見出し画像

ピラティス指導テーマ①足の小さなアーチに働きかける

普段のレッスンで何を意識しているか、
どんな課題を持って取り組んでいるか、
私の「ピラティス指導テーマ」を書いていこうと思います。

レッスンを効果的にするため、自身の指導技術を磨くため、
なにかしらお役に立てたら嬉しいです。

≪足の小さなアーチに働きかける≫

ショートフット、足のアーチを引き上げようとすると、
指をギュッと曲げてしまう方、多いですよね。


①足のアーチ基本情報

母指球・小指球・踵の三点は、床についておきたいところ。
正しくアーチが作れると、
その上にある骨の整列を整えやすくなります。
膝痛・腰痛・肩こりなどにも影響があります。

②ステップ1:緩める

簡単にできるのは、テニスボールを足裏でゆ~っくり転がすこと。
柔らかくなって動かしやすくなるのと、
感覚が上がって、小さな動きもコントロールしやすくなります。

③ステップ2:踵の少し前を引き上げる

母指球・小指球が浮いてしまわないよう、
アーチの後ろの方、踵の少し前(ヒールポケット)を
アリさんが通れる空間を作るくらいの気持ちで
ほんの少し引き上げてみてください。

④ステップ3:上への影響を感じる

アーチがうまく引きあがると、
静かに内ももが働き、コアが働き、
背骨が伸びる感覚が出てきます。

⑤エクササイズ例

足裏が床についているエクササイズや
踵の少し前にストラップがかかっている動きは
ヒールポケットから流れるエネルギーを感じやすいです。

〈マットエクササイズ〉
アームアークス
レッグスライド
マーチング 
トータップ
ヒップリフト
・・・

〈リフォーマーエクササイズ〉
インナーサイストレッチ
フットワーク
フロントスプリッツ
フットインストラップ
サイドキックプレパレーション
ヒップリフト
サイドスプリッツ
・・・


足のアーチを作ることで、足が変わるだけでなく、
全身の姿勢や動きをより良く変えていくことができます。
踵の少し前、意識してみてください。

いいなと思ったら応援しよう!