【毎日読書感想⑰】アイデアのヒント
毎日更新を目標としていたのに、昨日子どもと一緒に寝落ちしてしまい更新が途絶えてしまいました......。
気を取り直して頑張ります。
さて、『アイデアのヒント』は、先日ご紹介した『アイデアのつくり方』と一緒に購入し、10年ほど前に読んだ本です。
アメリカの大手広告代理店で活躍する著者が、アイデアを生み出すヒントを具体的に、そしてたくさん紹介しています。
『アイデアのつくり方』の内容とリンクしており、二つ同時に読むとより理解が深まるかなと思います。
そして、何よりポジティブで読んでいて楽しくなる本です。人の心を良い方向に動かすことができるのは素敵なことだなとつくづく感じました。
アイデアだけではなく、生きる上でも役立つであろうヒントがたくさん紹介されているのですが、中でも私の心に強く残った文章をご紹介します。
わたしに初めてコピーライティングを教えてくれた上司であるバド・ボイドは、こんな標語をオフィスの壁に貼っていた。
何より肝心なのは「根気」だ。
才能じゃない――才能があって成功しない人はうようよいる。
金じゃない――金持ちに生まれて、貧しさの中で死ぬ人はたくさんいる。
天才じゃない――天才が報われないのは、ほとんど常識だ。
教育じゃない――世の中には学のある落伍者があふれている。
運じゃない――運命の気まぐれは何人もの王の命を奪ってきた。
根気と決意だけがすべての道を拓く。
「たいていの場合、人は失敗しない。挑戦をあきらめてしまうだけだ」とボイドは言っていた。
だから立ち止まってはいけない。こだわり続けよう。
ボイドの標語を書き写して、壁に貼っておこう。(P.235)
いろいろと制約がある毎日ですが、言い訳せずに、動き出す大切さを改めて実感しました。