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氷山モデルを理解する

目に見えている行動の背後にある心理や本人の置かれている状況等を適切に理解することが発達障害や知的障害のある人と関わる際にとても大切な考え方になります。

氷山モデルは、技術的な関わりを説明する際に度々出てくる考え方です。

氷山は、見えている部分と見えていない部分があります。見えている部分より何倍も大きな見えていない部分が海の下に隠れているのです。

氷山を障害のある人に置き換えてみると、見えていない部分が本人の気持ちや置かれている状況、健康状態、学校や施設での状況、家庭環境等、様々な要素で構成されており、結果として見えている部分である行動に表れているという考え方です。

ということは、結果である行動だけを見て対処していても適切な対応方法を導き出すことは難しいことが分かると思います。見えていない隠れている部分をクリエイティブに考えることが求められます。

一旦、現実的な要素は抜きにして柔軟に想像することをおススメします。きっと新たな糸口が思い付くはずです。

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