本音を話せない人たちの末路
INFJとして生きていると、いろいろな本質(だと思い込んでいるもの)に出会うことがあると思います。
ここでその心の葛藤をつづってくれている人たちの記事に触れることは
共感につながってとてもリラックスできます。
本当にありがたいです。
人を観察して生きてきて、人の相談に乗り、自分の葛藤を見つめ続けることで、そこそこ生きるのが楽になってきた今、いろいろと思うことがあるのですが、今日は本音で話せない人たちについての私の観察記録を残しておきます。
「自分」の正体
ほとんどの人は、自分のことがよくわかっていません。もちろんきっと私も。
また自分のことがよくわかっている人も、他人のことは分かりません。
しかし、なぜか
自分のことがよくわかっている人は、人とのコミュニケーションで
つまづくことが少ないように思います。もっと言えば、つまづいたという感覚にならなくて済むので悩まなくなる傾向にあるともいます。
自分自身のことが分かっていると思っている人で、人との摩擦や、自分自身の葛藤という摩擦に苦しんでいるという人は
「自分」だと思っているものが非常にもろく形もなく果たして「わかっている」と思うほどそこに存在しているのかを考えてみるのもいいかなと思います。
本題はここからです
自分自身が見えていない人は「自分の本音」が分かりません。
なので、問題が起きたときに話し合いのテーブルに自分の本音を出すことができないのです。
問題が深くなればなるほど、本音で話し合うしか解決策が出てこないという事が人生では多々あると思います。
たとえば、「あなたの為にこんなにしてあげたのに!」という母親で
子供が曲がってしまう家。
ほんとうは、「私の思い通りになぜできないの?!」が本音である場合が多い。
こういった感じです。
「結婚記念日って最後にどこいったっけ?」と聞いたら、旦那さんも忘れていてそんなもんですよー。と言って笑っていた奥さん。
ほんとうは、「結婚記念日くらいは大切にしてほしいと思っている。」
この一言が出てきません。
友達に性格を直したほうがいいといわれてそのとおりだなとおもって・・・と相談に来た人も
ほんとうは、「理不尽なことを言われたむかついた!」これが本当の相談内容です。
もちろん全てがそうというわけじゃなくて、あくまでわかりやすくするための例なので伝わるでしょうか。
本音を言えない我慢の末路は・・・
このように、小さな我慢を続けていると、だんだんと心に憎しみが溜まっていって
それが敵意となってあらゆる場所に攻撃をはじめます。その攻撃が外に向かうのが自分に向かうのか、また別の方法か。それは人によると思います。
この攻撃によって、本音を話せない人の末路は、人間関係が希薄になっていたり、他人との関係が絡まりあって崩壊してしまったり、果てには病気になってしまう人が多いのかなと感じる今日この頃です。
解決策というよりもまずは
子供を思い通りにしたくても、いいんです。それがあなただから。
誰かに時々おかしいか聞けばいい。子供が大きければ、それでいいか、嫌か聞けばいい。そうしてそれを受け入れるかまた話し合う。
旦那さんに甘えてもいいんです。聞いてくれるかどうかは旦那さんが決めること、その後に話し合えばいい。それがあなただから。
人に嫌なことを言われたら、ムカついてもいいんです。
その後で反省したなら改めればいい。思っているよりも人は怒ったぐらいで嫌われたりしません。
このことが、自然にできている人と、すごく頑張らないとできない人がいるのかなと、最近感じるとこが多いのでメモしてみました。
だけどそれって難しい
すごく頑張らないとできない人にとっては
とーーーーーっても勇気のいる作業だし、苦しいんですよね。
誰だって、醜いかもしれない本当の自分を見たくない。できれば本音を隠したまま欲望を達成したい。この壁が厚いのかなぁと思います。内観とも言えますね。
内観は刺激の強い行動なので、病気療養中の方は専門家の先生の下で行うのもいいかもしれないです。
なぜできる人とできない人がいるのかは、また別の機会に話すとして
こういった自分を改める勇気がある人は、本音を探す心の旅に出ると
いろいろ気持ちよく「楽に」生きられるようになるんじゃないかと思っています。
もちろん、こんな内観が必要ないほどポジティブな人がいることも事実なんですよね。人間って面白いですね。
ご質問等あればお気軽にコメントお待ちしています。
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