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【イベントレポート】詩誌La Vague公開合評会・朗読会inケトルドラム

こんにちは。詩誌La Vague事務局の長尾早苗です。

先日2024年3月3日に、聖蹟桜ヶ丘にあるカフェのケトルドラムさんで、わたしたちラヴァーグの初めてのリアルイベントを開きました!

草間小鳥子さんが作ってくれた当日のフライヤー。

お天気は絶好の晴れ。メンバーも忌憚なく自分たちの詩について、お客さまと一緒に読んでコメントしていくかたちにしました。

ケトルドラムさんでは机をすべてくっつけて、受付の長尾、司会の雪柳さんが少し離れた席に、机の上には華々しく持ち寄りのお菓子が並べられていました。

男性のお客さまも来てくれたことがとてもうれしく、詩誌ラヴァーグは当日Vol.0もVol.1も物販として販売していました。

メンバーの詩集も売っていました。(全部買ってくださったお客さまも……!!)

ゲストには思潮社の編集部から藤井一乃さん、Vol.1のゲストでもある詩人の川口晴美さんもお招きして、一つ一つの詩に丁寧な評をいただきました。

お客様からもコメントいただき、とてもよい時間になったのではと思います。

Vol.0
草間小鳥子「地下水脈」
シーレ布施「ここ始発ですから」(朗読・合評作品)
柊月めぐみ「縄」(朗読作品)
Vol.1
川口晴美「蜜蝋」(朗読作品)
長尾早苗「木漏れ日の中で」(朗読・合評作品)
佐山由紀「オーガズム」
柊月めぐみ「仁王の妻」
雪柳あうこ「すいか」(朗読作品)
有門萌子「時のつれあい」(朗読作品)

合評会・朗読会で取り上げた作品たちです。

集まった作品もそれぞれバラエティに富んでいましたが、その中から詩の向こう側について作者本人から思いを聞けたことも励みになりました。

ゲストの川口晴美さんの自作朗読、「蜜蝋」は実体験から発想を得た詩だそうです。引っ越した時にワックスがけをした経験がもとになっているそうで、いつまでも聞いていたいくらい素敵な朗読でした。

メンバー一同もとても勉強になりましたし、コメントをいただけることでさらなる高みへ詩を押し出していくよいきっかけになったのではと思います。

懇親会では雪柳さんが持ってきてくれたワイン・シャンパンで乾杯をしました。お客さまもゲストのお二人も懇親会に残ってくれて、とても楽しい夕べとなりました。

青いシャンパンはその名も「ラヴァーグ」。
撮影スタッフはシーレ布施さんです。

終始アットホームに詩のこと、女性が詩を書いていくことについて語る時間が取れて、あたたかなひとときでした。
お客さまからの質問にゲストのお二人が微笑みながら受け答えをしていたのが印象的でした。

メンバーもお酒が入り、ひとときの語らいを楽しみつつ、詩のことについて語る時間、それぞれの活動について語る時間もできて大変よい時間になりました。

またイベントやりたいですね!
と盛り上がっているメンバー一同。詩は一人で書いていくものだからこそ、誰かと詩を語る場所や「場づくり」がとても大事なのだと思います。

会場のケトルドラムを運営している棚沢永子さんのご著書、『現代詩ラ・メールがあった頃』(書肆侃侃房)はつい先日、日本詩人クラブの賞を受賞したばかり。ゲストの藤井さんから棚沢さんへミモザの花束を贈るサプライズがあり、一気に場がなごみました。

わたしたち詩誌La Vague、新刊に向けてただいまがんばっています……!!
今回も素敵なゲストをお招きしたので楽しみにしていてくださいね。

既刊の詩誌La Vagueはこちらからお求めできます。

ご感想を参加されたお客さまからいただいています!!
ありがとうございます!

ここからはメンバーの感想などです!



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