【エンタメ】沖縄バス旅の極意(路線バス使い方大全)
こんにちは、りんりんです!
突然ですが、みなさん、沖縄は好きですか。好きですよね。最高ですよね。そろそろ夏休みの予定を立てようというこのタイミング、沖縄への旅行を計画している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、ゆいレール以外に電車のない沖縄では、交通手段としてレンタカーを選択することが多いかと思います。しかし、旅先での車の運転となると、いろいろと悩みが出てきませんか。
例えば、
・お酒が飲めない
・ガソリン補給が面倒
・駐車場探しが面倒
・そもそも免許がない
・免許はあるがペーパードライバー
・車を運転できるメンバーが少なく負担が偏る
・遊び疲れたあとの長時間の運転が不安
などなど…
そんな悩みを解決してくれるのが路線バス。一部地域を除き、それなりに縦横無尽に路線が張り巡らされており、上手に使えるとかなり便利です。
ただし、この路線バス、いくつか注意点があります。
つい先日、4泊5日のバス旅を経験した中で、かな〜〜り調べ尽くしたので、本日はその中で得られた本当に役立つtipsをみなさんに共有したいと思います。
1. 乗り放題パスを買おう
沖縄の路線バスは乗り放題パスがあります。バス旅必須アイテムです。
1-1. 路線バス乗り放題
乗り放題パスといえばいくつか種類があるみたいですが、これがあれば概ね事足ります。
沖縄本島全土をバスで移動するならば買った方がまず得です。価格は以下の通りで、ゆいレール乗り放題券付きは+500円です。
1日パス:2,500円
3日パス:5,000円
購入は窓口でもできますが、アプリからの購入が手軽でオススメです。上記リンク先のQRコードから飛ぶか、アプリストアで「OTOPa」と検索すると出てきます。
未来の日付での購入も可能なので、出発前のダウンロードをおすすめします。
ただ、ひとつだけ注意点がありまして、リンク先にも記載がある通り、以下の高速道路を通過するバスや東京バス運営のバスは対象外になります。ご注意ください。
・111番
・117番
・リムジンバス
・定期観光バス
・東京バス
1-2. 東京バス運営のバスの乗り放題パス
1-1の乗り放題パスで対象外となっている、以下の4本の東京バス運営のバスを多く使用する場合は、こちらの乗り放題パスの購入も検討しましょう。
・ウミカジライナー
・ハーレーエクスプレス
・琉球ホテルエアポートリムジン
・瀬長島ホテルエアポートリムジン
ただし、路線バスでの移動が主で、道中に瀬長島のウミカジテラスにちょっと寄るくらいであれば、都度払いの方が得です。私も使用しませんでした。必要に応じてご検討ください。
2. 計画の立て方
計画を立てる際は、Yahoo!乗換案内などを利用しましょう。
この点、検索のコツがひとつありまして、出発地・到着地を入力する際には、施設名ではなくバス停そのものを入力するようにしましょう。
時間の正確な把握のためというのもありますが、検索結果で少し離れたバス停が出てしまったりするので、このようにされるのがおすすめです。
3. バスの乗り方
沖縄のバスは、大抵の場合、乗車・降車共に前方の扉からになります。この際、まず降車する方が先になりますので、焦ってすぐ乗り込まないように注意してください。
なお、乗り放題パスを使用する際は、乗車時・降車時にカメラでQRコードの読み取りが必要になります。スムーズな乗車ができるように、事前にアプリを起動しておきましょう。読み取り用QRコードは、大抵両替機付近にありますので、それを探して読み取りましょう。
また、アプリの使い方を見ると、乗車時・降車時共にQRコードの読み取るよう案内がありますが、場合によっては「見せるだけでOK」と案内される場合もあるので、運転手さんの案内に従いましょう。
4. 遅延を見越した移動計画を立てよう、遅延状況を把握しよう
まず結論として、路線バスは遅延します。これはもうしょうがないです。閑散期でも20-30分ほど遅延することもあります。
重要なのは、以下二点です。
①遅延を見越した移動計画を立てること
②遅延状況をタイムリーに把握すること
①については、そのままです。遅れがあっても問題がないように、到着時間・乗り換え時間に余裕を持つことです。30分ほどは余裕を持っておくと良いと思います。
②については、こちらのサイトを利用してください。
バス停・路線名等から対象を検索することで、バスが今どこを走っていて、どれくらい遅延しているかを、このようにタイムリーにチェックできます。
適宜確認して、移動計画の指針としましょう。
5. ひとつの場所に複数のバス停看板がある時は注意
ひとつのバス停にバス停看板が複数存在する場合があります。例えば、那覇バスターミナル、糸満ロータリーなどです。
こういうバス停があるということだけ、頭に入れておいてほしいです。事前に把握できれば良いのですが、どうもGoogle Mapに記載の情報は間違っていることが多く、現地でバス停看板をよく見るようにしてください。
路線番号だけでなく、念の為、行先・出発時間なども確認しておきましょう。逆方向のバスに乗ってしまうと悲惨です。
6. バス旅モデルケース
参考として私が実際に行ってきたバス旅のコースをご紹介します。我ながら、かなり満足度の高い行程でしたので、ぜひ参考にしていただければと思います!
前提情報
滞在期間:4泊5日
宿泊場所:アメリカンビレッジ内のホテル
訪問観光地:琉球ガラス村、アメリカンビレッジ、フォレストアドベンチャーin恩納、青の洞窟、おんなの駅 なかゆくい市場(美味しいかき氷屋さんがあります!!)、万座毛、ナガンヌ島、国際通り、首里城、ウミカジテラス
1日目
【那覇空港到着】
■国内線旅客ターミナルビル/沖縄県路線バス
↓ 13:15〜13:18
↓ 琉球バス交通沖縄バス・120名護西空港線(牧志経由) 名護バスターミナル行
■軍桟橋前/沖縄県路線バス
↓ 13:30〜13:58
↓ 琉球バス交通沖縄バス・89糸満線(那覇西高校経由) 糸満バスターミナル行
■糸満ロータリー/沖縄県路線バス
↓ 14:11〜14:21
↓ 琉球バス交通・82玉泉洞糸満線 玉泉洞駐車場行
■琉球ガラス村/沖縄県路線バス
【琉球ガラス村:2時間】
■琉球ガラス村/沖縄県路線バス
↓ 16:43〜16:53
↓ 琉球バス交通・82玉泉洞糸満線 糸満バスターミナル行
■糸満ロータリー/沖縄県路線バス
↓ 17:06〜17:53
↓ 琉球バス交通沖縄バス・89糸満線(那覇西高校・西崎経由) 那覇バスターミナル行
■旭橋・那覇バスターミナル/沖縄県路線バス
↓ 18:00〜18:04
↓ 沖縄バス・32コンベンションセンター線(兼久原経由) 真志喜駐車場行
■沖縄タイムス前/沖縄県路線バス
↓ 18:14〜19:07
↓ 琉球バス交通沖縄バス・29読谷線(喜名廻り・久茂地経由) 読谷バスターミナル行
■桑江/沖縄県路線バス
【宿チェックイン】
2日目
【終日アメリカンビレッジ散策】
3日目
■桑江/沖縄県路線バス
↓ 08:16〜08:45
↓ 琉球バス交通沖縄バス・20名護西線(牧志経由) 名護バスターミナル行
■山田/沖縄県路線バス
↓ 08:59〜09:02
↓ 沖縄バス・48石川読谷線 読谷バスターミナル行
■塩屋(恩納村)/沖縄県路線バス
【フォレストアドベンチャーin恩納:2時間30分】
↓ 徒歩移動
【近隣で昼食:1時間】
↓ 徒歩移動
【青の洞窟:1時間】
■真栄田/沖縄県路線バス
↓ 15:36〜15:42
↓ 沖縄バス・48石川読谷線 東山入口行
■ルネッサンスホテル前/沖縄県路線バス
【おんなの駅 なかゆくい市場:30分】
■ルネッサンスホテル前/沖縄県路線バス
↓ 16:35〜16:54
↓ 琉球バス交通沖縄バス・120名護西空港線(牧志経由) 名護バスターミナル行
■恩納村役場前/沖縄県路線バス
【万座毛:30分】
■恩納村役場前/沖縄県路線バス
↓ 17:48〜18:45
↓ 琉球バス交通沖縄バス・120名護西空港線(牧志経由) 国際線旅客ターミナル前行
■桑江/沖縄県路線バス
【ホテル到着】
4日目
■桑江/沖縄県路線バス
↓ 07:32〜08:24
↓ 琉球バス交通沖縄バス・29読谷線(喜名廻り・久茂地経由) 那覇バスターミナル行
■泊高橋/沖縄県路線バス
【ナガンヌ島(フェリー移動時間含む):5時間】
■泊高橋/沖縄県路線バス
↓ 15:36〜15:47
↓ 琉球バス交通・21新都心具志川線(久茂地・ライカム経由) 那覇バスターミナル行
■県庁北口/沖縄県路線バス
【国際通り:4時間】
■牧志/沖縄県路線バス
↓ 20:40〜21:28
↓ 琉球バス交通沖縄バス・28読谷線(楚辺廻り・牧志経由) 読谷バスターミナル行
■桑江/沖縄県路線バス
5日目
■桑江/沖縄県路線バス
↓ 11:12〜11:59
↓ 琉球バス交通沖縄バス・228読谷おもろまち線 おもろまち駅前広場行
■おもろまち駅前広場/沖縄県路線バス
↓ 12:01〜12:06
↓ 徒歩
■おもろまち
↓ 12:11〜12:19
↓ ゆいレール てだこ浦西行
↓ 1番線発 → 1番線着
■首里
【首里城:30分】
【昼食:30分】
■首里
↓ 13:31〜13:57
↓ ゆいレール 那覇空港行
↓ 2番線発 → 2番線着
■赤嶺
↓ 13:59〜14:04
↓ 徒歩
■赤嶺駅(高速・連絡バス)
↓ 14:10〜14:23
↓ 連絡バス・東京バス・ウミカジライナー 琉球ホテル&リゾート名城ビーチ行
↓ 北口・駅前広場前ロータリー内番線発
■瀬長島ホテル(高速・連絡バス)
【ウミカジテラス:4時間30分】
■瀬長島ホテル(高速・連絡バス)
↓ 19:15〜19:37
↓ 連絡バス・東京バス・ウミカジライナー 国際通り入口行
■那覇空港国内線旅客ターミナル(高速・連絡バス)
【那覇空港出発】
7. まとめ
沖縄をバスで観光するのは上級者向けとよく言われますが、下調べと当日の運行情報のキャッチアップがしっかりできれば、きっとうまくいきます!
このnoteがみなさんの良き沖縄バス旅のお役に立てることを祈っております!
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