脾虚対策のFA(薬について);六君子湯の飲み方を調整


備忘録として
説明を書くのがめんどくさいから気血水だとか証とかの言葉もことわりなしにガンガン使っていく


入手もとなど

ドラスト・通販


濃さ:薄い(体感的にはエキス剤の1/3くらい)
入手難易度:容易
価格:少なければ高くない
・お試し用というイメージ

病院; エキス剤(保険適用)


濃さ:中間(らしい)
入手難易度:信頼関係構築済のかかりつけ医必須
価格:保険適用分安くなる
備考:
・市販薬で相性の良かったものを片っ端から試した。
・精神科に何年もお世話になっている問診時間を長めにとってくれる主治医がいる(15分以上のことも!)
・市販薬で上手くいった旨を伝えても眉をひそめられたので漢方でも薬剤名指定のおねだりはマナー違反?
→処方をコロコロ変えることができない

漢方薬局


自由診療なので高いが、専門家による臨機応変な処方を受けることができる。先生との相性の問題も有りそうなので下調べしてからの方が良いかもしれない。西洋医学+市販薬でなんとかならなかったときの選択肢。

結局、専門家にお世話になることに


ご縁が有って田中和宏先生にお世話になっている。ちゃんとした人間生活を送ることについて教わったり、様々な不調について中医学的に見立てを立ててもらってアドバイスを受けたりしている。なんかカウンセラーのようなこともさせてしまっていて、申し訳なくはなる。

https://twitter.com/kazusensei_tyui

きっかけは無料舌診体験


エンシュアのパラドックスと呼んでいる(※1)栄養剤への文句……をGoogleの検索窓へ
→エンシュアを攻略?しようとしている同志を発見した
→その人が𝕏をしていてカズ先生をフォローしている
→胃トレなるものが有ることを知った
→カズ先生が無料舌診体験を開催していた
→ノリで舌の写真を送った
→ついでにこの先生の素性?を見てみるか……(過去投稿を掘る)
→「既往症が似ているし、筋トレをプロテインで挫折しているし、親近感しかない!」
→丁寧な舌診結果が届いた(※2)
→……。腹くくって課金して相談しよう。


※1 エンシュアHという1.5 kcal/mLの栄養剤が有る。バニラ味を処方されたが、溶けたアイスクリームのようで濃すぎて飲めず
「消化器官に異常があって処方された人で、これを工夫無しに飲める人はおそらくいないだろうし、これを飲めるのならばそもそも処方されないのでは?」
と思い続けている。
Hなしエンシュア(1.0 kcal/mL)でもキツかった記憶がおぼろげに。
執念でエンシュア/エンシュアHを攻略しようとしている人もいるが、世の中に栄養剤は色々有るのだからこれにこだわる必要も私は感じない。エンシュア系の強みは開けてすぐ飲めるところにある、と思っているフシが有るため。

消化器官に不調をきたしている人へのファーストチョイスをラコールにしてほしい。ラコールはメイバランスのようにサラサラ感が残っていて、豆乳を飲めればたぶん飲める。筆者にはパウチ直飲みのスキルが有るので、飲むまでの手間もなく、ラコールは筆者との相性が最高に良い。

紙コップに粉を入れてお湯で溶かすことで精一杯の無気力さの人間には、エレンタールやツインラインを扱うことはできない。
エレンタールをinゼリーみたいな形にしてから処方してくれるようになれば最高なのに(アミノバイタルを定期お得便で箱買いしながら)


※2 胃トレクラブ会員になったあとに全容は判明したが、
・器質的異常が有りそうな荒れ方
・胃もたれしていそう(胃の中にヘドロのようなものがありそう)
・いかにも逆流性食道炎
・十二指腸も荒れていそう
という感じの舌のようで、だいたいカメラ通り。

相談してわかったことなど

【体質について】
胃が弱く、気血を上手く作れず、うまく水を巡らせることもできず、様々な不調が起きている。

【飲める薬について】
市販薬では飲めたけどエキス剤だと飲めなかった薬を伝えた。
抑肝散加陳皮半夏・補中益気湯で胃痛←当帰NG
十全大補湯・桂枝加芍薬湯はなんかもたれてきてしんどくなって徐々にのめなくなる←芍薬NG
……というわけで、いまのところ薬による補血は難しいようだ。
市販薬での抑肝散加陳皮半夏の効き方は、感情をとにかくフラットにしてくれる感じの嬉しいもので、エキス剤で飲めないことが大変残念に感じられる。

【証は変わる】
同じ人であっても時期によって体質は変化して、かつて合っていた薬が合わなくなることが有るそうだ。それから、合っている薬のほうが美味しく感じられるらしい。
美味しくないから錠剤で飲む!なんて荒業をするようなことが必要な時点で対慢性疾患ならズレている……ってこと?

舌診体験に申し込んだときは、コロナ禍で持ち直していた頃に近かったので、飲める範囲が狭いことは確定したようなもんだ。

薬でやれること意外と少ねえ!

【六君子湯をベースにしよう】
六君子湯は消去法的に残った。ドンピシャではないかもしれないけど、飲み方で調整してしまえばこっちのもの。

《読書はできるくらいに元気なら食前服用》
あったまりたい→ジンジャーパウダー追加
なんか物足りない1→カルダモン追加
なんか物足りない2→柚子パウダー追加
あったまりたいしなんか物足りない→山椒追加
頭回したい、食が喉を通るように勢いづけたい→腸活を兼ねてオリゴ糖でつくられた黒蜜追加(※)

なんもできんもうむりモードなら食後服用》
だいたい「頭回したい、食が喉を通るように勢いづけたい」が同時に起きている。根性でおかゆ+ツナフレーク水煮缶を流し込んでからの服用。最低限のエネルギー・タンパク質を摂れないと人間はどうにもならない。
ちなみにこのモードのときに胃に何か入れる前に六君子湯を任意の方法で飲むと、なんかスースー感が妙に気持ち的に満足させてしまって
「まあ……一食くらい……いいか」
というようになってしまう。
このモードの時だとおそらく六君子湯証から遠くなってきているのだろうけど、上振れと先に書いた事情を考えて、六君子湯を食後服用に変えることだけにしておきたい。

※ 自分自身が思っているより、どういうわけだか動けないというときも有るから、食前服用でいけそうでも安全策として「頭回したい、食が喉を通るように勢いづけたい」みたいなときは食後服用に統一したほうがいいかもしれない。

予期せぬ効用


「常識的な範囲内での弱り」「人間はどのようなときに辛いのか」ということについて、カズ先生のYouTube配信コメントなどでわかってきた。

具体的には
エンシュアHですら「本当に食べられない人」のもの
・揚げものなどを食べられないのは辛い
・嗜好品の摂取はおそるおそる……というのは当たり前ではない
・食事を「頑張る」「サボる」という感覚はふつう存在しない
・粘液誤射(※)なんて概念は炎症性腸疾患持ち同士とかでもないと説明無しには使えるはずもない
・40歳以降など年をとってきてからしか極端な不調はふつう感じない
といったところ。

トチ狂った感覚を出してしまっても「アチャ~」という顔(共感はできるけどそれは「おかしい」発言だよとでも言わんばかりの顔)で済ませてくれる先生でよかった。ほんとうに……
「は?」みたいな反応をされたら、普通に辛かったと思う。

※ おならだと思ったら液体がほんの少しだけ漏れ出ること。潰瘍性大腸炎の方の多い、或るLINEオープンチャットだと、説明無しにこの語句を使って伝わった。おそらく直腸がおかしくなった人にありがちな症状。

どうやって生活しているの?


動けるときに、頭の瞬発力で解決するしか、今のところ生活の手段が無い。生存するだけでしんどい。QOLもへったくれも無い。
慢性病の再燃には気をつけてほしい。
不摂生をすると、弱い人間には即座にダメージが入る。
本音を言うと、そろそろ生き物やめたいのだけども(※生存することがめんどくさいから)
ここ最近、エンシュアへの文句を言うことと粘液誤射しかしてない。

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