🎼歌劇コジファントゥッテとfuzkueブックカフェ📚
モーツァルト/歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」に行ってきました〜
オペラって観てきて?聴いてきて?
と疑問に思って調べたところ芸術分野なので「観劇」らしいです。
人生で2回目のオペラ。
コジ・ファン・トゥッテ
(女はみんなこうしたもの)
なんていうタイトルだ!!
オペラは歌中心で進み、字幕が左右に画面で出るとはいえずっと外国語の歌と歌詞に集中し続けるのは大変なので予習を軽くしておくことをおすすめしています。
詳しいあらすじはあのサイトにお任せしちゃうとして、ものすごく綺麗なハモリをたくさん聴けます。
女声3、男声3の同数で、二重奏から六重奏なのですっごくききごたえがあった。生演奏も最高。
ただ、このお話ざっくりいうと
第一部までは恋人たちの試してやろーぜ(悪ノリ)
第二部では試してみたらどーなの!っていうパート
第一部まで物凄く面白くて、第二部も笑いパートは沢山あって圧巻の名曲ばかりだったのですが二部パートが個人的にもやもやするんだ…
純愛貫いていたのに、堅物扱いで面白がられ、浮気(心入れ替える)のも悪いことじゃないぞって外野から散々言われ、猛プッシュにあい。あげく「裏切ったな!許せん!」「女ってそんなもんだ〜許せ、受け入れるのもまた愛」みたいな男側の傲慢さと愛の儚さになんだか悲しくなってしまいました。
歌も演奏も凄く素敵だからこそ、ストーリーががが。一部の時点では面白すぎる、パンフレット買っちゃおう!ってなるくらい感動していました。
コミカルだし、結末も綺麗に終われてはいますが、その未来は少し綺麗じゃないかもな。いくら情熱の温度と伝え方が違う文化と時代背景とはいえ!なんだかしんどくて。このままじゃ帰れん!ごはんか珈琲飲みたい。と思って頼りのgoogle mapを開きました。
行きたかったブックカフェが同じ駅にあるではないか!!
ご飯もフードも美味しそう!かつ本当に落ち着ける場所だと前々からピン留めしていたものの、初台って中々行けないよなぁと思っていたこの場所。
たまたまgoogle map開いて カフェと調べたところ出てきてくれて、いつ行くの、今でしょと足を伸ばしてきました。大正解!!我ながらに巡るのうまい
フードとメニューを頼む数によって、滞在時の料金が変わるというこちらのお店。
店員さんと気が合いすぎるのか4冊手にとって読んでいたところ3冊がなんとスタッフの私物の本でした。
稲田さんの本もまさかのサイン本で「スタッフを呼んでくれ🤝」な気持ちでした。
ドリンクもコースターも何もかもよくてね〜
ブックカフェの良いところは、自分では買ってない、だけど読んでみたい本に巡りあえるということな気がします。私は速読の方なので本買っちゃう時にあっという間に読めてしまうが故に刹那を感じる本と染み込む本、噛めば噛むほど味がある本など。そして部屋を圧迫しているわけですが…
気になってた本やエッセイを読んできました。個人的に刺さった一説ずつメモ。
『おいしいものでできている』稲田俊輔
『桃を煮る人』 くどうれいん
『公園へ行かないか 火曜日に』柴崎友香
最後のこの本がぴったりで、落ち着いて帰れました。笑
『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる』林信次
あともう一冊読んでたけどそれはまた改めて読み直そうかなぁって。飲み物もケーキも美味しかった!
次はソファ席を狙いたいところ。
ちゃんと2部のもやもやが消化できてよかったです。
でもやっぱり芸術って観に行くと自分の中に残るものがあってこれを豊かさと呼ぶのかな。
芸術の秋のスタートです。
でも本読みながらまだ出せてない夏の下書き思い出しちゃった。まだ間に合うかな。
ではまたね🍂