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古民家を新事務所へとリニューアル
◯どんな場所で何をした?
同じ町内にあるNPO法人里山みらいさんが事務所を移転するということで移転先の古民家を新事務所にリニューアル制作しました。
今回行った内容は全体の解体・撤去・補修から床、壁、天井の造作、電気工事、仕上げ工事や塗装です。
◯制作にあたり意識したこと
元々の家の構造部分をうまく活かして古くて新しい場つくりを一緒に目指しました。
・建物自体の修繕
・住環境だった家を事務所として機能させる
・事務所+αの機能を持たせた場所にする(フリースペース、物販スペース、立ち飲み屋など)
◯今回一番のポイント
建物が経年と増改築によりかなり歪んでしまっている場所があり、そちらの調整に思っていたより時間を要しました。
構造体をいじらずにできる範囲で歪みを整えつつ作業しながら、元の場所とうまく馴染むように統一感を意識して制作に試みました。
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元々は壁や天井を覆い隠すようにプリントベニヤがほ至る所に貼られていたので全て撤去し、既存の構造を表に出しました。
昔の流行りでこのように古民家の壁をプリントベニヤで覆い隠す流行りがあったのでしょうか?
別の場所でも見かける時があります。
隠していた物を取り除き、元々の状態に近づけていく。
そうするこで異常に低い天井のつくりだった場所が開放的になりました。
また黒く色を塗ることで古い柱や梁などの風合いが強調されて全体的に締まりました。
さらに間接照明を天井に当てることで室内全体が明るくなり作業がしやすい
場所に!
◯一番の難所だったのは?
フリースペース正面の壁を制作するのに非常に苦労しましたww
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とても良い経験と学びになる箇所でした!
こうしてできた里山みらい新事務所は事務所ではありますが、近くなかった地区の人が交流できるスペースとして新たなコミニティ拠点にもなっていくようなので、この先もどんどん変化していくのが楽しみです!!
里山みらいとは
徳島県神山町はすだち発祥の地であり徳島を代表する柑橘です。
すだち農家の人材育成、すだち企画販売や販路開拓などを行い、
"まちの農業を守る"活動を行っている会社です。
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