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【Wantedly×HERP主催】ダイレクトリクルーティング返信率25%超え秘訣公開イベント登壇レポート
こんにちは、PX 古屋です!
今回は、12/10(木)に登壇させていただきました【返信率25%超えのダイレクトリクルーティングは何が違うか~RettyとPOLがスカウト文面をイベント限定公開~】にてお答えでききれなかったご質問に回答してまいります!
返信率アップの為に弊社が取り組んでいることや、社内運用体制についても一部公開しますので、ご参考にしていただければうれしいです!
こちらのイベント、なんと参加登録者数300名超え!というご連絡をいただき、心臓と胃が飛び出すんじゃないかと思う程ガチガチに緊張していた私笑 それほど多くの方がDR採用への重要性を感じていて、コツを知りたいのだと改めてニーズの高さを実感しました。だからこそ、しっかり応えなければ!と、ご提供コンテンツについて同じくPXの遠藤と数日前から練りに練り、前日はしっかりリハーサルも行うという入念ぶりでイベントに挑みました。(マジメか)
ご視聴いただいたみなさま、改めてありがとうございました!
改めて、当日のアジェンダから抜粋して情報提供しますね。
採用体制とダイレクトリクルーティングの位置付け
弊社では、今回のイベント主催者でもあるHERPさんが提唱しているスクラム採用を導入しています。
いわゆる、人事部だけでなく、現場を巻き込み全社で採用をしようよ!という採用手法なのですが、弊社ではこれを全員PXと名付け、メンバー全員が採用に関して当事者意識高く向き合える工夫を幾つか行っています。
採用における全社の体制は上記の通り。PXはプロジェクトマネージャーの役割に徹し、現場メンバーに計画〜選考まで一任している状況です。
もちろん通常の業務とは別に採用業務がアドオンされることになるので、現場としては「ちょ。やめてくれよ。。」というのが本音かもしれません。しかし!採用=会社の成長を加速させること、ですし、往々にして人事や経営陣よりも現場の方がチームにマッチする人物像やスキルを解像度高く理解しているものでもあります。
その為、全員PX体制下では、我々PXの主な業務は目標策定 / 達成に向けた戦略策定・推進 / 数値進捗管理 / OX・CX運用改善 / その他フォローをメインとし、現場が気持ちよく採用に向き合えるよう細かくPDCAを回しながら「がんばれ〜!一緒に良い仲間お迎えしよ〜!」と全社向けの旗振りとお尻たたきに徹しております。
ただ、「PXに言われたらから採用やるよ!」ではなく、現場には主体的に採用に向き合ってほしい。その為に大事にしていることが、採用を自分ごと化するモメンタムづくりです。
モメンタムとは-
株価分析においては、株価の勢いや方向性などを分析する時に使われるテクニカル指標の1つ。もともとは、「はずみ」、「勢い」などの意味がある。(Weblio引用)
つまりは、全員で同じ方向に向かうための勢いづくりなのですが、取り組み例として採用関連のワードを自社MVVに絡めたワードに変更し、浸透させていくカルチャーづくりをご紹介しました。これは一見小さな変更ですが、日常的に使う言葉を変化させることでメンバーの視点が変化していくことを日に日に実感できた事例でもあります。採用を自分ごと化として意識付けることにつながるので、オススメです!
現場メンバーが「なぜ自分たちが採用に関わるのか」「どういった心持ちで採用に向き合うのか」腹落ちできている状態でなければ、候補者さんにとっても良い面談機会を提供することができません。Why?を問い続け、その解を掲げ続けることが、全員採用における人事の役割として大事なことだと考えています。
経緯や浸透方法はこちらのnoteにもまとめておりますので、よろしければご一読ください。
スカウト返信率を上げる秘訣は?
これは兎にも角にも「パーソナライズ化しましょう」!これにつきます。
スカウトメールは数多く送るとなると時間も工数も取られてしまいますが、候補者さんにとっては人生を左右する大事な転機となり得る1通のメールです。テンプレ通りのシステマチックなものではなく「なぜ自分に送付されたのか」文面から伝わる内容であると、返信率の高さに繋がると思います。
もちろん文字数や送付時間帯など、定量面が関係することも一定あります。ですが、それ以上に大事なことは候補者体験を豊かにすることを徹底し、候補者さんに誠実に向き合うこと。ここが何よりも重要であると考えます。
▶︎『スカウトメール=ラブレター』として、1通1通に想いを込め、質を高めるひと工夫を惜しまない
▶︎会社情報や面談者情報が簡単にわかるリンク先を添付する
そして、、祈りを込めて送ること。(実際に私は「返信きますように」と拝み手しつつお送りしています。。!!怪しいですね笑)
ぜひ「そこに愛はあるんか」とスカウトメールに向き合ってみてください。
追加のご質問について
イベント中には、各部署との定例で話している内容 / スカウト対象者が枯渇した場合の対策についてお答えしました。その他に頂戴していた2件の質問に弊社目線の取り組みを加えお答えしていきますね!
<ご質問>
地方の会社でスカウトに非常に苦労しています。 (フルリモート勤務を可としていない) 地方採用でのスカウト返信率をあげる方法を教えてください!!
<回答>
・もしあればオフィス周辺の土地柄や地方ならではの良さをアピール
・福利厚生あれば記載(住宅手当など)
・なぜ地方であるのか?という会社や事業の想いの記載、note 記載
などいかがでしょうか。地方ならではの推しポイントに加え、「オフィス行ってみたいな!」と思ってもらうPRが大事かもしれません。また現在は、コロナの影響もあり地方移住なども需要も高まっているので、検索軸を「地方に興味ある」方に変えていくことも効きそうです!
<ご質問>
媒体ごとにフィットするスカウト文章は違うのでしょうか。Wantedlyでうまくいったスカウト文面が他のスカウト媒体だと効果があまりなかったので気になっています。
<回答>
媒体ごとでフィットする文章が違う感覚は特に弊社ではもっていません。それよりも候補者様目線でのパーソナライズ化が出来ているか?が重要かなと思いました。またその媒体推しポイントは何か?と押さえておくことも良いいかもしれません。Wantedlyさんは「共感」をベースにスカウトができるサービスですが、他媒体の特徴はどんなものでしょうか?媒体の特徴に親和性を感じ登録している候補者さんも多いかと思うので、「プロフィールからどの一面を拾いカスタマイズするか」行間を読む努力が肝になりそうです。
まとめ
最後にスカウト返信率を上げるために、弊社が特に大事にしている2点をお伝えします。
1. スクラム採用の体制づくり
想像してみてください。もしも自分自身が目指すことや在りたい姿を既に実現している人からスカウトされたら、どんな気持ちになりますか?
きっと「おおおお、目を留めてくれてありがたい!」と嬉しくなるのではないでしょうか。もちろん、どのような立場の人からでもスカウトされたら嬉しいことは間違いないです。ただ、自分が目標としている人からのスカウトは、嬉しさが倍増しCX観点の豊かさにつながると考えています。だからこそ、それを実現している人=現場メンバーがスカウトを送ることに意味がある。人事だけでなく、全社を巻き込んだ採用体制が大事になってきます。
そして、全員採用=スクラム採用を運用する上での採用管理ツールはHERPさんが本当に使いやすくオススメです!UIがシンプルで無駄がない上に、欲しいものが全部詰まっている。。UXにとことんこだわり追求していることが伝わるATSです。アップデートにも毎度感動しています。
2. 共感度を高めていこう
パーソナライズ化に必要なことは、候補者さんのこれまでのご経験 / スキル / これからのキャリアに共感し、自社とのマッチ度や活躍ポイントを明示することです。プロフィールから行間を読み込み、共感ポイントを伝えることを惜しまないことが必要なポイントだと考えています。スカウトを作業にしないこと、CXに視点を置くことでそのポイントが見えてくるかと思います。
ちなみに弊社は採用軸が共感をベースにしたカルチャーマッチ×スキルマッチなので、「この先やってみたいこと」で候補者さんの想いや未来図が見えやすいWantedlyさんをメインに採用活動を行っています!(その他、Forkwellさん、Greenさんにも大変お世話になっております)
以上、当日のイベント内容に加え追加ご質問2点お答えいたしました!少しでもみなさまのお役に立てば幸いです。
弊社も引き続き採用をがんばっていきます。これからも皆さまとTipsをシェアし合いながら、お互い成長できると嬉しいです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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