イネーブラーという援助者と依存
イネーブリングは、依存者たるクライエントの身体的合理化を援助するように支援する存在関係のこと。
この存在関係者をイネーブラーと呼んでいるようです。
そして、このイネーブラーはクライエントに依存します。
クライエントもイネーブラーを【利用する様に】依存します。
形は共依存関係です。
イネーブラーはクライエントの思考的合理化を代わりにするように進んで行う】(イネーブラー本人は否定する事もあるとは思いますが言葉なく行動だけなら進んで行ってる)のが要点となります。
互いに依存しているので【共依存】なのです。
イネーブラーはクライエントが内側でしてる思考的合理化の行動をとります。
クライエントは身体的合理化だけ行動しています。
理想や健全な状態は【クライエント自身がクライエントの内側で身体的と思考的な合理化を両立する】ことに基礎があります。
イネーブリングな状態は
クライエント➡️身体的合理化する。
イネーブラー➡️クライエントの思考的合理化を【具現化】する。
(イネーブラーの身体的合理化が同時に行われている。)
(イネーブラー自身の思考的合理化はなされない)
寛解の状態➡️【クライエントの身体的合理化と思考的合理化がクライエントだけで両立する】
【イネーブラー自身の思考的合理化と身体的合理化がイネーブラー自身だけで両立する】
イネーブリングは、依存の対義語に繋がりがないことを証明してくれます。
しかしながら、繋がりは無関係ではありません。個人が成立するかは重要です。