手しごと 梅干し (小話:雨の中のバーベキュー)
長かった梅雨が明け眩しい日差しの夏がやってきた。
めまいがしそうな暑さは苦手だがこうも雨が続くと気持ちもどんよりしてきてしまってダメね…
そんな気分を晴らすべく先日雨の中、友人を呼んで我が家でバーベキューを開催。
タープを張ってその下で雨の中するバーベキュー、なんというか秘密基地感?があってものすごく楽しかった。
鮎、イカ、ハマグリ、つぶ貝、赤身、タン、ラム、野菜…贅沢すぎる。
自家製キムチを挟んだオイキムチやおかひじきの梅和えが箸休めにちょうど良い。
チーズとうずらの卵の燻製も。
といった具合に思い切り食べて夜までしゃべってすごく良い気晴らしだった。
味をしめて今週末もやる予定。笑
話は逸れたというか全く触れてもいないけれど、晴れたということでやっと梅が干せる日が来た、というのを書きたかったのにどうしても楽しかったあの日を思い出し脱線。
梅干しは教室でもやるのでレシピは記載しないけれど、やっぱり自分で仕込んだ梅が一番美味しいと感じる。
特に皮の柔らかさと果肉の瑞々しさ。
塩気なんかのバランスももちろん自分の好みに合わせているし、何より育っていく過程が楽しくて嬉しくてたまらない。
梅酢が上がるまでが勝負で、湿気などでどうしてもカビてしまうことがある。
なんとか梅酢を2日くらいで一気に上げるよう数年思考錯誤していたが今回掴んだ感ある。
正直言って最高の出来だと思う。
干してる間もこの光景がなんとも美しく可愛らしく何回も眺めに行ってしまったのでちゃんと日焼けもして梅干しは完成したのでした。