはボードゲームも制作されることが多くなっている[2]

wikipedia「ゲームジャム」のページより

端的に言うと「短期間でゲーム作ろうぜ!」ってことです。今回のunity1weekの場合、期間は一週間(遅刻投稿も可)で、お題に沿った(こじつけでも可)ゲームを作ってunityroomで遊べる状態に持っていくことが参加条件ということですね。


どんなゲームを作ったのか

百聞は一見に如かず、まずは自分が作成・投稿したゲームを載せておきます。『吸い込め!ブラックホール!!』という名前で、シンプルな落ちものゲーです。

制作に至るまでの過程

今回、お題が「1ボタン」ということで2つのアイディアが浮かびました。

  1. 文字通り「ボタン」を使ったゲーム(クリッカーゲームなど)

  2. 服に使う「ボタン」を題材にしたゲーム(?)

しかし、1も2も何か違うなというか、ゲームとしてピンとこなかったため、「お題については多少こじつけでも大丈夫」というunity1weekの懐の深さを借りて、最終的に「1ボタンで進行方向を切り替えて、上から落ちてくる物をキャッチするゲーム」に落ち着きました。

……これを書いている段階で思い浮かんだのですが某なめこ栽培ゲームみたいに「一定間隔で現れるボタンを収集するゲーム」とか面白そうですね。ボタンってけっこう歴史も深いし種類も多いし、ニッチな層に受けそうな気がします。


制作で苦労した点

苦労した点は大きく2点です。

  1. 制作期間が東京ゲームショウと被っていた

  2. ゲーム部分の設計

プログラミング自体は、チーム制作の経験もあってかそんなに大きく困ることはなかった(小さいことは色々とありましたが)のですが、東京ゲームショウと制作期間が被っていたのが個人的に大変でした……

今回、東京ゲームショウは計4日間開催だったのですが、自分は毎日学校のブースの担当やメーカーのブース巡りなどに奔走していたため、4日間は疲労で作業が出来ませんでしたorz

「締め切りに間に合わなかった場合は遅刻での投稿が可能」という、これまた深いunity1weekの懐がなければ、絶対に投稿出来なかったので、この仕様には本当に助かりました(;´Д`)

ゲーム設計の部分については、あまりゲーム性を高くしようとすると絶対間に合わないことが分かっていたのでシンプルにするという事は予め決めていましたが、かといってシンプル過ぎると面白くありません。

最終的に「制限時間は2分間で、一定時間が経つと段々物が落ちてくる間隔が狭くなる」ということにし、徐々に画面がワチャワチャと賑やかになるように調整しました。

とはいえ、ゲーム設計は割と見切り発車で、徐々に変更・調整していった部分も大きいので、次回は早めに仕様を固めるようにしたいですね。


unity1weekに参加して良かったこと

1.第三者からの評価・コメントがもらえたこと

ゲームにしてもCGにしても、とにかく何にしてもそうですが、世間に公表しなければ評価の対象となりえません。どんなに優れた作品・アイデアであっても作者の中にある内はないも同然なのです。

今回、自分の作品をキチンと出したことによって、多少ではありますが評価やコメントを頂くことが出来ました。これを糧にして、次回以降も参加したいなーと思います。


2.周囲の方からのフィードバックがもらえたこと

学校の先生や同級生に「これこれこういうのに参加している」ということによって、実際にプレイしてアドバイスをもらうことが出来ました。

バランス調整は、一人だけで行うと偏ったものになりがちなので、他の人からアドバイスを頂けたのは有り難かったです。

後、これは副次的な効果ではありますが先生からの受けも良くなった気がします。あんまり学生で、こうしたゲームジャムに参加するのは珍しいのかもしれませんね。


3.開発力が上がった(気がする)こと

一週間という短い期間(自分は遅刻してしまいましたが)でゲームを制作する都合上、やはり集中力やスピードが大事です。

自分はどちらも欠けている自覚があるのですが、今回はチーム制作が終わったので、そちらを気にする必要がなかったためか割と集中的に取り組むことができました。

ダラダラと制作を長引かせてしまうと、途中でダレてしまうことが多いので、今回の経験は後にも活かしたいですね。


終わりに

駆け足気味でしたが、unity1weekについての紹介と、自分が制作を通して感じた、良かったことの紹介でした。次回の開催は12月中旬とのことですので、冬コミの準備とかも見越して、きちんと参加できるようにしたいですね。

チーム制作もあって中々noteを更新する暇がなかったのですが、チーム制作も終わったので、もう少しマメに更新したいと思います!もしこの記事が好評でしたら、unityについて色々と書いていきたいと思いますので、よろしくお願いしますm(_ _)m


追記:面白かった他のゲーム

他の投稿作品を遊んでみて、面白かった作品をいくつか挙げておきます!次回はもっとたくさんの人の作品を遊んでみたいなぁ……


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