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デマ拡散の原理

どうもこんにちは、かずきです。

最近、トイレットペーパーの買い占め問題が世間をにぎわせましたよね?
あれってなんで起こったんでしょうか?
少し深く考えてみましょう。

ってことで、今日はデマの拡散の原理について紹介したいと思います。

デマとは何か?

そもそもデマの定義って何なんでしょうか?
調べてみました。

以下、Wikipedia参照

デマゴギー - 本来は政治的な目的を持って意図的に流す嘘、転じて単なる嘘や噂、流言など(独: Demagogie)

本来は政治的なものを指していたみたいです。


また、広辞苑にはこうとも書かれていました。

根拠・確証のないうわさ話。流言蜚語(リユウゲンヒゴ)。

今回話すのはこっちの意味の方が近いですね。

オルポートとポストマンの法則

今日の核です。

実は、デマの流量って数式で表せるんです。
それがこの、オルポートとポストマンの法則。

んでその数式が次の式。

R(流言の量)=i(重要性)×a(曖昧さ)

これめっちゃ面白くないですか?笑

確かに、どうでもいい(重要でない)ことなんて話にはしません。
例えば昨日、僕がごはんをドカ食いしたこととか。
そんなことで「え、かずきって人昨日ごはんすごい食べたらしいよ」「え~、そんなの太っちゃって健康に悪いな~」なんて話はしません。

また、曖昧でないことは話にはされません。
「コロナウィルスは危険らしい」
まだ、初期のコロナについての情報があいまいな時期は噂されていました。
しかし、「危険である」という事実がはっきりしている今、そんな当たり前のことを話す人はいません。

僕はこの数知った時、なるほどな~~~~って、1時間考えこむほど納得しました。(嘘)

デマをなくすためには?

最近、トイレットペーパーに関するデマが流れて、一時期トイレットペーパーが売切れになるっていう事件がありましたよね?

そういった、世の中を混乱に陥れるようなデマをなくすにはどうしたらいいのか?

結論は「曖昧さ」を取り除くことです。

さっきの式を見返してみましょう。

重要性と曖昧さのどちらかがなくなればいいのです。

そうなると、まず「重要性」に関してはどうしようもない。
今回の事件を見直すと「新型コロナウィルス」というものはすごく危険なウィルスで重要なのは間違いないしここを変えることはできない。

じゃあ変えられるのは曖昧さの部分。
今回は「中国のトイレットペーパー工場が止まったらしい。トイレットペーパーが入手困難になる」というデマだった。

みんなこれが本当かどうかわからんから買い占める。
工場が止まってないってわかっていたら、噂として流そうとは思わない。悪意でもない限り。

情報を流すマスメディアや役所などもここの部分に気をつけるべきだと思う。
結果を他人のせいにせず、確かな情報源の元、言い切る。
「トイレットペーパーは品薄にはならない」と。

また個人の観点からもそう。
まずは言い切ること。
曖昧なことは言わないこと。
曖昧だなって思ったら確信を持てるまで調べ、そこから情報発信すること。

善意をもって「~が~らしいから気を付けて」という人は多いが、
これが後に不利益をもたらす可能性があることを十分認識しておいてほしい。
「トイレットペーパーが品薄になるかもしれない」っていう曖昧な情報を受けた側はどうするだろうか?
不安を煽られ、必要でもないものを買い、不満足な買い物をするのである。

情報の海に溺れないようにするために、
いや、情報の海を作らないために、
重要な話題こそ、自信をもって言い切れる情報を発信してほしい。


以上今日の記事でした1
それではまた明日の記事でお会いしましょう👋

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小林和樹/ダイヤモンド
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