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ツールチップティラノスクリプトプラグインとローカライズ(翻訳)支援機能
はじめに
先ごろ公開されました「ティラノスクリプトV6.00」
↓↓↓↓↓ これですね ↓↓↓↓↓
自前プラグインの動作確認も兼ねて早速試してみました。
結論から言うと、当ツールチッププラグインは、問題なく動作しました!
なので、ついでにローカライズ(翻訳)支援機能も試してみました。
①ローカライズ(翻訳)支援機能
これ、すごいですね!
自動でテキストを抽出して、翻訳対象をリストにしてくれます。
と、まあ、ここで説明するのもアレなので、基本的な使い方は、是非とも公式を参照してみてください。
②タグのカスタマイズ
そして、ツールチップの中身もローカライズ(翻訳)できたらいいなー
と思い、上記公式の説明を眺めていました。
そしたら、ありました!! そう、タグ抽出のカスタマイズ!
なるほど! 自分て追加したタグも抽出対象に加えてくれるのか……
ということで、さっそくやってみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720493960972-SMNmhGsIqd.png?width=1200)
ID2のタグ名に「tooltip」パラメータ名に「desc」を設定し
同様にID3に「tooltip_set」「desc」を登録しました。
※「tooltip」や「tooltip_set」タグの使い方は、下記の記事を参照してください
すると、抽出されたリストの中に、ツールチップの中身に表示する説明文「desc」の部分も表示されました!
![](https://assets.st-note.com/img/1720494279941-mFK4CodKI5.png?width=1200)
さっそく適当にローカライズの英文を入れて実行してみます。
tooltip:desc「これがツールチップです」⇒「This is tooltip text.」
text「ツールチップ」⇒「Tooltip」
![](https://assets.st-note.com/img/1720494389561-kVp2e11PQq.png?width=1200)
おー!!
ちゃんとツールチップの中身もローカライズ(翻訳)されていますね!
ソース自体は、下記のように元々の日本語のままなのですが
表示は翻訳のところで設定した文字列に置き換わっていますね!
①「tooltip」と「end_tooltip」タグを使ってツールチップを表示[r]
例)このテキストのここが[tooltip desc="これがツールチップです"]ツールチップ[end_tooltip]の対象となります。[r]
マウスカーソルを当てると説明文が表示されましたね[p]
ついでに、変数に登録しておいて、呼び出す形式のツールチップの方もやってみます。
こちらが、「tooltip_set」のタグになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1720494747141-eVOcieV0a3.png?width=1200)
こちらも問題ないですね!
tooltip_set:desc 「ID=1として登録した説明文」⇒「Description text registered as ID=1」
![](https://assets.st-note.com/img/1720494932108-YIfjt8PSV9.png?width=1200)
ソースは下記のままですが、ちゃんと、翻訳されています。
③「tooltip_set」タグを使って、ツールチップストアにデータを登録[p]
[tooltip_set id=1 desc="ID=1として登録した説明文"]
[tooltip_set id=2 desc="データはIDで管理しています"]
[tooltip_set id="Test" desc="IDは文字列でもOK"]
IDと説明文で[tooltip id=1]データ[end_tooltip]として登録しておけば、呼び出しが簡単です。[r]
[tooltip id=1 position="top"]データ1[end_tooltip]と[tooltip id=2]データ2[end_tooltip]みたいにした場合も楽々ですね。[r]
IDは[tooltip id="Test"]文字列[end_tooltip]でも大丈夫です。[p]
ただし、これはツールチップが呼び出された時に翻訳されているわけではなく、ID=1として変数に登録される際に翻訳されます。
「tooltip_set」タグの「desc」パラメータを翻訳で設定しているので、当然、変数への登録の際にこれが適用されますよね!
; 標準の言語に戻す
[lang_set name="default"]
例)このテキストのここが[tooltip desc="これがツールチップです"]ツールチップ[end_tooltip]の対象となります。[r]
[tooltip id=1 position="top"]データ1[end_tooltip]と[tooltip id=2]データ2[end_tooltip]みたいにした場合も楽々ですね。[r]
なので、登録後に言語を標準に戻しても、ツールチップの中身は、登録時の英語のままになってしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1720496338673-H4QAKAKdOT.png?width=1200)
ただし、「tooltip」の「desc」として、直接設定されている部分に関しては、変数への登録とは関係がないので、逐次翻訳の設定が適用されますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1720496415621-wLU2vrmyoJ.png?width=1200)
おわりに
というわけで……
ツールチッププラグインの翻訳を試してみました。
これが出来るのであれば、いつか自作ゲームもローカライズしてみたいなー
なんて思ったのですが……
あのテキスト量の翻訳を依頼したら、はたしておいくら?
と、ちょっと青ざめたので、ここで終わりにしたいと思いますw