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つるむらさきの花

こんにちは
道の駅が好きで、出かけた先にあるとつい立寄ってしまう、ラ・フェ修家です。

先日、近江八幡に出かけた帰りの国道8号線沿いに
「道の駅竜王かがみの里」
があったので、寄って買い物をしました。

「竜王かがみ」というのは地名で、滋賀県蒲生郡竜王町鏡です。
東山道、中山道で栄えた宿場「鏡の宿」があり、「平治物語」では牛若丸(源義経)が元服した地と言われています。
僕の世代では、初代ドラクエのラスボスの「竜王」を思い浮かべてしまいます。

けっこう広い道の駅で、売っている野菜の種類も豊富です。

冬瓜やシャドークイーンなどいろいろ買いましたが、初めて見つけた「つるむらさきの花」も珍しかったので、カゴに入れました。

珍しい野菜や、使ったことがない野菜を見つけると、買って試食することを習慣にしているので、地元で採れた珍しい野菜が売っている道の駅は、重宝します。

つるむらさきの葉の方は、使ったことがあるのですが、花は初めてだったので、さっそく味見です。

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アップで写すとこんな感じの花です。

火を通して食べる野菜なので、茹でてから味見しました。

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味は、つるむらさきの葉と同じように、土臭い感じでクセのある味で、好みが分かれるところです。

あえもので、濃いめの味つけで作るか、バターやオリーブ油で炒めると、クセがやわらぎます。

つるむらさきは、味がほうれん草に似ていて、モロヘイヤのようなぬめりがあって、ほうれん草より土臭い香りの野菜です。

栄養価はほうれん草より優れていて、主な栄養素は、

・βカロテン(ビタミンAに変換・皮膚や粘膜の健康)
・ビタミンC(免疫アップ、皮膚や粘膜の健康)
・ビタミンB2(皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つ)
・カリウム(むくみ防止、ナトリウムの調整、排出)
・カルシウム(骨の形成、神経興奮の抑制、血液凝固作用の促進)
・鉄(血液、ヘモグロビンの構成)
・食物繊維(腸内環境を整える)

など栄養満点な野菜です。

こういうクセのある野菜を扱うときに、

クセを消すための下処理や味付けをするのか
クセを味と捉えて扱うか

という事がありますが、そこは料理や好みよって変わってくると思います。

基本的には、ほうれん草と同じような料理、胡麻和え、おひたし、白和え、ソテー、卵焼き、などに使うといいでしょう。

スーパーで身近に売っていないかもしれないですが、栄養価の高いヘルシーな野菜なので、見つけたらぜひチャレンジしてみてくださいね。

以上、ラ・フェの厨房からでした。


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修家大雄 /レストラン ラ・フェ
貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊