田植え初体験の高校男子キャーキャー
7年前の5月20日、弟の納骨を行った。生まれ故郷の里山にある樹木葬を選んだ。田植えで多忙な中、集まったのはわずか7人。車がないと不便な場所だが同じ町内なので近いと言えば近い。
あれから7年、この間2回墓参りした。そのほか、草ぼうぼうで場所が分からず引き返したことが1回あった。墓地公園(浦安市)の樹木葬とは大違いだが里山を目指しておりこんなものだ。
弟の納骨に携わった妻も姉も他界した。当たり前だがこの年になると結婚式より葬儀に出る回数が多い。最近遠い親戚の不幸をまとめて聞くことが増えてきた。葬儀のやり方も変化している。
高校時代、彼女の家の田植えを手伝うことが流行った。田植え初体験という男子がキャーキャー、バカみたい。私は近所の人に「野球ばっかりやって。少しは仕事手伝ったら」と注意された。