"アメリカでの慢性副鼻腔炎手術に至るまで" その①:鼻炎とアレルギー性鼻炎
2023年に、アメリカで副鼻腔炎手術をしましたので、どのような体験だったかについて、詳しく書きたいと思います。
この手術に至るまでには、色んな方の体験談を読んだことがとても役に立ちましたので、この体験もどなたかのお役に立てば幸いです。
その①は、副鼻腔炎に至る前までの、自分の鼻の病歴から始めたいと思います。
具体的な術前術後をご確認されたい方は、「その⑥:手術までの準備」
https://note.com/preview/n3cdd4188712b?prev_access_key=7ff0f59ccdf08364114d6e0445a856e1
からご覧いただくのが良いかもしれません。
◉子供の頃の鼻炎
私は季節の変わり目に風邪を引きやすく、小学生の頃は、熱や咳が引いた後も黄色い鼻水が出てくる症状だけが残ることがあり、その後の健康診断で鼻炎と言われ、耳鼻科のネブライザー治療へ数回通ったことがあります。
◉アレルギー発症
その後しばらくは、耳鼻科のお世話になることはありませんでしたが、24歳の時にスギ花粉アレルギーを発症し、そこからまた鼻の調子が良くなくなり始めました。
この時に処方されていたのはリノコートという鼻スプレーでした。
当時はかなり良く効いた記憶があります。
◉渡米後のアレルギー
そして30歳でアメリカに来ましたが、その時はアレグラを飲んでみました。
数年の間は良く効いていました。
残念ですが、その後徐々に、この薬を飲んでも少しは症状が出るようになってきました。
当時の知人が、「アレルギー反応が悪化すると、より強めの薬が必要になるらしい」と教えてくれて、クラリティンを勧めてくれました。
これも良く効いていましたが、また徐々に効きが今ひとつになってしまったので、さらに知人から勧められたジルテックに変えました。これは今もよく効いています。
※日本で同じ成分(セチリジン塩酸塩10mg)の市販医薬品は、新コンタック鼻炎Zになるようです。
ただしこの薬は私の場合、飲み始めの最初の1週間には、強烈な眠気が襲ってきて、飲んだら最後、何時間もひたすら眠りこむ状態でした。
寝る前に服用するようにしても、翌日の午前中までかなりの眠気が続きました。
完全に眠気が来なくなるまでには1か月くらい掛かりました。
これは人によるようで、飲み始めから殆ど眠気を感じなかったと言う友人もいます。
次の記事はアメリカでの副鼻腔炎発症です。