エスニックチキン 自己流だけどすごいヒット作出ました。
エスニック料理は外食するものだとつい最近まで思っていたわたし。
いろいろ買い揃えないといけないし、買ったところで使い切るほど作る?そもそも売ってるの?と調べもせず理由をつけて、更にはわたしのジャンルじゃないし…とチャレンジしようともしていなかった。
今思えば「わたしのジャンル」って何よ?ってはなし。
今までだって和食オンリーなわけもなくパスタや麻婆豆腐だっていろんなジャンルの料理を作って美味しい美味しいと平らげてきたはず。
そんな「料理人としてどうなの?」という姿勢を見直すきっかけとなる出来事があった。
ちょうど一年前に知り合いがはじめたエスニック料理店を手伝うことになった。
もちろん接客や仕込み程度で鍋を振っていたわけではない。
だけど見て聞いて食べてをしていくうちに意外とできるんじゃないかと、ものすごい興味を持ちはじめ一気にハーブや調味料を買い揃えた。
確かに当初思っていた通り、フォーやトムヤムクンにはレモングラスやプリックキーヌ、バイマックルーなどのハーブが必要なので買い揃えないといけない。
しかし今回ご紹介するエスニックチキンはナンプラーさえあれば他はいつも使っているような調味料でできちゃうのでエスニックちょっと興味ある、みたいな方の手始めにいいのでは?と思う。
とはいえ表題にもある通り自己流レシピ。
何回も言うが鍋を振っていたわけでもなくただ見て、聞いて覚えたという程度。
だから「おい、これはルールに則ってないぞ」などというクレームはやめてね。
だけど味にうるさいオットにも「これで店出せるよ、そのくらいうまい」と言ってもらえたヒット作なのだ。
そんなこんなでエスニック料理は外食するものから自分で作るものに変換され、嬉しいことにレパートリーが一気に増えレベルアップしたような幸せな気分になったのでした。
◆エスニックチキン
材料:1人分(全て目分量の適量です、味を見ながら調節してください)
鶏もも肉・・150g
塩・・小さじ1/2
胡椒・・小さじ1/3
米油・・大さじ1
にんにく(みじん切り)・・一欠片
生姜(みじん切り)・・一欠片
ネギ(みじん切り)・・1/3本
ニラ(みじん切り)・・2束
酒・・大さじ1
ナンプラー・・小さじ2
鶏ガラ・・少々
塩・・少々
ご飯・・一膳
ライム・・1/6
パクチー・・お好きなだけ
手順
①鶏もも肉の厚みがある部分は開いて皮面に塩胡椒を振って手でなじませ、油をひいて温めたフライパンに皮面から入れて焼き、両面しっかり焼き色をつける。
②鶏もも肉が焼けたら取り出して食べやすい大きさにカットしてご飯をよそった皿に盛り付ける。
③フライパンに残った鶏肉の油の熱を一度落ち着かせたらにんにくと生姜を入れて火にかける。
④香りがしてきたらネギを入れしんなりするまで炒め、ニラ、酒、ナンプラーを入れて一度味を見てから鶏ガラと塩で味を調節する。
⑤鶏肉にたっぷりとかけ、ライムをギュッと絞り、パクチーと一緒にいただきます。
絶対忘れちゃいけないのがライム!レモンじゃダメ、ライム!
もしレモングラスがあるようなら刻んでネギと一緒に炒めるとより一層それっぽい味になるので入れてみてね。