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成功したやり方でも、繰り返してはならない

京都では今朝、地震が起きたり、大雨の予報が外れたりとなんだか災害の胸騒ぎがするそんな日です。

今日はお施主さん見込みの方に贈ったり、事務所で飾る額縁に入れるパースや建築写真を造っていました。

それをのぞいた師匠から、「あ、この意識はモノづくりに重要なエッセンスだ」と感じた言葉が出ました。

■モノづくりやそれ以外の事でも、同じ事を繰り返せば良いという事はほとんどない。
紙をはる行為一つでも、その日の湿度や紙同士の収縮率の違いなどを感じ取ってその都度やり方を工夫するんだ。

という事でした。

この言葉にやはり師匠は生粋の職人気質だなと感じる一方で、職人さんに限らず誰もが大事にするべき心掛けだなと感じました。

そう感じた理由は3つあって、

1.水のように常に世の中は形を変えているので、時々で工夫する余地は変わっていっている。

2.結果同じ行為をする場合でも、思考停止しない。

3.単調な繰り返しを避ける事によって、精神衛生上ポジティブ効果がある。( 鬱になりやすくなる原因に単調性が強いという事があるらしいです)

多くの職種で、昨日の繰り返しばかりになってしまう事が多いと思います。

そんな中でもこの「繰り返しを避けて工夫する」という心掛けは、自分にも良い作用が生まれ、当然サービスや仕事の質も上がる。
みんなが楽しく生活をおくる1つのエッセンスだなと思いました。

今日も一日一学。1歩ずつ進んでいきましょう。

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