なかむら

読んだ本で印象に残った言葉を紹介します。 毎日noteできるようがんばります!

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最近の記事

【毎日読書感想㉑】毎日読書感想の感想

今日を含めて21日、1日寝落ちしてしまいましたが、ほぼ連続で読書感想をアップしました。 読書感想といっても、印象に残った部分を引用して、ちょっと感想をまとめる程度のつたないものですが。 それでも、見ず知らずの奇特な方が読んでくださって、スキを押してくださり、大変ありがたく、励みになりました。ありがとうございました。 1年前にせっかくnoteをはじめたのですが、子育てに追われ、なかなか手つかずじまいでした。 今回重い腰をあげたのきっかけは、本棚の整理をしたかったから、も

    • 【毎日読書感想⑳】最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法

      3年ほど前に購入した本です。 コピーの書き方の本はたくさん出ており、私も数冊持っています。有名なコピーライターさんはみなさん一冊はこのテーマで本を書かれているのではないでしょうか。 同じようなテーマで、言い方は多少違っても言っていることはどの本もほぼ同じです。でも、それぞれの本が個性があって読んでいて面白い。プロのなせる業だなと思います。 まあ、何冊買って読んでも、自分でたくさん書かないとうまくならないのですが...。 さて、今回の中村禎さんの本では、具体的な広告コピ

      • 【毎日読書感想⑲】何度も読みたい広告コピー

        8年ほど前に購入した本です。 以前ご紹介した「本読む馬鹿が、私は好きよ」と同じような広告コピーを集めた本です。主に2000年~2010年代の素晴らしい広告が紹介されています。 キャッチコピーだけではなく、ボディコピーもしっかり掲載されていて、当たり前ですがどの文章もうまい、読んでいて引き付けられる魅力的な文章ばかりです。 270ページほどの結構分厚い本なのですが、8年前の私は気に入った広告に付箋を貼りまくっており、付箋の部分だけ読み返すつもりが結局全部読み直していました

        • 【毎日読書感想⑱】本読む馬鹿が、私は好きよ

          タイトルに一目ぼれして購入した本です。 広告コピーの傑作選ということで、主に80年代~90年代中盤の広告のキャッチコピーが紹介されています。 広告全体が掲載されているものもありますが、ほとんどがキャッチコピーだけが取り上げられています。言葉の力がガツンと伝わってくる一冊です。 広く浸透していたり、印象に残る広告は、その時代の空気感を吸い上げているものが多いと思います。実際には見ていない広告でも、当時の懐かしさや雰囲気を感じることができて、言葉はいろんなものを吸収する力が

        【毎日読書感想㉑】毎日読書感想の感想

          【毎日読書感想⑰】アイデアのヒント

          毎日更新を目標としていたのに、昨日子どもと一緒に寝落ちしてしまい更新が途絶えてしまいました......。 気を取り直して頑張ります。 さて、『アイデアのヒント』は、先日ご紹介した『アイデアのつくり方』と一緒に購入し、10年ほど前に読んだ本です。 アメリカの大手広告代理店で活躍する著者が、アイデアを生み出すヒントを具体的に、そしてたくさん紹介しています。 『アイデアのつくり方』の内容とリンクしており、二つ同時に読むとより理解が深まるかなと思います。 そして、何よりポジ

          【毎日読書感想⑰】アイデアのヒント

          【毎日読書感想⑯】名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方

          10年以上前に購入した本です。 コピーライターである著者の鈴木康之さんが、さまざまな広告のコピーを詳しく解説し、そこから人に伝わる文章の書き方のコツを紹介されています。 普段の生活で何気なく目にしている、耳にしている実際の広告がどのように素晴らしいのか、どのように考えられて作られているのか、作り手の視点から具体的な技術を学ぶことができる一冊だと思います。 さて、私が印象に残ったのは次の部分です。 「探せ、さらば 見つからん」 さて、話が見つかったら、これからはいよいよ

          【毎日読書感想⑯】名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方

          【毎日読書感想⑮】アイデアのつくり方

          最近は教育や哲学系の本を読むことが多かったのですが、私の本棚の中で一番多いのは広告やアイデアに関する本です。 大学のころキャッチコピーや広告に興味があり、よく読んでいました。 せっかくたくさんあるので、もう一度読み返して、今の自分に必要な言葉を整理していきたいと思います。 さて、今回の本「アイデアのつくり方」は著者のジェームス・W・ヤング氏が大学院で行った講義の内容をまとめたもので、大変小さく薄い本です。 広告業界で活躍した著者が、アイデアをつくるために必要な基本中の

          【毎日読書感想⑮】アイデアのつくり方

          【毎日読書感想⑭】わが子を「メシが食える大人」に育てる

          「花まる学習会」という学習塾を運営されている高濱正伸さんの本です。 「情熱大陸」でも密着されているそうで、有名な方のようですね。 この本では、小学校の低学年までに育てるべき基礎力(ことばの力、自分で考える力、想い浮かべる力、試そうとする力、やり抜く力)が、社会人として「メシが食える力」にどう結びついていくのかが紹介されています。 特に、やり抜く力は重要な非認知能力として、TEDのスピーチのテーマにもなっており、私も以前より注目していました。 本書の中でも、この「やり抜

          【毎日読書感想⑭】わが子を「メシが食える大人」に育てる

          【毎日読書感想⑬】賢い子は1歳までの眠りで決まる

          私には3人の子どもがいますが、1人目の子のときはとにかく寝かしつけがうまくいかず、寝かせられない、眠れないの負の連鎖から抜け出すのが大変でした。 そこで、2人目を妊娠したときに、1人目の反省をふまえ、赤ちゃんの睡眠についての本をいくつか購入し、読んでみました。 その中でもわかりやすく、参考になったのがこの本です。 この本の中では、赤ちゃんの睡眠が認知力や情緒的発達の要であるとし、赤ちゃんが自然に眠れるようになる「NAPS(昼寝)メソッド」を紹介しています。 NAPSの

          【毎日読書感想⑬】賢い子は1歳までの眠りで決まる

          【毎日読書感想⑫】92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て

          以前、Yahooの記事でこの本の著書である大川繁子さんのことを知り、ずっと気になっていた1冊です。 92歳の保育士さんが今までの経験を綴った本というだけでも、子育て中の身にとって興味がありましたが、モンテッソーリ教育とアドラー心理学の考え方を保育に取り入れていると知り、これは必ず読んだほうがいいと思い、購入しました。 本書は大川先生がお話された内容を、別の方がまとめられているので、耳元で大川先生が実際に話しかけてくださっているようなやさしい言葉で書かれています。ごくごくと

          【毎日読書感想⑫】92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て

          【毎日読書感想⑪】幸せになる勇気

          「嫌われる勇気」の続編を読んでみました。 哲人と青年が出会い、議論を交わして3年後、また人生の壁にぶち当たり悩みを抱えた青年が哲人を訪ねます。青年は自分の人生を生きるべく夢だった教師になり、アドラー心理学を実践しますが、うまくいきません。 アドラー心理学を実践しているはずなのに、うまくいかない......。アドラー心理学を捨てるために、意を決して再度哲人と対話を行います。そして、今度は「自立」や「愛」というテーマについて学んでいきます。 確かに本を1冊読んだだけで、人生

          【毎日読書感想⑪】幸せになる勇気

          【毎日読書感想⑩】嫌われる勇気

          少し前にドラマ化されるなど話題になった一冊です。 なぜこの本を購入し、読んだのか、理由やきっかけは記憶にありません。 この本は、哲学者(哲人)と青年の対話形式で物語が進んでいきます。 アドラー心理学に懐疑的な青年が感情にまかせてさまざまな問いかけ、怒りを哲人にぶつけますが、哲人が根気よく、誠実に答えることで、青年はアドラーの考え方について少しづつ学び、心もほどけていきます。 青年の心の変化とともに読者もアドラー心理学について徐々に理解を深めることができるのではないかと

          【毎日読書感想⑩】嫌われる勇気

          【毎日読書感想⑨】あなたの脳のしつけ方

          テレビにもよく出演されている脳科学者の中野信子さんの本です。 面白い方だと思い、何冊か購入してみたうちの一冊です。 本書では、脳科学の観点から、集中力や記憶力など、そして中にはモテ力まで、意識的に「脳をしつける」ことで、自分の能力をもっと引き出すためのノウハウがわかりやすく書かれています。 その中で私が印象に残ったのがレッスン8「愛情力のしつけ方」の章です。 この中で、愛情力を伸ばす重要なポイントとして、脳内ホルモンの1つであるオキシトシンが紹介されています。誰かを愛

          【毎日読書感想⑨】あなたの脳のしつけ方

          【毎日読書感想⑧】「学力」の経済学

          教育関係の本をいくつか読みましたが、一番最初に購入し読んだのがこの本です。 この本の中で、「非認知能力」など私が今までに知らなかった、子どもを育てる上で大切なキーワードを知ることができました。 この本では、本当に効果的な教育とは何かが、著者の個人的な経験ではなく、データ分析による客観的な視点で紹介されています。 私は、個人的な経験や視点によるものも大変興味深いと感じ、参考にしています。しかし、この本で紹介されているデータ分析による客観的な視点も、冷静にものごとを見る上で

          【毎日読書感想⑧】「学力」の経済学

          【毎日読書感想⑦】パンデミックの文明論

          最近購入して読んだ本です。 ヤマザキマリさんと中野信子さんによる、古代ローマから現代の新型コロナまで、東西の感染症をテーマにした対談を一冊にしたものです。 感染症を軸にさまざまな分野についても言及されています。読み物としても面白く、お二人の博識や見識の深さ、洞察力に感銘を受けました。 常に学ぶ、考える、議論する姿勢は本当に大切ですね。 さて、私が印象に残ったのは中野さんが「蘇民将来」という日本の民間伝承について説明している箇所です。 ある旅人が裕福な家に立ち寄って、

          【毎日読書感想⑦】パンデミックの文明論

          【毎日読書感想⑥】お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる

          昨日に引き続き相良敦子先生のモンテッソーリ教育についての本です。 文庫本で読みやすい本です。子どもの「敏感期」を中心に、子育てのヒントとなるモンテッソーリ教育の技術やヒントが紹介されています。 本のタイトルにもある「敏感期」については、以下のように紹介されています。 すべての生物は幼少期に、自分の将来に必要なことのために、あることへの感受性が非常に敏感になり、それを環境の中に見つけだし、強烈にかかわっていく特別の短い時期がある。そのことを獲得すると、その感受性は鈍感にな

          【毎日読書感想⑥】お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる